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fu-koの小窓

旅と美味しい物、エンタメとSKIと浦和Redsを愛する管理人・fu-koの記憶代わりの日常記録☆

『さにしゃんサンゴSHOW!』

2025-03-30 | Entertainment

BEGINのデビュー35周年記念コンサート

3月末の日曜日なのでスキーかサッカー観戦に行くかも?笑、と思って行く予定はなかったんだけど、一般販売が始まって少しした頃に沖縄好きの友人から連絡があって、一緒に行くことに

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BEGINにとって日本武道館でのコンサートは15年ぶり3度目。たとえ会場が大きくなっても、いつものゆるーい雰囲気でスタスタと登場して、「地元の公民館だと思って自由に気楽に楽しんでください!」とスタート。

まずは「マルシャメドレー」。「東京音頭」「炭坑節」「お祭りマンボ」、さらには「勝手にシンドバッド」「銀河鉄道999」まで!まさかサザンの曲をBEGINの歌唱で聴くことができるなんて嬉し~
「マルシャ」とはカーニバルで踊る為のブラジルの音楽で、その歴史は古くサンバのルーツとも言われているそう。BEGINが2013年に二度目のブラジル公演を行った際に現地在住の外交官からマルシャの伝承を託されたのが始まりで、マルシャと盆踊りを融合させた「盆マルシャ」を生み出したという。

有名な「恋しくて」「涙そうそう」「三線の花」「海の声」などはもちろん、新曲「太陽」と「ほなバイバイ~大阪マドロス女~」だけでなく、新アルバムに収録予定の「ただ雲になる」「なんくる君であれ」もパフォーマンスと盛りだくさん

MC中に会場の観客から「ちばりよ~!(←頑張れ!の沖縄言葉)」と何度も声が掛かったり、「歌って欲しい曲ある?」というメンバーからの問いかけにはあちこちからいろんな曲名が叫ばれてアカペラで数曲1コーラスずつ歌ってくれたり、観客がみんな立ち上がって「カチャーシー(沖縄特有の踊り)」で盛り上がったり。
アンコールの最後は「島人ぬ宝」を会場全体で大合唱し「イーヤーサーサー」の掛け声で約3時間のコンサートは締めくくられました。

BEGINのコンサートはほんとに沖縄の雰囲気そのままで楽しい 約3時間があっという間で充実感と満足感でいっぱい

帰りに、来場者全員にメンバー自身が印刷した「大入袋」に「石垣島ちんすこう」と沖縄の各離島の「黒糖」がランダムで入ったお土産付きでした

 

◆鑑賞記録◆
日本武道館
指定席 2階 南東 X列 48番
<ローチケ一般先着販売>

有名な『日本武道館』。私は大学時代に友人に誘われてサザンオールスターズのコンサートに行って以来だと思うので、たぶん〇十年ぶり(笑)。全く記憶にないのでいろいろ新鮮だった。
お堀を渡り、城門をくぐると徐々に見えて来る建物にテンションが上がる 座席は2階席の最後列だったけど、予想よりもステージは結構近くてオペラグラス無しでも充分見えるレベル。本公演中以外は撮影OKでした。

 


『昭和元禄落語心中』

2025-03-14 | Entertainment

戦前から平成に至るまでの落語界を舞台に、人々の多彩な生き様を描いた雲田はるこのマンガ「昭和元禄落語心中」のミュージカル版。
テレビドラマ版に出演した山崎育三郎さんが「日本発のオリジナルミュージカルの創作」を目指し、同じ所属事務所の明日海りおさん、古川雄大くんに声をかけたことから企画がスタート。芸に打ち込む者たちの業、絡み合う愛憎や因縁といった骨太な人間ドラマが展開する物語。

◆STORY◆
昭和初期に落語の世界に入った菊比古(のちの八雲:古川雄大)は、同期入門の天才・初太郎(のちの助六:山崎育三郎)と固い友情で結ばれる。芸者のみよ吉(明日海りお)に支えられ切磋琢磨する2人だったが、その関係性は思いもよらない道筋をたどる……。
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昭和歌謡っぽい楽曲も多く、お芝居と歌唱と半々くらいの構成。この作品の全てがオリジナルだと思うと、制作と稽古にどれだけの時間が掛かったのだろうと感心してしまう。

美しいプリンスのイメージが強い育三郎さんがボサボサ頭でボロボロの着物を着て無骨で男っぽい役を全身全霊で演じていて、落語のシーンはスピードがあってドンドン観客を攻めて来る感じ。
対して、幼馴染のライバル役の古川くんはしなやかで神経質な女性っぽい雰囲気を纏い、落語シーンはゆっくりと語り観客を引き込むような感じ。
そんな二人の間を行ったり来たりするりおさんは色気があって艶っぽく気の強い芸者さんを見事に演じていて、3人とも各役どころにピッタリ。
回想シーンを演じていた子役の子供たちもめちゃくちゃ演技が上手でした!

日本発のミュージカルを世界に広げるためにも再演を期待したいけど、この作品は今回の3人以外のキャストは考えられない気がする♪(*^^*)

◆CAST◆
助六:山崎育三郎、みよ吉:明日海りお、菊比古 (八雲):古川雄大、与太郎:黒羽麻璃央、小夏:水谷果穂、松田:金井勇太、師匠 (七代目八雲):中村梅雀

ミュージカル「昭和元禄落語心中」ゲネプロ → Oricon公式チャンネル

 

◇観劇記録◇
東急シアターオーブ
S席 1階 26列 10番
<Vpassチケット先行先着>

下手側のかなり後方席だったけど、大きな劇場ではないし後方席は傾斜がついているので、視界に前の人の頭が入り込むこともなく全体が良く見えた。
私は今まで寄席で落語を聞いたことないけどこの作品のおかげで落語に興味が湧いたので、まずは動画とかで観てみようかなー?(笑)


toHEROes ~TOBE 2nd Super Live~

2025-03-07 | Entertainment

滝沢秀明氏が立ち上げた事務所「TOBE」に所属するアーティストが総出演するコンサート。昨年に続いて今年は2回目、東京(3月)・大阪(4月)各2公演ずつの計4公演。

すでに予定が入っていたり、仕事が休めない日程だったりで「今年は行かなくてもいいか~」と思っていたんだけど、1週間前に事務所の公式リセール(急に行けなくなった人がチケットを売れるシステム)の案内が来たので1日だけ申し込んでみたら、、、

なんと当選(急に行けなくなる人が世の中にそんなにたくさんいるとは思えないんだけど) 

だがしかし、当落発表が3日前 まさか当選するとは思ってなかったから仕事の休みを貰ってなくて、急な展開にあたふた 水曜木曜と黙々と仕事を進めて無事に参戦することができました。

ただでさえ巨大な東京ドーム。リセール当選なので座席は2階スタンドの上層。遠~い昔に野球観戦でしか座ったことない座席で、コンサートでは初めての遠さだった。。。
でも、ステージほぼ真正面の席だったので予想よりも近く感じたし、肉眼でもそこそこ見えたし(約2~3cm笑)、双眼鏡があればすぐそこ
最近の大型モニターの性能はすごいから映像は鮮明だし、レーザー光線や炎の演出も含めて全体が良く見えたし、なによりペンライトの海がホントに綺麗だったので、アリーナ席とは違った楽しみがありました♪アリーナ席の端のほうだと正面ステージとかはほぼ見えないらしいので、ドームレベルの会場だとスタンド席のほうが意外と良いのかも。

オープニング、Number_iの3人が天井に浮かぶ気球から登場して会場は一気に盛り上がり、その後、所属の各アーティストが挨拶がてら2~3曲ずつ披露。その間、オープニングから1時間超えの時間が写真・動画撮影OKと今回もかなり太っ腹の事務所です(そういう訳なので上の写真は盗撮ではございません・笑)

各アーティスト毎に曲や演出のテイストが全く違うので推しグループ以外の時間も飽きることがなかったし、7人組の「CLASS SEVEN」の配信デビューのサプライズ発表もあったりと楽しい3時間でした(*^^*)

◆参戦記録◆


<TOBE公式リセール抽選>

事前顔写真登録必須のQRチケット。入場口に設置されたタブレットに「顔」と「QRチケット」を同時に映して認証、うまく認証出来ずに手こずっている人も多少いたけど、だいたいスムーズに通過できていました。


『THE BEST New HISTORY COMING』

2025-02-21 | Entertainment

CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』@帝国劇場

 

2月末を以て建て替えのため一時休館となる「現・帝国劇場」のラストを飾る絢爛豪華なコンサート。
レギュラーキャストとゲストの組み合わせで「A」~「G」の7種類のプログラムがあり(各プログラム2日間ずつ)、一番高い「プラチナ席(お土産付き)」はなんと37000円!!(驚愕私には無理!汗)。
どうしても観たいキャスト組み合わせの「D」か「F」、許容範囲のお値段の「A席」で抽選申込して無事に1公演確保できました!

帝劇でこれまでに上演された372作品のうち、ミュージカル作品は53作品。そのミュージカル作品の中から64曲を披露するコンサートで、デュエット集、メドレー集、帝劇オリジナルミュージカル集といった各テーマに沿って聞き覚えのある有名なナンバーが過去の舞台写真を映し出しながら続々と披露され、過去にその役を演じたキャストによる歌唱もあれば、意外なキャスティングで歌われる楽曲もあって懐かしかったり珍しかったり♪

客席降りも数曲あって観客とハイタッチしたりして大盛り上がり!

盆舞台、セリなど大掛かりな舞台機構を活用した演出もあり、舞台両脇から客席側に延びる花道に2ヶ所ずつある「すっぽん」という小さい一人乗りサイズのセリを初めて見ました!この「すっぽん」は帝劇では数十年ぶりの使用だそう。そんな帝劇の舞台機構の全ても見られて良かった。

25分間の休憩を挟んで3時間半
・・・のはずが、軽く15分オーバー! 芳雄さんのMCはとっても楽しかったし、各俳優さんのトークも弾んだせいかな?特にアッキー(中川さん)は芳雄さんと育三郎さんが入り込む余地がなくて引いちゃうくらい喋ってた(笑)

曲数が多いのでサビ部分だけの曲もありちょっと勿体ないし慌ただしくも感じたけど、
個人的には芳雄さんの「最後のダンス」(「エリザベート」より)、浦井君の「揺れる心」(「王家の紋章」より)、3人のモーツァルト役(芳雄さん、アッキー、いっくん)が揃った「影を逃れて」(「モーツァルト」より)、いっくんの「キッチュ」(「エリザベート」より)、花ちゃんの「夜のボート」(「エリザベート」より)、芳雄さん×一路さんの「私が踊る時」(「エリザベート」より)、屋比久ちゃんの「命をあげよう」(「ミス・サイゴン」より)が聴けて良かったし、ラストのキャスト全員による「民衆の歌」(「レ・ミゼラブル」より)には感動このラスト曲でやーっと芳雄さん、育三郎さん、浦井くん、私の推しのこの3人が舞台で揃った時には私は思わず泣きそうになりました。
たくさんの有名なミュージカルの楽曲をたくさん聴けて、一度にたくさんのミュージカル俳優さん達を観られて大満足の舞台でした!

リニューアルオープン予定は5年後
日光をたくさん取り入れられる建物になるそうでとっても楽しみ!・・・ただ、その時に私は果たして観に行ける体力があるだろうか?それが心配(^_^;)

 

◇観劇記録◇

東宝ナビザーブ会員先行抽選>

当日、開場時間の20分前に劇場に着いたのに、すでに入場待機列が皇居側にまでずらーっと並んでいてびっくり!何度も帝劇に行ってるけど開演1時間以上前に到着してこんなに列が出来ていたのは初めてかも。
そして、今回の公演は私は初めての「顔写真登録あり」のチケット。当選連絡から10日以内くらいの間に入場する人の顔写真登録が必要。当日は登録済みの人は入口に設置されたタブレットに「顔」と「スマホのチケット画面」を並べて枠に合わせて映すと認証されるシステム。エラーが出て時間かかるのでは?と思ってたけど、意外とざっくりな位置で映しても(笑)サクっと認証されたので紙チケットとそんなに大差ないスムーズさ。顔写真登録できなかった人の列は別になっていて、そちらの状況は分からないけど、あれだけタブレット認証の感度が良ければ、高額転売防止にもなるから今後はこっちが主流になっていくのかも。

座席は1階席だったけど、最後方から3列前だったのでほぼオペラグラス使用。浦井さんは下手側が多かったのでラッキー「君の瞳に恋してる」の客席降りでは10列目くらいまでの人にハイタッチや握手のファンサめっちゃしてた(笑)。1幕ラスト曲ではどんなに探しても舞台上に居なくてエーンと思ってたらどうやら2階席の客席を巡っていたらしく、これはちょっと残念だった


『KANE and ABEL』

2025-02-07 | Entertainment

1月はエンタメチケットを取ってなかったので(ホントは「レ・ミゼラブル」観たかったのだけど全滅)、この作品が2025年初のエンタメ鑑賞です

イギリスの国民的作家ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説を原作としたオリジナル・ミュージカル。「東宝」が世界初のミュージカル化に挑み世界初演として上演、音楽は数多くのミュージカルを手掛けるフランク・ワイルドホーンが務める。

20世紀初頭、ボストンの名家で生まれ銀行家の父の跡継ぎとしての人生を歩むウィリアム・ケイン(松下洸平)。同じ日にポーランドの山奥で生まれたアベル・ロスノフスキ(松下優也)は貧困と劣悪な環境で育つが、困難を乗り越えアメリカに渡りホテル王に認められホテル経営に携わるようになる。
そんな二人は別々の道を歩んでいたが、ニューヨークの大恐慌の際にケインがアベルのホテルへの融資を断った事をきっかけに対立を深めていく・・

大規模な舞台セットではないが、大きな白いブロック状の建物2つと階段4つを自由自在に組み合わせ移動しながらプロジェクションマッピングと照明で多彩な場面を演出し、明るく楽しいシーンと暗く重いシーンの楽曲のメリハリもよく、ダンスシーンの完成度も素晴らしかった。
歌唱よりも台詞のシーンが多めだったのでストーリー展開は分かりやすく、ラストの予想外のエピソードにはうるっと涙した。

初めて生で見た洸平くん、名家のお坊ちゃまだけどしっかりとした信念を持っていて、友人想いで優しい一面もある役を丁寧に演じてました。台詞シーンの滑舌がいいのはもちろんだけど、ドラマや番組MCでの発声法とは変えているようで意外とパンチのある歌声と安定感で、もっと彼のソロ曲を聴いてみたいと思いました♪
優也くんは、田舎育ちで無骨だけど友人や家族を守るために必死に生きていく役を熱演。
久しぶりに見た知念ちゃんはホントに上手。声量も変わってなくて圧巻の素晴らしい歌唱でした。
山口さんは1幕だけの出演だったけど、どんな役を演じてもやっぱり山口さんで(笑)存在感抜群。

初演って当たり外れがあるんだけど、個人的には好きなタイプのミュージカル作品だったので再演を期待したいです

貸切公演だったので終演後に長めの挨拶があって、洸平くん→優也くん→知念ちゃん→山口さん→益岡さんとお喋りしてくれたけど、この時の洸平くんはいつものイメージに戻ってて、改めて「演技中は完全に役に入っていたんだな~」と実感、優也くんはユーモア満点で会場が笑いに包まれた。すでに20公演くらいこなしてきているだけあってカンパニーの仲の良さを感じる楽しいトークでした♪

◇CAST◇
ウィリアム・ケイン:松下洸平、アベル・ロスノフスキ:松下優也、フロレンティナ:咲妃みゆ、ザフィア:知念里奈、ケイト・ブルックス:愛加あゆ、デイヴィス・リロイ:山口祐一郎

ミュージカル「ケイン&アベル」→ TohoChannel

貸切公演の特典の「出演者サイン入りプログラム」当選番号。・・・こういうのっていつか当たることあるのかな?

 

◆観劇記録◆
東急シアターオーブ
S席 1階 15列 25番
<Vpass半館貸切公演・先着販売>

1階客席のほぼ中央、市松模様の座席配置なので前席の人の頭も気にならず、周囲に気になる動きをしたり音を出したりする人もいなかったので(笑)快適に鑑賞できた。足元スペースが狭いのがこの劇場の難点
1階ホワイエは飲食NG、2階ホワイエのみOK。ソファ席は少ないので、窓際のカウンタースペースで立ったまま飲食している人が多かった。バーカウンターが2階にあることを今回初めて知りました(今までずっと1階席だったのか?笑)。


『Number_i LIVE TOUR 2024』

2024-12-24 | Entertainment

クリスマス・イヴのLIVEに見事当選しました

チケットはスマホのアプリで、座席は当日入場するその瞬間まで分からないけど・・・ 入場ゲートだけは前夜に表示されるので、前夜に「S2」という文字を見てびっくり!!このゲートからだとアリーナ席である確率が高い でも、ひとくちに「アリーナ席」といっても前方から後方まで、右端から左端まであるのであまり期待せずに。。。

いざ、入場。スマホには「A5ブロック」の表示 アリーナ席は前方からA→B→Cと決まってるので「Aブロック」は最前のエリア 

↑の赤丸のエリアの10列目
メインステージはすぐそこだしセンターステージも比較的近くて、どちらもオペラグラス無しの肉眼でしっかり見える距離だった
メインステージでの演出で雨が降れば涼しい空気が流れて来るし、炎や花火の演出では熱さも感じられ、ラストに降ってくる銀テープもいっぱいGETできた 

アンコールのラストの1曲は撮影OK(動画も可!)という太っ腹な事務所に感謝です

周囲を見上げると5階席まであったのでホントに超ラッキー 

上方の席だと↑のような感じらしいので。。。 私は今回、数年分の運を使い切ったかもしれない(笑)。

この時のLIVEは全編がAmazonPrimeで生配信されていて(私はその場にいたので観てないけど・笑)、年末年始で期間限定再配信され、その後1月19日からは再編集されての配信があるので、自分が行ったLIVEを改めて楽しめるのも嬉しい

会場の周囲ではクリスマスマーケットが開かれていて、期間限定のクリスマスツリーも飾られNumber_iの曲が流れていたりと、最高に楽しいクリスマスになりました

もともとはジャニーズ事務所のアイドルだった3人だけど、今はまったく違うアーティスト、J-POPグループ。私は今の楽曲のほうが断然好き

Number_i 公式YouTube → CLICK

◇参戦記録◇


『天保十二年のシェイクスピア』

2024-12-13 | Entertainment

井上ひさし作の戯曲で、宝井琴凌作『天保水滸伝』などの侠客談義とシェイクスピア全37作品を基に描かれる壮大な任侠劇。シェイクスピアの全作品の要素を盛り込んだ長編の戯曲を、演出家・藤田俊太郎さんが音楽劇(ミュージカル)として上演。

2020年2月、コロナウィルスのパンデミックの始まりの頃に私が観に行った回は運良く上演されたけど(→CLICK)、その後、緊急事態宣言が発令され千秋楽を迎えることなく突然終わってしまった公演。今回、満を持しての再演で演出家も出演者もほぼ同じメンバーが集結しました。

演劇版もミュージカル版も何度か観ている作品なのでストーリーはだいたい覚えているけど、相変わらずシェイクスピアの長文セリフは難解だな~と。隣りの席の2人組女子はシェイクスピアの作品を観た経験がほとんど無いらしく、終わってから「・・・ロミオとジュリエットしか分からなかった。」と話してました(笑)。

客席降り演出もあり、観客煽りもあり、最終的には悲劇なんだけど面白い作品でした

浦井さんは前回は出番が少なくて2幕冒頭で死んでしまう「きじるしの王次」という役だったけど、今回は主演「佐渡の三世次」役でほぼ出ずっぱり!言葉巧みに他人を操り死に追いやり、そのエネルギーを吸収しながら代官まで成り上がって行く極悪人。だけど最終的には「本物の愛」を知ったところで民衆に殺されてしまう。「極悪人」のはずなんだけど、pureでマジメな性格なのを知っている私の目にはずっと根はいい人として映ってしまった(←推しの力笑)。

PV【2024年公演 舞台映像Ver.】→ TohoChannel

公開ゲネプロ → エンタステージ

◆出演者◆
佐渡の三世次:浦井健治、きじるしの王次:大貫勇輔、お光/おさち:唯月ふうか、鰤の十兵衛:中村梅雀、隊長:木場勝己

休憩含めて3時間半の長編でさすがに疲れたけど、さらにアフターイベント有りの回でした(分かっていてチケット押さえたんだけどね)。

予定どおり、MCは演出家の藤田さん、ゲストは浦井さんと唯月ふうかちゃん。藤田さんが想像より若かったのでびっくり!「演出家」と聞くと蜷川さんのようなコワ~イ人を想像しちゃうけど(汗)、藤田さんはフレンドリーな方だったのでカンパニー全体が和気あいあいとお稽古から本番まで来てるんだろうな~と感じられた20分ちょっとのトークショーでした。
3人が、ストーリー進行をする「隊長」役の木場さんを尊敬&大絶賛。木場さんの1幕冒頭「前口上」のセリフは本人が考えていて毎回内容が違うとか、浦井さんが初出演した時は若かったので舞台袖で本番中にアノ人に怒られたとか、前回(’20年)の演出と比べて今回は三世次の出番が増えたので楽屋で休んでる暇がないとか、ラストの浦井さんとふうかちゃんの二人のシーンでお互いに対して演じる際の想いとか、いろいろ裏話を聞けて楽しかった。
3時間超えの舞台を終えて疲れているはずなのに、観客のために時間を取ってくれてホントありがたい

 

◇観劇記録◇
日生劇場 S席 2階 E列 24番
<ビューカード先行先着販売>

どーしても浦井さん出演のアフタートークのある回を押さえたかったので、クレジットカード会社の先行販売初日にGET。座席が選べなかったので案の定2階席で、1階席の客席降り演出があったのでホントに残念。浦井さんが上手側の舞台下に待機してる時間帯もあったので、同じ「S席」でもやっぱり前方席が良かったな~・・・。きっと各出演者のファンクラブ会員で埋まっているんだろうけど。。

帰りに日比谷ミッドタウンの脇を通ったらイルミネーションが綺麗でした そろそろクリスマスだね~

 


『アナと雪の女王』

2024-11-01 | Entertainment

10月は与論島行きがあったからエンタメ予定は入れなかったので久しぶりのエンタメです

11月は推し出演の舞台は無いけど(笑)何かないかな~?と調べていたら、劇団四季ミュージカルでポツンと1席良さそうな空席がある日があったのでポチってみた。2021年6月から上演されている作品だけど、有料会員を退会してからなかなか良い席のチケットが取れなくて3年以上経過してしまった~

・・・実は。

あんなに大ブームが起きてたのに私は映画版のアナ雪は観たことがない(笑)。さすがにあの有名な曲「Let It Go」くらいは知ってるけどね

なので、今回は普通に「初見のミュージカル作品」として観て来ました

開演前の自席からの舞台撮影OKでした

映画版を知らないので比較とかはできないけど、さすが劇団四季のミュージカル
メインキャストはもちろん、アンサンブルの方たちも含めて、唄もダンスも細かい動きひとつとっても本当に全てのレベルが高くて素晴らしいし、舞台セット、照明、演出もすごかった

特に1幕ラストの氷の宮殿のシーンが圧巻 エルサから放たれる魔法で出来上がって行く宮殿は、膨大な数のスワロフスキー、最新鋭のプロジェクションマッピング、LEDパネルの組み合わせで舞台があっという間に煌めく銀世界に変わりました。エルサの衣装早替えもほんとに魔法にかかったようだった

トナカイの「スヴェン」と雪だるまの「オラフ」のパペットの動きも精巧でかわいかった

今更ながら初めて「アナ雪ってこういうストーリーだったのね~!」と理解したので映画を見てみたい気もするけど、生の舞台の迫力を知っちゃうと物足りなく感じちゃうかな・・・

劇団四季:「アナと雪の女王」PVYouTube

 

◆観劇記録◆
JR東日本四季劇場春
S1席 1階 13列 16番

劇団四季の劇場も久しぶりだったので「四季の劇場ってこんなにこじんまりしていたっけ?(笑)」という印象。持参したオペラグラスはほぼ使用せずに済んだし、1階の最後列でも舞台上の役者さんの表情が分かりそうな劇場サイズで、改めて帝国劇場とかが巨大な劇場であることを実感・・・汗。
できれば他のミュージカルも全部これくらいの距離感で観たいな~と思ってしまうけど、常設のロングラン公演の作品だからこそこのサイズの劇場で上演できるんだよね、きっと。

来年開幕するミュージカル「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の宣伝看板。パンフレットも配布されて、めちゃくちゃ行きたーーーい 間違いなくチケット争奪戦は激しい!!再度入会するか迷う、、、


『ROCK IN JAPAN FES. 2024 サザンオールスターズ ライブ・ビューイング』

2024-09-23 | Entertainment

有名な「ロッキンジャパン」 in ひたちなか。私はフェス好きではないのでわざわざ茨城まで行こう~とは思わないけど、映画館でライブを観れるなら一度くらい行ってみてもいいかな?と思い、サザンオールスターズのファンクラブに入っているお友達にお誘いいただいたので行ってきました

第1希望の映画館にふつうに当選すると思っていたけど、なんと第3希望 現地には行けないけど生で観たいってファンが意外と多いことを知りました!! 開場時間間際にはフロアには人がいーっぱい!売店も大行列!!あんなに人がうじゃうじゃいる映画館なんて久しぶりに見た(笑)

コロナ禍中からよく聞くようになった「ライブ・ビューイング」。最近は舞台の生配信も多いけど、私は「現地」に勝るものはないと思ってるので今まであまり興味なくて。。。
でも、今回はPCやテレビ画面ではなく映画館だったので、広い空間、良い音響、そして同じアーティストを好きなファンがたくさん集まっていて、想像以上に盛り上がってちゃんと「ライブ感」あって楽しかったー

夏フェスからの引退を発表したサザンオールスターズ(←高齢者の夏の野外フェスはツライんだって~・笑)。最後(ホント?笑)ということでセトリがめちゃくちゃ神でした

有名曲のオンパレード
全部イントロが流れた瞬間に分かる曲ばかりなのが、さすがサザン アンコールに「希望の轍」と「勝手にシンドバット」を持ってきたのも良かった

ロッキンでのライブ・ビューイングを上演したのは今回のサザンが初めてだそう。真夏のフェスは最近の日本の気候ではホントに命の危険があるので、現地へは元気な若者が行って、高齢者向けに(笑)映画館ライビューの機会が増えるといいかもね


『ファンレター』

2024-09-10 | Entertainment

韓国創作ミュージカルを代表する人気作で、2016年の初演以降韓国で度々再演され、中国でも14都市で上演され話題を呼んだ作品。今回が日本版初演。

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◇STORY◇
東京に留学していた文学青年セフン(海宝直人)は、自身が日本で使っていたペンネーム「ヒカル」の名で、尊敬する小説家・ヘジン(浦井健治)に“ファンレター”を送り親交を深めていた。
セフンは東京から戻るが実家に居場所がなく京城の新聞社で手伝いを始める。作家を志す彼がそこで出会ったのは文学会「七人会」のメンバーで、そこには憧れの小説家ヘジンも居たのだ。
セフンは早速ファンレターのことを話そうとするが、ヘジンが肺結核を患っているうえ、心を通じ合わせてきたヒカルを女性だと思い夢中になっている姿を見てなかなか話すことができず、セフンはこれまでどおり手紙を書き続け完璧な「ヒカル」であろうと決心するが・・・

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出演者はたった7人だけどまさに少数精鋭で、全員が歌も演技力も抜群のキャスト。
文学を志すメンバー達の物語なので抽象的かつ抒情的で繊細なセリフを歌唱と演技とで繋いでいくが、歌唱もセリフの一部のようで、ミュージカルというよりは重厚な会話劇のような舞台だった。特に2幕はずっと壮絶なシーンが連続するので観ているこちらも苦しくなるくらい。

海宝さんはピュアで控えめなセフンを確かな歌唱で演じていて、セフンが生み出した「ヒカル」を演じた木下さんは最初ぼんやりしていた「ヒカル」のキャラクターを徐々に強くはっきりと演じ最後は恐怖すら感じるくらいだった。
いつもキラキラした王子様や堂々とした王様を演じることの多い浦井さんが今回はそのオーラを完全に消していて、ボサ髪でヨレヨレ背広を着て猫背でとぼとぼ歩く冴えないオジサンを見事に演じていたけど(ファン心理としてはちょっと複雑)、死の間際での命を削るような歌唱と演技には圧倒された。

日本統治下の1930年代朝鮮で朝鮮語文学に命を懸けるという重いテーマで終始緊迫の場面が続くので、通常のミュージカルのように各シーンの歌唱のあとに拍手が起こる事がほとんどなく、観客全員が最後まで固唾を飲んで展開を見守っている雰囲気だった。

私は今まで、中世ヨーロッパや近代アメリカを舞台にした作品を観ることが多くて、今回の作品のような日本統治下の朝鮮半島の歴史や文化も韓国ミュージカルも詳しくないので全てを理解するにはとても難しいけど、特に戦時下のような状況で不要不急の贅沢品と思われがちな文学、音楽、絵画、そしてエンターテインメントなどの「芸術」には、きっと誰かを救うこともあるという事だけは分かった気がする。

◇CAST◇
セフン:海宝直人、へジン:浦井健治、ヒカル:木下晴香

◆観劇記録◆
シアタークリエ 12列 29番
<チケットぴあ先行抽選(第4希望当選)>

小さい劇場なので今回のような演劇要素の強いミュージカルには向いているし、オケピは舞台奥の見えない場所だったので今回のようなシビアなストーリーの舞台では演技の邪魔にならなくて良かった。
座席は目の前が通路で一番上手側(右側が壁!笑)だったので、前に座席が無いから集中して観ることができたし、舞台までそれほど遠くないのでオペラグラスはほぼ不要だった。


『無伴奏ソナタ-The Musical-』

2024-08-04 | Entertainment
長年観に行っている「演劇劇団キャラメルボックス」 の名作のひとつをミュージカル化した舞台。アメリカの作家、オースン・スコット・カードの短編小説が原作となってます。
 
◆STORY◆
もしも音楽の天才が音楽を禁じられたら?
すべての人間の職業が幼児期のテストで決定される時代。 クリスチャンは生後6ヶ月のテストでリズムと音感に優れた才能を示し、2歳のテストで音楽の神童と認定された。そして、両親と別れて森の中の一軒家に移り住む。そこで自分の音楽を作り演奏すること。それが彼に与えられた仕事だった。彼は「メイカー」となったのだ、メイカーは既成の音楽を聞くことも他人と接することも禁じられていた。 ところが、彼が30歳になったある日、見知らぬ男が森の中から現れた。男はクリスチャンにレコーダーを差し出して、言った。 「これを聴いてくれ。バッハの音楽だ……」
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脚本・演出・作詞はキャラメルボックスの演出家さん。たぶん今までストレートプレイ(演劇)の脚本・演出しかしてないと思うけど大丈夫なのー?それにキャラメルボックス所属の役者さん3名も歌ってる姿は見たことないんだけど、ホントに大丈夫??とかなり不安でしたが・・・
 
セリフのシーンと歌唱のシーンが半々くらいの作品になっていたこともあるし、共演キャストとして元宝塚トップスターの霧矢大夢さん、ミュージカル界のスター藤岡正明さんや熊谷彩春さんなどミュージカル慣れしているメンバーもいたのでちゃんとした「ミュージカル作品」になってました
 
その役の心の内面の想いや葛藤はなかなかセリフだけだと表現しにくいけど、ミュージカルはそれを唄に乗せて堂々と表現できるので演劇Ver.よりもより明確にその役の想いを感じ取れる気がした。同じストーリーだけど演劇とミュージカルでは印象がだいぶ違った。
 
心配していたキャラメルボックスの役者さんは、多田さんはソロ歌唱もあったけど上手だった~。畑中さんはソロ歌唱がなかったのでレベルは不明だけど(笑)相変わらず滑舌の良い熱~い演技は良かった!樹里ちゃんのソロ歌唱はやっぱりプロのミュージカル俳優さんのレベルではないけど一人で何役も演じ分けていたのがすごい!
主演の平間さんはたぶん初見?難役だけど演技も歌唱も良かった。大東くんはさすが元ジャニーズ(今はTOBE所属)、唄もダンスもちゃんと仕上がってたし、半年以上練習したというギターも良かった
 
音楽の天才が規則を破るたびに罰を受け、それでも内側から湧き出る音楽創作の意欲に勝てずに罪を重ねてしまい、とうとう本当に音楽に携われないような身体になってしまうという悲劇。演劇Ver.の時と同じく、客席の大拍手に包まれたラストシーンは感動&涙モノでした
・・・そして、ピュアな主人公に規則を破らせる最初のきっかけを作ったあの男は一体誰だったんだろう?という疑問が残る。彼さえ現れなければ、もしかしたら主人公は隔離された生活とはいえ幸せな一生を過ごせたのではないか?その人にとっての“幸せ”って何なんだろう?と考えさせられる作品。。。
 
日程の関係でたまたま東京公演千秋楽だったので、終演後は主演の平間さんから長めの挨拶がありました。Allキャラメルボックスの役者さんだとゴチャゴチャした大笑いの挨拶になっちゃうんだけど(笑)、今回はちゃ~んと真面目な〆挨拶でした(^_-)-☆
 
無伴奏ソナタ-The Musical-【公演ダイジェスト映像】→ YouTube
 
後日談・・・観劇の感想を「X(旧Twitter)」で呟いたら、畑中さんから「いいね」されてびっくり!悪い評価を書いてなくて良かった~(笑)と安堵したと同時に、SNSってホントに誰が見てるか分からないから責任を持った文章を書かなくては、と改めて思いました
 
◇観劇記録◇
サンシャイン劇場
1階 12列 6番
<ナッポス・ニュースレター先行抽選>

『blastブラスト!』

2024-07-31 | Entertainment

2019年の「blastブラスト!」の日本公演を最後に、「来年以降の公演では後輩に場所を譲る」としてblast引退宣言をしていたパーカッショニストの石川直さん。石川さんの居ないblastなんて・・・。私はもう行くことは無いな、と思っていたのだけど、、、

2020年コロナウィルスのパンデミック。blastのキャストはほとんど外国人なので当然公演は中止に。そして数年が経過して今年久しぶりに公演が決定
前代未聞の世界的事態を乗り超えて久しぶりの日本公演ということもあってか、満を持して石川さんの出演が決定
“休憩時間と終演後に走るという前提で(笑)座席指定でチケットを確保しました

blastブラスト!2024年公式PV → YouTube

 

blastって、今まで「Ⅱ」とか「MIX」とか、コラボとして「ディズニー」とか「ワンピース」とか、いろんなVer.が上演されて来たけど、私はパーカッションメインの楽曲が多い今回上演の「オリジナルVer.」が一番好き
オープニング曲の「ボレロ」では舞台中央で堂々と演奏するスネアドラムの石川さん、客席通路までシンバル奏者が降りて来て私のすぐ横で演奏!その後もいくつかの曲で金管楽器奏者が客席に降りて来て演奏してくれたりして大盛り上がり そして1幕終盤の「バッテリーバトル」から1幕ラストまではパーカッションの見せ場今まで何度も見てるけどやっぱり大迫力で大興奮

その興奮のまま、休憩時間に入った途端に私は走ります!!(笑) 初心者が多かったのか、休憩時間にロビーで演奏があるコトを知らない人がトイレに向かっててくてく歩いている中を私は小走りで劇場のサイド扉へ。そして列の先頭に並びスタッフに案内されてロビーへ行き、予定どおり最前列真ん中でインターミッションを見ることができた(前説のスタッフのお兄ちゃんがなかなかおもしろかった!)

 

 

 

そして2幕冒頭の楽曲は石川さんが下手側の客席通路へ降りる階段の所でトライアングル演奏していて、2列目通路沿いの私と目が合って「あれ?ついさっき目の前にいたよね?」って顔をしたのはきっと私の勘違いじゃないよね!?笑
2幕では、今回の日本公演向けの楽曲・YOASOBIの「アイドル」が初披露。楽しく元気なアレンジで演奏されたけど、その代わりにめちゃくちゃカッコイイ石川さんが見られる「パイレーツ・オブ・カリビアン」がカットされてしまったのが私はとっても残念。
2幕ラストは有名なスペインのフラメンコ曲「マラゲーニャ」で盛り上がり、そしてアンコール曲を演奏しながら客席に降りて来てそのままロビーへと向かうキャストの後ろに私は小走りにくっついて行って(笑)、終演後のロビーパフォーマンスも当然のように最前列で楽しんで、終了後は全キャストとハイタッチして、最後までファンサービスをしていた石川さんが去って行くのを見送って・・・ 

気づいたらすっかり疲れ切ってました(笑)

全体的な印象としては、、、当たり前だけど世代交代&演奏・技術の進歩をとっても感じました。今まで日本人トランペッター米所さんのソロ曲が数曲あったのに今回は1曲だけで、若い女性日本人トランペッターに譲った感じ。ビジュアルアンサンブル(バトン&ダンス)の技術もかなりレベルアップしていてアクロバティックで全員ノーミスだったのは初めてかも。

休憩も終演後も含めて、めちゃくちゃ楽しめました また観たいな~。でも、石川さんがいないと私はきっと楽しみ半減なのよね。。。来年以降もまた出演してくれないかな、、、。

 

◇観劇記録◇
東急シアターオーブ
S席 1階 2列 15番
<キョードー東京チケットオンライン先行販売>

どーしても前方の通路沿いの席が欲しかったので座席指定ができる先行販売の販売開始時間にアクセスして、2列目通路から2席目を無事に確保(^^)v。申し訳ないけど休憩と終演後は隣の人をまたぐしかないか~(笑)と思っていたのだけど、上演開始されても通路側席には誰も来ず、通路を挟んだ反対側の1席も空席だったので「??」と思っていたら、、、
なんとオープニング曲でその場所にシンバル奏者がやってきて演奏を始めてびっくり!! すぐ隣でシンバルを演奏されたら素人は耳が壊れるもんねー(笑)。敢えての空席だったようです。おかげで私は通路まで出やすかったし、通路演奏時にはキャストとハイタッチもできたし、サイコーにラッキーな席でした


『モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~』

2024-06-22 | Entertainment

1920年代のパリ・モンパルナスの街角に生きる一人の画家と彼が出会った人々の物語。
ピカソと同時代に実在したイタリア生まれのユダヤ人画家・モディリアーニの生涯に着想を得て作られた新作ミュージカル。

舞台上の下手側でピアノ、バイオリン、チェロの3人の生演奏。キャストはたった8人、大きな舞台装置や煌びやかな衣装や照明もないけど、シンプルな演出が逆に当時のモンパルナスの雰囲気を想像させました。

“稀代の美男芸術家”モディリアーニと、彼の才能に惚れ込み詩人から画商へと転身し支え続けたズボロフスキー。二人を巡る友情、裏切り、愛、戦争、そして芸術にかける執念とプライドの濃い内容のストーリーはミュージカルというより彼の伝記を一気に読んだような余韻。

ミステリアスでピュア、35才と短命だったモディリアーニ役は浦井さんにピッタリ。男女問わずその才能に惚れ込んでしまうモテ男を熱演(あいかわらずカッコイイ!)。
画商役の稲葉さんは初ミュージカルということで全力投球。自分の死期を悟ったモディリアーニから「自分が死んだあと、絵の価値が充分高まった時に全て売って残された妻と子供に渡して欲しい」と言われ、「いや、君が生きているうちに高額で売ってみせる!」と熱唱するシーンには涙しました。
こんな素敵なミュージカルがたった8日間11公演だけなんてホントにもったいない!再演を期待したいです。

そして、首の長い虚ろな目をした特徴的な作品は何処かの美術館で彼の作品とは知らずに見たことがある気がするけど、彼の人生を知った今、改めて実際の作品を見てみたいと思いました。

「モンパルナスの奇跡」ダイジェスト → 【YouTube(plus a)】

◇キャスト◇
アメデオ・モディリアーニ:浦井健治、レオポルト・ズボロフスキー:稲葉友、ジャンヌ・エビュテルヌ:宮澤佐江、ルニア・チェホフスカ:秋本奈緒美

 

 

◆観劇記録◆
よみうり大手町ホール
20列 11番

こんなに都内で観劇しているのに(笑)初めての劇場でした!
2階フロアはソファーいっぱい&自販機あり、3階が入場口とグッズ売り場、そして劇場前方席の入口、4階が劇場後方席の入口。開演前の3階トイレは混雑していたけど4階はガラガラだった。座席は背もたれ高め、クッションも良かったけど、足元が狭かった。
最後列の1列前だったけどほぼセンターだったし、演劇に最適な中劇場サイズ(500席)なのでそれほど遠い感じはしなかった(推しの表情を見るにはオペラグラス必須ですケド・笑)。公演回数から考えてファンクラブ会員じゃないのに当選しただけでも幸運だったと思う


『湯を沸かすほどの熱い愛』

2024-05-26 | Entertainment

2016年に宮沢りえさん&杉咲花ちゃんの親子役で映画化されたハートウォーミングな作品の初舞台化作品を観に行ってきました
かれこれ20年以上観てきている「演劇集団キャラメルボックス」の脚本&演出家さんだし、役者さんも3名出演していたので安定安心(笑)の作品でした。

◇STORY◇
銭湯「幸の湯」を営む幸野家だったが、1年前に父・一浩が蒸発してからは銭湯は休業状態で、母・双葉はパン屋でパートをしながら高校生の娘・安澄を育てている。
ある日、双葉はパン屋で倒れ病院で検査してもらったところ、すでにガン末期で手の施しようがなく余命2ヶ月と医師から伝えられる。
一旦は絶望のどん底に突き落とされた双葉だったがある時決心する。私にはまだやらなければならない事がある。死ぬまでに必ずやり遂げてみせる!
次の日から双葉はなりふり構わず行動を開始した。。。

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舞台セットはお風呂屋さんの番台と脱衣場、釜場のみ。大きな舞台転換はなく椅子を移動することでシーンが変わっていく。

自分があと2ヶ月しか生きられないと知り、蒸発した夫を呼び戻して銭湯を再開させ、夫の浮気相手の娘も引き取り、学校で同級生からイジメられている娘に逃げずに立ち向かうよう諭し自力で解決させ、実は自分の娘ではない事を話し産みの母親に会わせるために病をおして旅に出る。

強くて熱い女性を主演の岡内さんが熱演していたし、今回が初舞台という娘役の瀧野由美子ちゃんの演技も体当たりで良かったです。
私の隣の席に座っていた腕がこっちにはみ出てくるくらい身体の大きなお兄さん(笑)も途中から涙してました

東京公演の千秋楽だったので、カーテンコールでは筒井さんのMCで全キャストから一言(ではなかったけど・笑)挨拶。ちょっとした裏話も聞けておもしろかった~

 

◆観劇記録◆
サンシャイン劇場
1階 1列 16番
<NAPPOSメルマガ会員先行抽選>

コンビニでチケットを引き取った時にはびーっくり。1列目、しかもド真ん中 舞台までほんの数m、キャストの表情を肉眼でしっかり見られるシアワセ(今回は特に推しはおりませんが)。上手側や下手側のシーンでは首を左右に振らなくてはならないのでちょっと忙しいけど、やっぱり目の前に誰の頭も無い状態で観劇できるのは素晴らしい環境
そんなにメジャーな劇団じゃないけど(←失礼!笑)、日曜日の東京千秋楽公演でこんな神席に当選するなんて、もーぅ、今年全部の運を使い切った感じです・・・


『井上芳雄 by MYSELF × Greenville Concert 2024』

2024-04-23 | Entertainment

ミュージカル界の元祖プリンスとして高い歌唱力と表現力で幅広く活躍する井上芳雄さん。彼の3年ぶりのコンサートにゲストとして浦井健治さん(←実はこちらが目当て笑)と田代万里生クンの出演が発表されたので抽選に申し込んで見事当選

過去に出演したミュージカルの曲、昨年発売されたオリジナルアルバムの曲等で構成されたコンサート。静かにじっくり聴かせるような曲が多かったので立ち上がって大盛り上がり!という感じのコンサートではなかったし、初めて発売されたという公式ペンライトはファンも初めての経験でどのタイミングでどう振ったらいいのか分からないらしくて、なんだかみんなモジモジしてた。今やペンライトはアイドルのコンサートでは必需品なんだけどね(笑)。

ミュージカル俳優が本業だけど、最近はテレビのバラエティー番組や歌番組の司会やコメンテーターも数多くやってるのでMCコーナーのトークが面白くてそして長い(笑)!!ゲストとのトークコーナーがなかなか終わらず。特に万里生くんは自前でこの日のためだけに豪華な衣装を作成してきてて、お喋り好きで有名な芳雄さんや浦井さんよりもたくさん喋ってました(笑)。そんなトーク時間が延びたおかげで2時間20分予定だった上演時間が結局3時間になってました

芳雄さんの歌声も、推しの浦井さんも堪能できた楽しいコンサートでした

 

アンコールのラスト曲のみ、最近のブームに乗って(笑)撮影&SNS拡散OKでした

 

◆鑑賞記録◆
東京ガーデンシアター
アリーナ XBブロック 7列 3番
<TBSチケット先行抽選>

だいぶ前にチケットを発券して座席位置をあまり確認もせず、当日入場して座席表と自分のチケットを見比べてびーーーっくり 

ステージの真正面、ド真ん中の最前ブロック。しかも前3列が潰してあったので実質4列目 ほぼ原寸大でアーティストを見られるなんて久しぶりの経験 たしか全席指定でアリーナ席でも4階のスタンド席でも同じ金額のはず。ファンクラブにも入ってないのにホント申し訳ないほどの神席でした

あと、映像撮影が入っていて8月にWOWOW放送決定のアナウンスが流れてたので、もしかしてワタシ映るかも~?(笑)

自宅から劇場までのアクセスはあまりよくないのが難点だけど、近隣に大型ショッピングモールもあって便利。収容人数8000人のコンサート向きの劇場なので観劇で行くチャンスはないかな。