今月のエンタメ2本目はこれを観てきました














今月のエンタメ2本目はこれを観てきました
2017年の本屋大賞を受賞した辻村深月さんの小説の舞台化。今は活動を休止している「演劇集団キャラメルボックス」に所属している俳優さんが5名出演していることもあって観に行ってきました。
< 中学2年生の女の子が学校でイジメにあって他人が怖くなり、家から一歩も出られなくなってしまう。そんなある日、自分の部屋の大きな鏡がまばゆい光を発していることに気付き、恐る恐るその鏡に触れた瞬間、見知らぬ城がそびえる別世界に引き込まれてしまう。そこには同じ年頃の男女が6人集められていて・・・ >
といったストーリーのファンタジー作品。
ラストに一気にたくさんの伏線が回収されて行って、最後は前向きになれるHappyなエンディングになってました。主人公と同じように引きこもりになってしまった小中学生たちへのエールになるようなストーリーなので、ぜひそういう境遇の子供達に観て欲しいけど、、、引きこもりの人って演劇を観るために外出しないか。配信サービスもあるので直接観に来れない人で興味ある方はぜひ観て欲しいナ。
脚本・演出がキャラメルボックスの成井豊さんなのでキャラメルっぽい演出で懐かしい感じだったけど、お笑い要素はキャラメルボックスの舞台に比べるとかなり少なめで終始マジメな脚本。私としてはもうちょっと笑えるシーンも欲しかったかな~。・・・やっぱり私は「キャラメルボックス」の舞台を観に行きたい
主演が乃木坂46の生駒里奈ちゃんだったので、観客の中には普段の演劇作品ではあまり見かけないオタクっぽい男性もちらほらいました(笑)。
あと、今回の舞台はキャスト全員、耳から顎に掛けるタイプのクリアなマウスシールドを使用、そして舞台と客席最前列との間には透明ビニールシートが設置されてました。マウスシールドの見た目はそんなに違和感なかったけど、声がきちんと聞こえてくる役者さんもいれば、少々籠もってしまって聞こえにくい役者さんもいて、、、そこらへんは役者さん自身の発声や技量にも寄るのかな。透明ビニールシートは、私は8列目だったので全く気にならなかったけど、3列目で観ていたダンナは気になったらしいので、ビニールシート設置の作品の場合はやや後方の座席がいいのかも。
コロナ以降の新しい様式のもとでの舞台作品。これからもいろいろと試行錯誤されていくんでしょうね。『人が生きていくためにエンターテイメントは必要なのか?』という議論もあるけど、私にとっては、「ただ生きているだけなら不要かもしれないけど、より彩り豊な人生を送るためには必要」だと思っています。。。
◆観劇記録◆
サンシャイン劇場
S席 1階 8列 24番
コロナの影響で、3月~7月の観に行く予定だった公演はたぶん10件近く中止になったかも。
そして、や~~~っと本日。久しぶりのエンタメを観に行ってきました キャストやスタッフに1人でも感染者が出たら、即、公演中止
になるハズなので、劇場に着くまでは本当に上演されるかどうかドキドキでしたが、無事に幕が上がりました
韓国発、日本初演のミュージカル作品。
近未来が舞台。人間よりも人間らしい感情を持つヘルパーロボットたちの、ユーモラスで温かく切ないストーリーをポップでカワイイ音楽で紡いだミュージカルでした。終始ほんわかほのぼのしていて、癒やされて温か~い気持ちになれました
演じるのはたった3人のキャスト。
オリバー役の浦井さんは安定の歌唱力と演技力。旧型ロボットっぽいこまかい腕の動きをず~っと続けていたので筋肉痛になりそう
あと、自粛期間中にちょっと太ったかな?(
笑)
Wキャストのクレア役はしょこたん、ジェームズ&その他大勢の役(笑)はお笑いトリオ・ジャンポケの斉藤さんの組み合わせ。私はお二人とも初見。行ける日程優先で予約したので敢えて選んだ組み合わせではなかったけど(笑)、しょこたんは背が小っちゃ~い&声質がロボット向き!斉藤さんは予想以上に演技も唄もうまい&声がデカイ(笑)!といった印象。
感染予防のために休憩時間無しの2時間ぶっ通しの舞台だったので、キャスト3人はずーっと出ずっぱり。かなり体力の要る舞台かも
感染拡大防止対策としては、
事前にWebサイトから緊急連絡先の登録、入場時にはサーモグラフィー&アルコール消毒(これはもう定番よね)、今後上演予定の作品のチラシ配布無し、ロビーの売店は営業縮小、パンフレットやグッズの販売無し、もちろん座席は前後左右1席ずつ空けた半分の使用、退場時は係員の案内に従って前方から順番に、、、etc. 今、考え得る最大の対策を行っていました。もちろん関係者は全員が最大限の自己防衛しているだろうし、、、。
『満員御礼』の看板は出ていたけど、劇場の半数なので300人程度。こんな状況下での公演はきっと上演すればするほど赤字になるんじゃないかと思う。
それでも上演してくれたこと、ほんと~~にありがとう!やっぱり生の舞台はサイコ~!! カーテンコールで泣けて来ました
1日も早く、以前のように“本当の満員御礼”の舞台を観に行けるようになって欲しいね・・・
◆観劇記録◆
シアタークリエ 16列 25番
今まであまり行く機会がなかったらしくほとんど記憶に無かったけど、入口は1階で劇場は地下2階。コロナ対策のためか1階ロビーもホワイエもソファやベンチが無かった。
座席は上手後方。そんなに大きい劇場ではないので遠い感じはしなかったし、前後左右が空席なので視界は良好!でも、俳優さんの表情を見るためにはオペラグラスは必要かな~。
3月は3つもエンタメ予定が入っていたのですが、COVID-19の影響で公演中止が相次ぎ、結局無事に上演されたのはこの舞台だけでした・・・。(来月初旬観に行く予定の演劇も中止の発表有り・・・)
この舞台もなんとか6日遅れで開幕したと思ったら、今週末の外出自粛要請のために3日早く千秋楽を迎えることになり、たった8日間のみの公演となってしまいました。その8日間に観に行くことができたのはホント奇跡。エンタメもJリーグも女子会も旅行も行けないというストレスで、そろそろ頭おかしくなりそうだったのでね
(笑)
今回の舞台の開幕に際してはCOVID-19の感染予防の取り組みがかなり厳重でした 入場前に赤外線サーモグラフィーによる体表温スクリーニングを実施 → マスクの着用確認(持ってない人はハンカチ等でカバーするように指導あり) → 全員手指のアルコール消毒 → そしてや~っと入場。休憩時間の会話も極力控えるようにという場内アナウンス有り。他にも劇場内のカフェカウンターは営業中止、ブランケット貸し出し中止、看護師常駐etc. 当然だけど、今までまったく経験のないことばかりで、、、。
希望者はチケット代金払戻可能だったので辞退した人が多かったらしく、劇場内の1階席も半分程度しかお客さんが居なくて、あんなにガラガラの劇場なんていまだかつて見たことない たしかS席は完売していたはずなんだけどね。。。
濱田さんの迫力ある歌声を聴いた瞬間は涙が出そうなくらいの感動だった。私、やっぱりエンタメに飢えていたんだな~
。今まで私の日常の一部で、その有り難さとかあまり認識してなかった観劇だけど、今回「当たり前の日常」の大切さをしみじみと感じました。
余談ですが、、、
最近、6月以降の夏のエンタメチケットの抽選にどんどん当選していまして。しかも全て第一希望日で当選。千秋楽公演だったり、最前列だったりも当選しちゃって、私の人生史上初の当選の大波
がやってきてます(笑)。
ってか、たぶん、、、みんなCOVID-19の収束が読めないのでエンタメチケットも買い控えしているのではないかと・・・
私は、たとえ公演中止になったとしても今回のようなケースは確実に払い戻ししてくれるし、チケットを取らずに後悔するよりも、とりあえず取っておけっ!って考えで行こうと思います。
私にとって「今後の予定が何も無い」という日々はつらすぎるし、働く気力も無くなる・・・。このままでは免疫力も落ちるっ!
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さて!!気分を改めて。
今回初見だったこのミュージカル。まったく下調べせずに観に行ってしまいましたが、ストーリーはとても分かりやすかったし、アンドリュー・ロイド=ウェバーの曲なので安心・安定のミュージカル作品という感じ。曲を聴きながら「オペラ座の怪人」に似ているな~と思っていたけど、案の定、帰宅後に調べたら【「オペラ座の怪人」に続く愛の悲劇と銘打ったミュージカル】と言われているらしいです。納得~!!
主役の2役がWキャストだったので大好きな二人「濱田めぐみ&平方元基」の組み合わせの日をチョイスしました。濱田さんの歌唱力・存在感はやっぱり圧倒的。劇団四季時代からず~っと好きなのは変わらないデス。
平方さんがほぼ全編に渡り出ている舞台って今まであまり観た事なかったのだけど、初めて観た時(10年以上前かな?)に比べると、、、以前のようなキラキラを感じなくて、なんだか大人になっちゃったなぁ~って
。私の気持ちがちょっと冷めたのかも(←もともと飽きっぽい性格なので・笑)。
ストーリーは、まぁ~フツウに現代の世の中でも起こり得そうな出来事だけど、本格的なオーケストラの生演奏、大掛かりな舞台装置、高級クラシックカーが舞台上を走り、濱田さんの煌びやかなたくさんの衣装、そして聴きやすくて覚えやすい楽曲。私は好きなタイプのミュージカルでした。周辺の座席が空席だらけだったので、2幕開始前に見やすい通路側席に移動して快適に集中して観ることができたのはラッキーだったかも。
偶然「スペシャルカーテンコール」の公演だったので、終演後に主要キャスト6名によるグッズ抽選会がありました。観客が少なかったのでちょっと期待したけど、私はそういう運は持ってない人なのでダメでした
◆キャスト◆
ノーマ・デズモンド:濱田めぐみ、ジョー・ギリス:平方元基、マックス:山路和弘、ベティー・シェーファー:平野綾
◇観劇記録◇
東京国際フォーラム ホールC S席 13列 32番
シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の第35弾。初代芸術監督蜷川幸雄さんの跡を継いで、2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎さんが演出する3作目。
歴史劇には珍しく戦争の描写がなく、舞踊会や戴冠行列、エリザベス女王洗礼の祝賀など、ヘンリー八世時代の華やかな一面が物語に反映されている作品で、歴史劇の中では『ヘンリー四世』二部作、『リチャード三世』についで人気の高い作品ですが、上演は数少ないそうです。
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◇STORY◇
英国王ヘンリー八世の宮殿では、ウルジー枢機卿が勢力を強めている。国王の寵愛を受けながら出世のために策略をめぐらし高慢なウルジーは公爵たちの非難の的になっている。そんな中、学識高く才能をもつバッキンガム公がウルジーの陰謀によって裁判にかけられ冤罪により死刑となった。ある晩、王はウルジー邸の晩餐会で王妃に仕える女官アン・ブリンに心奪われる。王は王妃キャサリンとの結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすがキャサリンは自身の敵であるウルジーが審判する裁判への出頭を拒否、ウルジーもまた自分の得にならない離婚裁判の延期を謀るが・・・
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昨年の「ヘンリー五世」はイングランドvsフランスの戦闘シーンが多かったけど、今回はひたすら長台詞の海 あんなに「言葉だけ」で紡がれる舞台はあまり経験ない。シェイクスピア作品には多少慣れている私でも1幕では2回くらい気を失いそうになったので
、シェイクスピア作品が初めての人には理解も難しいだろうし、ずっと起きているのも難しい作品かも
でも、2幕では客席降り演出も多かったし、観客を巻き込んだシーンもあり、突然2階席に阿部寛さんが出現したりもあって、鋼太郎さんの演出とても良かったです 鋼太郎さんはいつものようなアドリブはほとんど入れずに(笑)真面目に演じていたようなので、その点はちょっと残念だったかも?
私は基本的に殺陣シーンが好きなので、今回の「ヘンリー八世」ではそれが見られなくてちょっと物足りない感じもあるけど、シェイクスピアの戯曲ってホントに奥が深いので、この作品、蜷川さんだったらどんな演出をしてくれたのかな~?と。。。
◆キャスト◆
ヘンリー八世:阿部寛、枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎、トマス・クラマー:金子大地、キャサリン:宮本裕子、バッキンガム公爵:谷田歩、ノーフォーク公爵:河内大和
阿部寛さんの舞台は以前にも観たことあるけど、今回は堂々とした「王様感」が半端なかった 昨年の「ヘンリー五世」の桃李くんの「王様」とは全く違ったタイプの王様でした。そして、阿部寛さんvs吉田鋼太郎さんのシーンはとにかく絵面が濃くて「中世英国」というよりはまるで「古代ローマ」って感じだった(笑)。
■観劇記録■
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
S席 1階H列28番
演劇向きのこじんまりした劇場なので1階席は舞台がかなり近くてオペラグラス無しでも役者さんの表情や動きがよく見えた。この劇場ではマイクを使わず「生声」で上演されるのも魅力。
井上ひさし作の戯曲で、宝井琴凌作『天保水滸伝』などの侠客談義とシェイクスピア全37作品を基に描かれる壮大な任侠劇。シェイクスピアの全作品の要素を盛り込んだ長時間の戯曲。
今作の演出は藤田俊太郎さん。だいぶ昔に蜷川さん演出で観たことあるけど、演出家が変わると作品の印象もかなり変わりますね。
蜷川演出に比べると今回は全体的に明るくいい意味で軽い感じだったので、シェイクスピアの名場面や難しい長台詞も分かりやすかったと思う。蜷川演出は演劇要素が強かったけど、今回はミュージカル要素が多め(とはいえ、ミュージカルと演劇半々くらいかな)だったし、舞台装置も豪華だったので、全体的にポップな印象。
オケピが無かったので「もしかして?」とは思っていたけど、客席降り演出ありました 通路からは遠い席でもやっぱり1階席のほうがテンション上がる
◆キャスト◆
佐渡の三世次:高橋一生、きじるしの王次:浦井健治、お光/おさち:唯月ふうか、鰤の十兵衛:辻󠄀 萬長、隊長:木場勝己
私のお目当ては浦井さん。出番はあまり多くなかったし2幕序盤で死んじゃうので
ちょっと残念だったけど、出てきた瞬間からオーラと華がありカッコ良かった~💕
高橋一生さんは今回が初見。テレビドラマでの俳優さんとしての印象しかなかったけど、発声も唄も良くて意外と舞台向きかも。
ふうかちゃんの一人二役の演じ分けと衣装早替えもお見事でした。
今回はクレジットカード会社の貸切公演だったのでカーテンコールでは高橋さん&浦井さんからの挨拶があってちょっと得した気分
最近、プレイガイドでの抽選がま~ったく当たらなくて、カード会社枠や会社の福利厚生じゃないとチケットが当選しないんだけど、今後もカード会社さんにはお世話になりそうです~
■観劇記録■
日生劇場 S席 1階L列40番
この劇場の1階席は後方席でも意外と舞台が近く感じられるのが良い 前席の人の頭がちょっと気になったので簡易座布団使用
2020年の初エンタメはミュージカル『フランケンシュタイン』。
初見の作品で、情報を何も知らないままカード会社の割引でかなり安かったのでGETしてみたのだけど、、、
直前になってあらすじやネットに書かれているレビューを読んでいるうちに「新年一発目に観る作品にしては重すぎるかも・・・」とちょっと後悔した事は否めません
友人も誘っていたのでホント申し訳ないなぁ~
と思いつつ。。。
でも、もーっと救いようのないくらい重くて暗い内容を想像していたけど、私的にはそんなに重くは感じなかった(大体のシーンが暗かったけどね・)。
確かに悲劇的なエンディングなんだけど納得できる終わり方だったし、音楽も唄もストーリーも舞台装置もオーケストラも含めて、全体的なバランスの取れた「王道ミュージカル作品」という印象。
ストーリー展開がとにかく速くて、場面切り替えも多くてついて行くのに必死だったけど、だからこそ描かれていない場面と場面の間の「空白の時間」に起こったであろう出来事を想像する余地があって、回を重ねればいろんな解釈できそう。
それに、すべての役者さんが1人2役、1幕と2幕でま~ったく違うキャラの役柄を演じていることも興味深かった。あの役とあの役が同じ役者さんが演じているという事を事前に知らなければ気付かないのでは?と思うくらい二面性があって、「役者さんってスゴイな~」と思うと同時に、1つの作品で2つの作品を観たような感じ。ちょっとお得な気分になれたミュージカル作品でした。
今回が初見の加藤和樹さん。「怪物」の演技が圧巻だった ツギハギだらけの身体なのに鳥肌が立つくらい美しく、そして悲しみと復讐心を抱える怪物。唄よりもそっちの演技のほうが衝撃だった。今まで他の作品でWキャスト出演の際に選んで来なかったことを後悔したので、今後も他の作品で見てみたいかも。
この作品、好き嫌いは両極端になりそうだけど、私は再演があればたぶん行くと思います。
■キャスト■
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック:柿澤勇人、アンリ・デュプレ/怪物:加藤和樹、ジュリア/カトリーヌ:音月 桂、ルンゲ/イゴール:鈴木壮麻、ステファン/フェルナンド:相島一之、エレン/エヴァ:露崎春女
◆観劇記録◆
日生劇場 S席 2階 A列 17番
座席指定ではなかったのでチケットを受け取ってから「2階なの~!?」とがっかりしたけど(←格安で買ったので文句言っちゃダメ!笑)最前列だったので、初見としては全体が見える席で良かったかも。オケピがあるので客席降り演出は無し。2階からだとオケピ内の様子も見えるのでブラバン出身者としてはそっちも面白かった。
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追記
今回は珍しくお友達と一緒だったので、観劇後はやっぱり美味しい物を食べながらエンタメ話やらいろいろと~
当初は旬の牡蠣を食べに行くつもりだったのだけど、そのレストランのシェフが最近変わって「今年は牡蠣をやってないという」情報を直前に得たので急遽変更。
お友達が以前からい~っつも店の前に長蛇の列が出来ていて気になっていたというレストランに行ってみたら、なんと香港で人気の「ミシュラン1つ星」を取った「添好運(ティムホーワン)」の日本初出店のレストランでした ミシュランに選ばれたレストランなんて敷居が高くて、今まで行ったことないわよ(笑)。
でも、このレストランは意外なことにお値段が庶民的で1品380~680円くらい。アルコール無しなら(笑・お酒は種類も少なくお高め設定です)、2000円台でお腹いーっぱいになれると思う。今回食べた本格的な点心料理、どれも美味しかった~💕
◇店舗情報◇
ティムホーワン日比谷店 公式サイト
かれこれ20年近く、年末は「演劇集団キャラメルボックス」の舞台に行く!って決まっていたのだけど、今年は春から劇団活動が休止中・・・。劇団所属の役者さんは現在、個人個人で舞台に出演している訳で、今回この作品を知ったのは、キャラメルボックスの岡田達也さんがゲスト出演するから。ただその理由だけで、他に何の情報も知らずにチケットを取ったのだけど、、、
元々はPCゲームで、その後アニメやミュージカル版、演劇版と色々あるらしく、どうやらこれが巷で噂の「2.5次元」って分野らしい。
『日本刀の名刀を男性に擬人化した「刀剣男士」を収集・強化し、日本の歴史上の合戦場に出没する敵を討伐していく刀剣育成シミュレーションゲーム』
<刀を擬人化>って・・・?(笑) あまりにも突拍子も無い設定で、チケットを取ってしまったものの楽しめるかどうか疑いを持ったまま行ったけど、、、
まず、すご~い人気あるのね!! 開場前にチケットを持っていない人でもグッズ購入だけが出来る時間があるとか、グッズの売り切れ続出とか、まるでジャニーズのコンサートみたい(ファン層はジャニーズより若干上だったけど・笑)。
ストーリーは、、、簡単にすると、『悪によって改変されてしまった歴史を、未来から投入された刀剣男子たちが敵と戦って正しい歴史に戻す』。今回は坂本龍馬と彼が暗殺された時に所持していた刀「陸奥守吉行」の話がメインだったので、初心者の私でも充分理解出来ました。(世界史は苦手だけど、この時代の日本史なら多少分かる!笑)
歴史上の武将や偉人たちが使っていた「名刀」なんて今までま~ったく興味が無かったけど、なかなか目の付け所が良いかも。「刀剣」がかつて自分の持ち主だった人と出会うなんて、なかなか面白い設定だと思う。そして、主役が「刀剣」なのでとにかく最初から最後まで殺陣シーンの連続しかもなかなかレベルも高かった。
最近の舞台作品で流行している「客席通路演出」も、この作品でも多かったです。たまたま今回の私の席は1階客席を左右に横切る通路に面した席だったので、目の前を刀剣男子はもちろん他の武士たちも通過したし、元々の目当てだった岡田達也さんが目の前に立ち止まってセリフを喋るというシーンも そうそう、岡田達也さんは今までキャラメルボックスの舞台でも何度も龍馬役を演じて来てるので、ホントにハマリ役で、今回また観ることができて嬉しかった~
そして、この「刀剣乱舞」シリーズがあんなに人気のある理由・・・ 刀剣男子たちがとにかくイケメン揃い(笑)
私の目に留まったのは、、、
奈良時代末期から平安時代中期に作られたとされる日本刀「小烏丸」役の玉城裕規くん
平安時代に作られたとされる日本刀「鶴丸国永」役の染谷俊之くん
二人とも今回は主役ではないのだけど、演技はもちろん、その太刀裁きが流れに乗っていてとっても素晴らしかった
タイムトラベル、幕末、坂本龍馬、ほぼ全編殺陣シーン、通路演出有り、そして極めつけがイケメン揃い(笑)。私の好きな舞台要素の全てを網羅している刀剣乱舞。これは確実に私がハマるやつ(笑)。アニメやミュージカル版はたぶん私には合わない気がするけど、今後、新作があったら舞台版には行くかも?
◆観劇記録◆
赤坂ACTシアター 1階I列9番
目の前が通路で簡易座布団無しでも前の席の人の頭が全く気にならないので集中できるし、舞台までの距離も意外と近いのでオペラグラスもほとんど必要なかった。
2006年日本初演の本格的ミュージカル。私は今回が初見。
実は、、、積極的に早々とチケットGETしてた訳ではなくて、他に目星を付けていたエンタメがかなりの激戦で先行抽選~一般発売まで玉砕してしまい、11月のエンタメ予定が無くて困っていた(←?笑)ところ、クレジットカード会社の貸切公演があることを知ったので「とりあえず行っておこう~!」といった感じ
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◆キャスト◆
クロロック伯爵:山口祐一郎、サラ:神田沙也加、アルフレート:東啓介、クコール:駒田一、アブロンシウス教授:石川禅
天下の帝国劇場だし、チケットもお高め設定だし(今回はカード会社割引だけど・笑)、かなり豪華絢爛な作品なんだろうな~と想像してましたが、舞台装飾も衣装もそれほど豪華絢爛って訳ではなく、、、
時代背景が中世ヨーロッパの貴族社会ではなく山奥の小さな田舎町なので衣装は基本モノクロで地味(笑)。だからこそ、ヴァンパイアのお城でのサラの真っ赤なドレスは際立っていた。舞台セットは豪華ではないけど大掛かり。舞台転換が何度もあって、回転したり上下したりとかなり凝ったステージになってました。あと、客席通路を使ったキャスト出入り・演出が多く、1階席だったので臨場感もありました。
内容は、笑えるやりとりのシーンもあったし、題名にもある「ダンス」のシーンは踊るのは本格的なダンサーさん達なので綺麗で見応えあり。曲は『エリザベート』や『モーツァルト!』を手がけたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)なので、これぞミュージカル!といった感じ。
クロロック伯爵役の山口さんの囁くような歌声、アブロンシウス教授役の石川さんの早口言葉のような曲、アルフレート役の東啓介くんとサラ役の神田沙也加ちゃんとの身長差(笑)、幕間の通称「クコール劇場」、カーテンコールの会場全体のダンス 等々が印象に残ってます。
ただね、ストーリーが、、、。予習してはあったけど、突然エンディングがやってきて「え?これで終わりなの??」とあっけらかん。私の理解力と想像力が足りないだけかもしれないけど。。。
最終的には教授もヴァンパイアになっちゃうの?クロロック伯爵は結局消滅していないから、このままじゃ町の人全員がヴァンパイアになっちゃうよね?最終的にサラは誰と結ばれたの? etc.疑問が残りました 個人的にはもっとスッキリできるエンディングにして欲しかったかな~
今後再演があって、キャスト組み合わせに興味があったら行くかもしれませんけどネ。
「貸切公演」って初めて行ったんだけど、本編以外が通常公演とは違うみたいですね~
幕間の「クコール劇場」自体は通常もあるみたいだけど、今回は急に客を煽り演奏が始まりカード会社のCM曲を唄ってくれたり(笑)、カーテンコールでは山口さん&沙也加ちゃんから挨拶があり、最後にはカンパニーを代表して石川さんから「アナ雪」のキャラクター・オラフのぬいぐるみが沙也加ちゃんにプレゼントされたりといった演出もあったので、貸切公演ってなかなか面白い。最近、特に話題作は一般的なプレイガイドでのチケット入手が困難になってるので、こういうカード枠って実は狙い目なのかも?今後も日程が合えば積極的に利用したい
◇観劇記録◇
帝国劇場 S席 1階 P列 41番
センターよりやや上手側の中間辺りの席。主にセンター寄りの2本の通路が演出で使用されたのでキャストが何度も脇を走り抜けた。通路側席だったらカーテンコールのダンスとかヴァンパイア達が近くてもっと楽しかったかも
以前から名前だけは知っていた「タクフェス」の舞台。今回、初めて観に行ってきました。
開演前から「ふれあい」としてグッズ購入者にはサイン&写真撮影タイムあり。
前説では子供達にお菓子の配布(↓)
公演中は客席通路使用の演出あり、ストーリー中に観客の巻き込みあり(笑)、1階前方客席には駄菓子がばらまかれ、
カーテンコールも含めて本編以外は写真撮影OK&SNS拡散許可!!(↓)
開演前から終演後まで観客を惹きつける・飽きさせないよういろんな工夫がされていました。
本編は、、、 ストーリー展開にちょっと「??」な部分はあったけど、登場人物のキャラ設定がハッキリしていてとにかく全員が濃い~~~っ!ほとんど笑いっぱなし!そして、ラストでほろっ
とするようなお話でした。
田中美佐子さんと飯豊まりえちゃんのテンポの良いやりとりも面白かったし、ダンカンさんと川村エミコさんのアドリブではとにかく大笑い 全般的にアドリブ多めで何度も本筋から脱線しかけて、演じている本人たちも素に戻ってしまい笑いをこらえるのに必死の様子でした(笑)。終わってみれば終演予定時刻を30分くらいオーバー
20代の頃からずっ~と応援して観て来た劇団「キャラメルボックス」が今春から活動休止していて、定期的に観に行ける劇団がなくてちょっと寂かったのですが、今回初めて観に行った「タクフェス」。良かったです 定期的に公演があるようなので今後もチェックして観に行くことになりそうです
◆観劇記録◆
サンシャイン劇場 S席 1階18列8番
1階席の後方だったので通路演出と駄菓子ばらまきに参加出来なかったのが残念(笑)。次回以降は先行販売をチェックして前方席で観てみたい。
モルディブ旅行の前後で演劇を2作品観て来たので、まとめて感想を・・・。
9月19日 アジアの女
大地震が起きたあとの東京の片隅で、倒壊寸前の家屋に住む精神を病んだ兄妹と、そこに突然やってきて居候を始める作家という3人を軸にした戯曲。
鋼太郎さんの演技力と存在感はやっぱりスゴイ。でも、今回は演出も兼ねていることもあるのかいつものハチャメチャなアドリブ(笑)も無かったし、最後はハッピーエンドじゃないし、ストーリーは静かに終演、、、。
「現代劇」って、やっぱり私にとっては解釈が難しい。よっぽどシェイクスピアの戯曲のほうがストーリーや主題が分かりやすいかも
。
今回初見だった石原さとみさん。予想より小さくて細くて、とってもかわいらしい感じだった。勝手にテレビドラマ向きの女優さんだと思っていたけど、マイク無しでも声が通ってたし、精神を病んでいる難しい役柄だけど魂が抜けたような表情が良かった。「意外と舞台向きの人なのかも?」と新発見でした。
◇観劇記録◇
シアターコクーン 1階 C列 19番
演劇向きサイズの劇場なので大体どの席でも見やすいとは思うけど、今回はエンタメ友達のお誘いでチケットもお願いしたら、とっても良席だったのでオペラグラス無しで役者さんたちの細かい表情や動きを見られたので良かった。やっぱりオペラグラスを通すと、その時はその一部分しか見えないから、、、。
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10月5日 舞台・仮面山荘殺人事件
東野圭吾さん原作のミステリー小説の舞台化。スピーディーな展開、まさかの犯人、切ないエンディング。あっという間の2時間強の舞台でした。伏線がたくさん張られていて、それが徐々に収束していくストーリー展開。そして、各登場人物の行動の奥にはそれぞれの想いがきちんとある。さすがの東野作品でした。原作を読んでみたいけど~・・・ ワタシ、読書は苦手で数ページで夢の中に行っちゃうのよねー(笑)。なのでたぶん読み切れない
「演劇」と言えば、、、実は諸事情あって私の大好きな劇団「キャラメルボックス」が現在活動を休止しています。今回、この作品の脚本&演出をキャラメルボックスの演出家さんがやっているという事と、キャストにも5名のキャラメルボックスの俳優さんが出演しているということで、私にとってはなんとなーく懐かしく、そして嬉しい舞台でした。劇団は休止していてもこうやって俳優さん達は個人で活動しているんだね。
ところで 劇場の座席間に幅10cmほどの肘掛けがひとつだった場合って、一体誰のものなの?今回隣のオジサンがずーっと占領していて、しかもこっちに数cm肘がはみ出て来てて、上演中すーっごく気になったんだけど
◇観劇記録◇
サンシャイン劇 1階 7列 14番
先月の埼玉公演から1ヶ月以上が経過。地方公演を経て、いよいよ東京に戻って来ました~!
埼玉の時の会場とは規模が違うって事もあるだろうけど、全体的にかなりパワーアップ 照明が一番違っていた気がするな~。あと、座席が前回とは反対側の通路沿いだったので、見ている方向も違うし、キャストがすぐ隣で演奏したりしたし。同じセットリストのはずなのにかなり違った印象でした。
毎回私にとって大きなミッションであるロビーパフォーマンス(笑)。埼玉公演の時についうっかりサンダルで行ってしまいダッシュの途中で誰かに足を踏まれて非常に痛かったので、今回は忘れずにスニーカーで行きました
。
そして、今回はこのロビーパフォーマンスがあるのを知らない人が多かったのかな?? 何も知らずにの~んびり歩いてトイレに向かう人々の間をすり抜けて行く時にちょっと「ムっ」とされたけれど
、埼玉公演の時よりも競争率が低かったおかげで、休憩時→2列目、終演後→最前列
どちらも
ど真ん中をGET
その距離1~2mほどで大満足
やっぱり最前列で見る迫力ってスゴイ~~~
最後の石川さん@blastの姿をしっかりと眼に焼き付けて、握手もしてもらいました
思い返せば、私が初めて石川さんの存在を知ったのはかれこれ10年以上前の「blast!」。外国人キャスト達の中でセンターで堂々と演奏する姿に一瞬で惹かれてしまい、その後のblastの公演は全て観に行きました。でも、今回のツアーを最後に、石川さんは後進に道を譲るためにblastを卒業する事を表明しています。
そのことを途中で思い出して、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の曲のセンターで演奏している姿を見ていて、、、思わず途中でウルっとしてしまった。。。もうあの姿を見れないのは寂しいし、悲しすぎる・・・
今回のツアー、いつの舞台でもいいので、できればDVD化して欲しいんだけどなぁ~・・・。
◇鑑賞記録◇
東急シアターオーブ S席 1階3列31番
上手側だったので石川さんのソロスネアの演奏がちょっと遠かったかな~。でも、埼玉公演の時には目の前でたっぷり見てるからまあ良しとしましょ。通路側席はダッシュするのにはやっぱり便利(笑)。今回、演奏が終わった瞬間、周囲の誰も立ち上がらなかったので一瞬躊躇してしまったのだけど、結局は走る人が少なかったのでベストポジションを確保できてラッキー