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fu-koの小窓

旅と美味しい物、エンタメとSKIと浦和Redsを愛する管理人・fu-koの記憶代わりの日常記録☆

『CHICAGO』

2019-08-15 | Entertainment

ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」

超有名なミュージカル作品ですが、実は私は今回が初でした!しかも、アメリカのカンパニーによる全編英語のミュージカルというのも初体験(舞台両脇に字幕あり)。

最初のうちは舞台と字幕とで目が回りそうなくらい忙しかったけど、英語ヒアリングも多少は出来るので、徐々に「字幕はチラ見」→「舞台に集中」という感じでもセリフや歌詞になんとか付いていけたし、慣れて来ると自分が日本に居る事を忘れるくらいの感覚 もう少し後方の客席中央辺りだと舞台と字幕が同時に見られるのかな?でも、そこまで下がるとキャストの表情が見づらくなりそうだし、、、字幕付きの舞台って席位置が難しいね

派手な舞台セットは一切無し、衣装も黒一色。ホントに唄とダンスと演技を魅せるための作品。舞台中央から奥にジャズバンドが常設されて生演奏、指揮者も演技する(笑)という今まで観たことのない形でミュージカルの認識が変わりました。
とにかく外国人キャスト達の声量が圧倒される迫力でかなりの驚き。本場ブロードウェイのミュージカルってこんなに迫力あるものなの~!?今まで観て来た日本人のミュージカル俳優さん達ももちろん上手いのだけど、、、ちょっと何かが違う。あの迫力はやっぱり体格の差とかが現れるのかなぁ~・・・。

唯一の日本人キャストの米倉涼子さん。コロコロ変わる表情が豊かでチャーミング。そしてしなやかで繊細な動き。外人キャストに負けないよう、認めてもらえるよう、きっとかなりの努力をしたんだろな~。これまで何度も演じてきた役柄なのでだいぶ慣れた感じで、とても楽しそうに生き生きとしていて、観ているこっちも楽しくなりました

今まで、日本語字幕の舞台って見ていてきっと疲れるよな~と思って敢えて行かなかったのだけど、だいたいのストーリーを知っていればなんとかなりそうな気がするので、せめて有名作品くらいは毛嫌いせずに行ってみようかな?と思った。機会があれば、いずれは本場ブロードウェイで

 

◇観劇記録◇
東急シアターオーブ
S席 1階3列25番

一般発売後に残席チェックをしていたら、3列目センターという良席1席がぽっかり空いている日時があったので、「これはきっと神様が観に行けと言っている!(笑)」と思ってGET。オペラグラス無しでキャストの表情・細かい演技を追えるのってやっぱりいいよねぇ。


『エリザベート』

2019-08-01 | Entertainment

ミュージカル「エリザベート」。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカル。

数年前の公演の際には積極的にチケットを取らなくて観に行かなかったのだけど、今回、職場のミュージカル好きの後輩ちゃん達と話しているうちに、「やっぱり有名作品は一度行っておかなければっ!」と思い、エンタメ好きの友人Kさんをお誘いしてチケットGET大作戦開始!

だがしかし・・・ さすがの名作このキャストそして帝国劇場

いまだかつてあまり経験した事ないくらい難航しました 主要キャストがWキャストだったので、キャストの組み合わせ次第ではもっと簡単に取れる日もあったと思うけど、私的にエリザベート、トート、ルキーニ、この主要な3役はこの組み合わせしか考えられなかったので絶対に譲れなくて

6月7月公演分は先行抽選も一般発売もプレイガイドもクレジットカード会社枠もことごとく全て脱落。8月分の先行抽選で外れた時には「もうダメだ~~~」と諦めかけたけど、プレイガイドの一般発売日にたまたまほんと~に珍しく用事が無くて自宅に居たので(笑)、発売開始時間とともにPCと睨めっこして1時間半くらいかかりB席だけど無事にGETできました

発券は転売防止のため1週間前それまでは座席位置すら分からず、、、やっと1週間前に手にしたチケットは2階最後列のひとつ前でした まぁ、このキャストの組み合わせのチケットを手に入れることができただけでも良しとしましょう。。。

そんな感じで苦労して観に行った、私にとっては初見のミュージカル

ウィーン発だからなのかな?ブロードウェイ発のミュージカル作品とは全く違った感じを受けました。
舞台装置も大掛かりではなかったので帝国劇場としてはシンプルなほうだし、衣装も絢爛豪華といった感じではなく、各場面を丁寧に描いていてストーリーも分かりやすかった。エリザベートの生涯を歴史小説として読んだ感覚。エンディングがハッピーエンドではないので、終演後は「も~ぅ、感激っ!」といった感じではなくてなんだかドヨ~ンとした気分でしたが、数日経過するうちに徐々に楽曲の素晴らしさが蘇ってきて「もう一度観てみたい!」と思わせてくれる作品。

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◆キャスト◆
エリザベート:花總まり、トート:井上芳雄、ルキーニ:山崎育三郎、フランツ:田代万里生、ルドルフ:三浦涼介、ゾフィー:涼風真世

久しぶりに見たまりちゃんは見た目も声もホント美しく光り輝いていていかにも皇后様だったし、芳雄くんは死神の雰囲気が漂っていてその存在感と声量に感動、育三郎くんはテレビ出演時とかのキャラそのまんまといった感じでかなりのハマり役。

まさか帝国劇場のミュージカルであんなに客席近くまでを使った演出をするとは思ってなかったので、2階ではなくやっぱり1階席で観てみたい できれば今回の3役の組み合わせで舞台近くのS席で臨場感を味わってみたいし、他のキャストの組み合わせにも興味あるな~

是非とも早めに再演をお願いしたいきっとまたチケット争奪戦は大変だとは思うけれど・・・

・・・誰か帝国劇場のS席チケットの取り方を知っている人がいたら、ホントに教えて欲しいワ・・・

 

◇観劇記録◇
帝国劇場 B席 2階 L列 8番

2階のほぼ最奥下手寄りだったのでチケットの席位置を確認した瞬間はかなりガッカリしたけど、実際には見切れる場面はなく舞台全体を見る事ができたので、初見の作品の全体像を知るには良かったかも。ただ、役者さんの顔は私の視力では肉眼では全く判別不可能(笑)。オペラグラスが必須でした。座席の傾斜が結構あるので簡易ザブトンは不要だった。


『美しく青く』

2019-07-18 | Entertainment

今月から「夏のエンタメ強化月間」がスタートしております
今日は演劇。「美しく青く」を観劇

主要キャストは向井理くん、田中麗奈ちゃん、大倉孝二さん、平田満さん等。
現代日本の田舎の集落で起こる日常を淡々と描いていて、普通に自分の身の回りで起こりそうな出来事ひとつひとつ。

現代劇なのでテーマやエンディングがとても分かりづらいのだけど、、、
現代人はみんなそれぞれ小さな不満やストレスを抱えて生活しているけど、それでもうまく周囲と折り合い付けて生きて行くんだ、って事なのかな。

こじんまりした劇場で客席と舞台との距離も近く、1階客席通路を使った演出が多かった。あのサイズの劇場だと俳優さんたちのマイク無しの生声での演技が観られるのもうれしい。

今回、私の座席は1階のコーナー席。一度、暗転後の場面転換の時にいきなり私にスポットライトが当たってび~っくり。そしたら、私のすぐ後ろでいきなり向井くんがしゃべり出した ・・・あ、私じゃなくて向井くんへのスポットライトだったのね、と納得(笑) 触れそうな(笑)距離で見る向井くんは背が高くて顔が小さくてやっぱりイケメン。今までも何度か生で見たことあるけどあの距離は初めて。これだから客席通路を使った演出は大歓迎&大好き

この時以外にも、私のすぐ左側と後方を俳優さんたちが何度も走って歩いて、セリフを喋ってくれて、とても臨場感ありました。映像記録用のカメラが入っていた回だったので、もしもWOWOW放送とかDVD化があるなら、確実に私、映ってると思います


◇観劇記録◇
シアターコクーン
S席 1階H列1番


『blast -the music of Disney-』@埼玉公演

2019-07-15 | Entertainment

私が一番好きなエンターテインメント「blast」。昨年は「ワンピース」とのコラボだったけど、今年は「ディズニー」とのコラボとして戻って来ました。

一昨年とは曲目も変更あったり、同じ曲でもアレンジに変化があったりして、相変わらず楽しくて賑やかで見応えある舞台になってました。
今回のツアーでスネアドラマーの石川直さんがblast卒業を表明しているからかもしれないけど、前回より出番が多めだったのがファンとしては嬉しかった💕 やっぱり石川さんソロのスネアドラムのパフォーマンスには惚れ惚れ~です

全国ツアーもまだ始まったばかり。今後各地を巡って、来月の東京公演で戻ってくる時にはも~っと洗練されて、アレンジも加わって、パワーアップした演奏になっているといいな

さてさて。

私にとってのメインイベント?(笑)。キャストの演奏を間近で見られる休憩時と終演後のロビーパフォーマンス。

座席位置は下手側前方。前回の記憶では下手前方ドアは閉鎖されていたので、念のため、座席に着く前にドアの所にいたスタッフに「休憩の時って、このドア閉鎖されます?」と聞いてみた(笑)。今回も下手側ドアは閉鎖。ってことは上手側まで走るしかない!

1幕の曲終わりでダッシュしたけれど、上手側ドアまでは結構遠くて、また、前回に比べると休憩時にロビーで何かあると知っている人も増えたらしく人が多くて、、、結局5列目

しかも目の前の女子が正座していたので(←スタッフが「お尻をついて座ってくださ~い!」って言ってたのに)視界の邪魔!!みんなスマホを持ち上げるのでその隙間からかろうじて見える程度で、、、過去最低の場所だった

もしも、このままだったらめ~っちゃ心残りだったと思うけど、
終演後は上手側ドアは閉鎖、下手側ドアが解放されたので私の座席から近かったこともありダッシュして最前列をGET 真ん中に柱があって左右にキャストが分かれてしまったのだけど、偶然にも私が場所確保した左側に石川さんが来てくれて目の前で演奏

やっぱり目の前に誰も居ないのってサイコー 終演後はこの演奏のあとキャスト全員とハイタッチが出来るので最前列万歳(今回はハイタッチや写真撮影はOKだけど、サインはNG)

余談ですが・・・ 当日夜お風呂に入ったら左足の甲が痛くて、よく見たら擦り傷が出来ていた。ダッシュした際に誰かに踏まれたものと思われます。
また、翌日夕方仕事中になんだかやたら全身が痛くなってきて、、、体調悪い?と思ったけど、よく考えてみたら、普段ダッシュなんかしないのに2回もダッシュしたからではないかと・・・ 

「blast」は体力が必要(笑)。来月の東京公演に行く前には少しトレーニングするか


◇観劇記録◇
大宮ソニックシティ 大ホール
S席 1階 7列 22番


『PIPPIN ピピン』

2019-06-12 | Entertainment

ブロードウェイミュージカル「PIPPIN(ピピン)」、日本語版初演を観に行って来ました

実は~、、、最初から行く気満々で早々とチケットを取った訳ではなくて
6月のエンタメ予定が空白だったので「何かやってないかな~?」と行けそうな日にちで空席のあるエンタメを探していたところ、たまたまTV番組でこのミュージカルの紹介&数曲が披露されているのを見て「これはたぶん私の好きなタイプのミュージカルかも!?」と急遽チケットをgetしたのです。

私の好きな中世ヨーロッパが舞台。

オープニング曲からかなりノリの良い曲で自然と手拍子が起こって、1曲目からスタンディングが起きそうな盛り上がり。最初から会場全体があんな雰囲気になるなんて、コンサート以外の舞台作品ではあまり経験が無いかも。

基本はもちろんミュージカルなんだけど、演劇要素がやや多め。他にも、サーカス、マジック、アクロバット、衣装早替え、立ち昇る本物の炎等、舞台上でいろーんな事が起こって頭の中がてんやわんや(笑)。サーカスは外人キャストが主体でかなり本格的だった。

客席通路&観客巻き込み型の演出もあり(←私の大好物・笑)、城田くんは服を脱がされたり命綱なしでポールを昇ったり、中尾ミエさんも空中アクロバット(←コレも命綱なし!)をやったり、笑いも多くてとにかく終始賑やか ストーリーも分かりやすかった。

重厚な本格的ミュージカルといった感じではないので好みが分かれそうな作品だとは思うけど1つの作品で何種類ものエンタメを楽しめるような私好みの作品だったので、再演があったらまた観に行きたいです

◆キャスト◆
ピピン:城田優、リーディングプレーヤー:クリスタル・ケイ、チャールズ:今井清隆、バーサ:中尾ミエ

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以下、ちょこっとネタバレ。。。

主演の城田くん、客席通路を走ること数回&通路でセリフを喋る場面もあり 休憩時間明けには下手側2階バルコニー席に城田くん登場!(←かなり近かった!!) その他のキャストも会場内に出てきて大盛り上がり トイレに長々と行っていたらもったいない(笑)。カーテンコールは3~4回、最後の2回は城田くんから挨拶がありました。

城田くんの舞台を見るのは数回目だけど、長身とあのルックスはこの作品の「王子様」という役にぴったり。私の座席が1階下手側で通路で喋る場面がかなり近くだったのだけど、至近距離で見るイケメンはやっぱりカッコイイよね~(笑)。

 

◇観劇記録◇
東急シアターオーブ
S席 1階11列8番

11列目なので遠いかな~と思ってオペラグラスを持参していたけど全く必要ないくらい舞台が近く感じられた。10列目くらいまではフラットフロアだけど、そこから後方は若干傾斜があるからかな? 奥行きのある劇場なので、2階席ならバルコニー席のほうが舞台に近い。


『ナツヤスミ語辞典』

2019-05-25 | Entertainment

演劇集団キャラメルボックスのシークレット公演。定期公演以外を観に行くのは久しぶりかも?

平日公演に予定が合わなかったので土曜日にしたら座席がかなり後方になっちゃったのがちょっと残念だったかな。。。

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◇STORY◇
小学校の産休代用教師だったクサナギのもとに,カブト、ヤンマ、アゲハ、3人の教え子たちから手紙が届く。
そこに書かれていたのは、3人が夏休みの中学校で体験した不思議な出来事について書かれていた・・・。

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初演は1989年。今回の公演に至った経緯として、劇団史上初の試みとして劇団員全員に「今、一番再演したい作品は何か?」とアンケートを取ったところ、この『ナツヤスミ語辞典』がブッチギリで一位となったそうです。

再演が初めてって訳ではないし、私の「キャラメル歴」もかれこれ20年以上になるので(笑)、たぶん過去に一度くらいは観たことあるんだろうとは思うけど、、、ストーリーまったく覚えてなかった

通常の公演に比べると登場人物がかなり多いし、中学生役として若手多めの起用だったので、顔の識別が付かず最初ちょっと混乱した。若手たちはかなりテンション高めでハジけていて(特に、大滝さんと島野くん・笑)、ところどころで登場する古株の大人の役者さんたちが若手を見守るように安定した演技をしてくれて絶妙なバランスでストーリーが進んで行った。

いかにもこの劇団らしい、スピード感があって笑い多め、そして最後にホロっとさせてくれるハートウォーミングな舞台でした

・・・でもやっぱり私は、昔よく演じられていた時代劇モノやタイムスリップ系を久しぶりに観たいんだよなぁ~・・・。

 

◆観劇記録◆
俳優座劇場 12列 17番

私は初めて行く劇場。六本木ド真ん中に劇場があるなんてびっくり。駅を出てすぐなのでロケーションは抜群。ロビーは狭くてソファもほとんど無く、女子トイレも混雑していた。
劇場内もこじんまりしていて座席数は300席ほど。でも、あれくらいのサイズのほうが後方まで生声がきちんと届くので演劇を見るにはいいかも。座席のクッション性はイマイチなので簡易座布団が役に立った。


『Funcussion 28th』

2019-04-30 | Entertainment

平成最後の日 ・・・私はやっぱりエンタメでした(笑)。

打楽器エンターテイメントグループ 「ファンカッション」28th公演

創立15周年らしいけど、、、
実は、私の好きなスネアドラマー:石川直さんがゲスト出演するとのことで、今回初めてその存在を知った次第です。 当初は全く行くつもりはなかったのだけど、ふとチケットの残席チェックをしていたら「2列目ド真ん中」がポツンと1席空いていて、もったいないから即GETです(笑)。

比較的小さな劇場、他のエンタメに比べるとかな~り激安なチケット(笑)。「一体どんなグループなの?」と思っていたけど、私が年始に観に行ったジャニーズの舞台でも楽器提供&指導をしたり、TV番組とかにもたまに出ているグループらしいです。知らなかった~~~!

休憩挟んで140分。ホントに「打楽器のみ」のエンターテイメント。管楽器が無いので「blast!」とかに比べると迫力は若干落ちるけど、いろんな打楽器を使ったパフォーマンスがどんどんと繰り広げられるのでパーカッション経験者にはたまりません💕
大小のドラム、鉄琴木琴マリンバはもちろん、アフリカやブラジルの珍しい楽器、バケツやフライパン&鍋まで登場。
客席通路も多用、観客の手拍子を強要したり(笑)、観客を一人選んで舞台にあげて演奏させたり、色々あってなかなか面白い公演でした。

15周年スペシャルゲストとして出演した石川さん。・・・まぁ、当然といえば当然なのですが、出番はそれほど多くはなく
第2幕開始直後の「ドラムラインバトル」の途中から乱入するという流れで、そのままトーク&スペシャルパフォーマンス。最後のアンコールではセンターで演奏してました。2列目ド真ん中、目の前で見る石川さんのプレーはやっぱり迫力あってカッコイイ~

個人的には、石川さんの跡継ぎになるようなプレイヤーが見つかるかな~?という期待もしてたのですが、、、初めて石川さんを見た時ほどの衝撃を受けるような人は見つかりませんでした。なんだろ、、、圧倒的なテクニックと存在感。オーラがあるってああいう事を言うのかも。。。

終演後、出演したメンバー全員がロビーでお見送りしてました!!たぶんこのグループの公演では定番なんでしょうけど、写真もプレゼントお渡しもご自由にどうぞ~という状態で、ロープが張られてる訳ではないので、も~ぅロビー内が人がいっぱいでぐちゃぐちゃ(笑)。でも、お気に入りのメンバーがいれば楽しそう。
ゲストの石川さんは見当たらなかったので私はさっさと帰りましたケドね

もっと有名になって、もっと大きな劇場で見てみたい。今後もチェックしていこうと思います。

★「Funcussion」公式サイト → CLICK

◇鑑賞記録◇
練馬文化センター小ホール (ソワレ)
B列17番

所詮「文化センターの小ホール」だから~とあまり期待していなかったけど、とても綺麗な建物でホワイエの座席数&女性用トイレも多め。客席のクッションもそこそこ良かったです。前席の人の頭が気になったので持参した簡易座布団は使用、2列目なのでさすがにオペラグラスは全く不要でした。駅の目の前というロケーションも良かった。


『笑う男』

2019-04-24 | Entertainment

昨年夏に世界初演、今回が日本初演となるミュージカル「笑う男」を観に行って来ました🎵

初演作品って当たり外れがあるので、通常私は情報収集して再演から行くタイプなんだけど、今回は主演が浦井さんってことなのでとりあえず行ってみた(←キャスト第一優先主義なので・笑)。

原作となる小説「The Man Who Laughs」は、あの有名な「レ・ミゼラブル」の著者ヴィクトル・ユゴーの小説。この原作を、脚本:ロバート・ヨハンソン、音楽:フランク・ワイルドホーン、歌詞:ジャック・マーフィら豪華制作陣が至高のミュージカルに仕上げた作品。

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◆STORY◆

『金持ちの楽園は、貧乏人の地獄によって造られる』

1689年の冬のイングランド。見世物として口を裂かれた醜悪な笑みを貼り付けられた少年グウィンプレンは、一人雪の中を彷徨う。その道中、凍え死んだ母親が抱える赤ん坊、のちのデアを見つけ、偶然辿り着いた興行師ウルシュスと生活を共にすることとなる。
青年となったグウィンプレンはその奇怪な見た目で“笑う男”として話題を呼び、盲目のデアと共に自らの生い立ちを演じる興行で人気を博し、いつしか互いに愛し合う関係となっていた。
そこへ、彼らの興行に興味を持った公爵のジョシアナとその婚約者が来訪し、醜くも魅惑的な姿に心を惹かれたジョシアナはグウィンプレンを誘惑する。突然の愛の言葉に動揺するグウィンプレンがウルシュスの元に戻ると突然牢獄へと連行され、そこで衝撃の事実を明かされたのだった---。

グウィンプレン:浦井健治 デア:衛藤美彩 ジョシアナ公爵:朝夏まなと ウルシュス:山口祐一郎

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中世ヨーロッパが舞台なので舞台装飾も衣装も煌びやかで豪華。この私でも分かりやすい(笑)ストーリーでした。部分的にちょっと「??」なセリフもあってモヤ~とするシーンもあるんだけど、私的には全体的なストーリーと音楽がホントに合っていて良かったデス

そして、悲しいラストシーンには泣けました~💧。ハッピーエンドにして欲しかった

お目当ての浦井さん。歌唱力と演技力は相変わらず素晴らしく、1幕と2幕が全く違う衣装だったのだけど、やっぱりキラッキラの王子様衣装が良く似合う。真っ白な生地に豪華な刺繍が施されたロングコートを翻しての殺陣シーンはキレも良く惚れ惚れ~
山口祐一郎さんは安定の歌唱力。今まで重い役柄しか見たことなかったのだけど、今作ではちょっとだけコミカルな演技もあって意外な一面を見た感じ。

あ~、事前にこんなに私好みの作品だと知っていたら、せめてあと1回は観たかったかも~~もう東京公演は終わってしまうのが残念 ぜひとも再演希望 もう一度観に行きたい作品です


◇観劇記録◇
日生劇場 (マチネ) 
S席 GC階 B列 33番

初めての中2階席。そんなに大きな劇場ではないので舞台は比較的近くに感じられた。センター席だった事もあり舞台全体を真正面から見られて良かった。サイド席だとちょっと印象違ったかも。傾斜もあるので前列の人の頭は気にならなかったのだけど、隣の席の人が1幕2幕とも途中退席したので、一瞬だけど2回も舞台から注意が逸れてしまったのが悔し~い!!


『スロウハイツの神様』

2019-03-28 | Entertainment

キャラメルボックス2019スプリングツアーの作品は、2017年夏に初演された作品の再演。(2017年観劇時の感想はこちら→CLICK

この劇団がこんなに短いスパンで再演をするのは珍しいので、初演がかなり好評だったことが分かる。初演の主要キャストが再登板してくれたので、忘れっぽいこの私でも(笑)ストーリーを思い出すのが早かったデス

今回は本編の開演前に、ストーリーに関係がある5分程度の「ショートストーリー」が上演されるという新たな試みがありました。

この日はスロウハイツの住人の二人「壮太」と「正義」の出会いの頃のストーリー。本編に繋がる話なので、よりそれぞれの人物像が分かりやすくなったかも。
しばらく続いていたカテコでの写真撮影OKも良かったけど、こういった試みもいいかも?キャストは余分にセリフを覚えなくちゃならないから大変かもしれないけどネ(笑)。

小説上下巻2冊分をぎゅ~っと2時間に縮めたストーリー。途中から劇場内あちこちですすり泣きの音が聞こえていたけど、、、 初演の時もそうだったけど、どうもこの作品は私の涙腺センサーには触れないみたいです

もちろんいつものこの劇団らしい「人が人を想う気持ち」にあふれたステキな作品ではありました

私もダンナも原作の小説が気になったので、市の図書館にあるかな?と調べたら貸し出し中だったので、ただいま予約中。
長いこと小説なんて読んでないんだけど、、、 最後まで読み切れるかしら?(笑)

 

◇観劇記録◇
サンシャイン劇場
1階 4列 19番


『ヘンリー五世』(2回目)

2019-02-20 | Entertainment

#大変申し訳ございませんが、日にちを遡って時系列に記載しているので、「1回目」の感想は下のほう「2月13日」に記載しております

先週の1回目は友人を誘った事もあり絶対に外せないので、会員先行抽選に応募して見事当選したけれど、座席は選べませんでした

私の習性として(笑)、シェイクスピア × 松坂桃李主演 = 1回では気が済まない予感。。。
今までの桃李くんの舞台はいつも1公演分しかチケット取ってなくて毎回後悔している気が・・・ でも、あまり悪い席では見たくないなぁーと思っているうちに一般販売が開始。

たまたまチケットの残席チェックをしていたら、、、 なんと前方席が空いている日がある~~~っ 慌ててポチってしまった(笑)。

ということで、1つの舞台作品をこんなに短いスパンで観に行ったことは今まで無いので(1ヶ月くらいあけてというのはある・笑)、ある意味初めての経験。よく「舞台は生き物」と言われるけど、1週間空けて2回目を観に行って、まさにそれを実感しました

1回目を観てから1週間。
この日は「映像収録」が入っていたので、役者さん達もきっと気合いが入っていたはず!
私自身も買って来たパンフレットで復習して各登場人物の名前や時代背景、中世イギリスの系譜等をかなり勉強したので、前回よりもセリフもすんなり入ってきたし、ストーリーの理解もばっちり!
また、
この1週間でカンパニーも更に洗練されて、動きもセリフも殺陣もキレッキレ きっと毎公演終了するたびにミーティングや微調整を重ねて、舞台って毎回進化して行くものなんだと思う。
役者さんたちも完全にその場面に溶け込んでいて、前回は無かったようなアドリブ、周囲の人の動きにも笑える小ネタがあったりして、見ていてさらに面白い舞台になっていた。

座席は「B列」だったけど私の前には座席が設置されてなかったので、かなり下手寄りとはいえ実質最前列 オケピが無いので私と舞台との距離はほんの1~2m 私と役者さんたちとの間に何も遮る物が無いから、まるで自分も舞台にいるような感覚。元々劇場も小さめだし、通路を使った演出で充分臨場感はあったのだけど、特に戦闘シーンなんかは刀が飛んできそうなくらいの距離だったのでイギリスvsフランスの大きな戦争に巻き込まれるかと思うくらいの大迫力だった。舞台上で使われた小道具のネギの破片が私の足下に転がって来る場面もあったし(笑)、フランス軍が舞台上に現れるとなぜか香水の良い香りがしてきたりと(演出のひとつかな?)、とにかく前回よりも更に臨場感抜群で、まさに神席でした

また、オペラグラス無しで桃李くんの瞳の輝き、表情、汗、涙etc.が見えるくらい近くて、渾身の迫真の演技に引き込まれた。だいぶ前から彼の舞台は見てきてるけど、あんなにいろんな表情、表現が出来るなんて、素晴らしい俳優さんになったわ~。
プロポーズシーンでは、キャサリン姫の立ち位置がちょうど私の目の前。しかもちょっと左寄りに立ってくれたので、片膝を付きプロポーズしている桃李くんは私の視線の真っ直ぐ先 まるで自分がプロポーズされているかのような錯覚(笑)。

最前列って今までほとんど経験ないし、劇場サイズにもよるだろうけど、自分の目の前に誰もいないって凄い!舞台がすごく身近に感じられるし、感動の度合いが半端なかった 戦闘シーンでは手に汗握り、肩に力が入り前のめりになり、国王陛下の独白シーンでは王としての葛藤や苦悩に一緒に涙し、勝利の報告で歓喜、プロポーズシーンではきゅんきゅん とにかく喜怒哀楽が忙しかった~~~

前回のカテコはたった2回でガッカリしていたけど、今回は夜公演だったこともあり4回
拍手喝采のAllスタンディングオベーション。
ラストは桃李くん一人だけが下手側から出てきて下手側に捌ける。つまり私の目の前から出入りしてくれて、、、

役から離れた桃李くんはすっかり普段の謙虚な様子に戻って、手が床に付くくらいの丁寧なお辞儀。その挨拶を見て私もやっと現実に戻って、なんだかじーーーんと来て。
カテコで涙が出た作品は初めてかも。私の観劇史上、1~2位を争うくらいの最高傑作でした
これからも年に一度くらいは桃李くんには舞台作品に出て欲しいとは思うけれど、、、以前に比べてファンもかなり増えてしまったので、今回のような距離で彼を見ることはもう一生無いだろうなぁ~・・・


◇観劇記録◇
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
S席 1F B列6番


『ヘンリー五世』

2019-02-13 | Entertainment

2019年の年明けからほぼ毎週続いていた“エンタメ強化月間”も、この作品で一段落です

松坂桃李くん主演、吉田鋼太郎さん演出
彩の国シェイクスピア・シリーズ第34段「ヘンリー五世」

◇STORY◇
父ヘンリー四世の死とともにハル王子は新王となり、放蕩の限りを尽くした若い時代とはうって変わり才知溢れ尊敬を集めるヘンリー五世に成長した。フランス皇太子からの挑発を受けた新王は、ついにフランスへの遠征を決意する。勇猛果敢な新王のもと、意気揚々と進軍するイングランド軍。敵を迎え撃ち壊滅させようと、うずうずしているフランス軍。巻き込まれていく市民たち。"名誉“の名のもと、戦いは悲惨なものとなっていく。圧倒的な兵力で押し寄せるフランス軍に対し、瀕死の状態のイングランド軍。名君ヘンリー五世はこの窮地に何を考えるのか。どう立ち向かうのか。この大戦争は人々に何をもたらすのか――

_______________

シェイクスピアの戯曲ってとっても詩的で難解で長文のセリフが多いので、ただセリフを覚えて喋っているだけでは観客には全く伝わらない。きっと役者さんたちはみんな自分なりの方法で頭・身体・心の全てで理解して、そして感情を込めて演技に持って行っている。ホントにシェイクスピア俳優さんたちって凄い と改めて感じた。

まずは演出について・・・
蜷川さん演出の時からなんだけど、このシリーズは1階客席通路を使った演出が多いのが特徴。今作ももちろん通路を役者さんたちがとにかく走る走る~~~っ!!座席が通路側だったので、役者さんたちが通り過ぎるたびにその勢いと風を感じられて臨場感抜群。まるで自分が本当に中世のイギリス・フランスに居るかのようにストーリーに入り込めました。最近では珍しいマイクを使わない「生の声」、そして中2階にあるバルコニーでの生演奏がさらに臨場感を増していたかも。
舞台装置はシンプルだけど、照明がホントに良い仕事をしてました照明だけであんなにいろんな場面を造り出せるのね~。
イギリスvsフランスの戦闘シーンが多めだったので、殺陣シーン好きな私としてはかなり満足。重量のあるジュラルミン製の刀を使っているそうで、刀同士がぶつかる音がとてもリアル!あの重い刀を振り回すのに役者さんたちはかなり体力を消耗しそうだった 特に桃李くんは左利きなのに、敢えて利き手ではない右手で刀を振り回していてそうとう鍛錬が必要だったのでは?と思った。

ただ・・・ 観劇した方の感想を読んでいると純粋な「シェイクスピア作品」が好きな人にとってはカットされた部分が多くてちょっと残念という感想が多い
私も、蜷川さんだったらもうちょっと重厚感のある感じの演出になっていたかな?と思う。鋼太郎さん演出は
大衆演劇を意識した「カジュアルver.のシェイクスピア」という感じ。でも、そのおかげでシェイクスピア初心者の人でもすんなり理解出来たと思うので、シェイクスピア作品に興味を持つ良いきっかけになると思う

続いて俳優さんたちについて・・・
まず、生の桃李くんは相変わらずカッコ良かった~「ヘンリー四世」出演から6年。いろんな経験をして役者さんとして成長しているのをとても感じた。1幕は王様としての凛々しさと気高さや残酷さ。2幕あたまでは王であること対する葛藤や苦悩を全身全霊を込めて演じていて、2幕後半では戦闘から解放された清々しさや仲間との絆、プロポーズのシーンでは一人の青年としての素直さや可愛さやチャーミングな所をコミカルに演じていて、そのギャップに桃李ファンはやられました 黒いマントを翻す姿が凛々し過ぎ😍 私のすぐ横の通路を走って行った時には心拍数が上がりました!過去最高に近づいた瞬間💕
桃李くん演じる王様をメインとした演出は、桃李ファンとしては大満足。鋼太郎さん、ありがとう!(笑)

フランス皇太子役の淳平くん。バラエティー番組などで見る柔らかい感じとは全く違って、声量が結構すごい。ドスの利いたセリフ回しでびっくり。気の強い負けず嫌いな高貴な皇太子を好演してました。彼の舞台も今まで何度も見ているけど、すっかり舞台俳優さんになったなぁ~と。

鋼太郎さんは、原作にもきちんと存在している「コーラス(説明役)」という役で、実際のストーリーではなく各幕始めに背景等の説明をする役。シェイクスピアを知り尽くした鋼太郎さんじゃないと出来ない重要な役だとは思うけど、私はストーリー中でアドリブを連発する鋼太郎さん(笑)が見たかったかな~

↑ホール入口に飾られていたお花、数がすごかった~~~っ!!この写真だけでも半分以下かな?劇場の外までお花の香りがしてました。

↑ SNS等でのウワサで中味の充実度と桃李くんの写真が素晴らしいと評判だったので、普段観劇してもパンフレットなんて絶対に買わないのに、今回は迷わずお買い上げ(笑)。


最後に今回残念だった点 → せっかくの通路側席。役者さんたちが何度も通ったけど、桃李くんも淳平くんも1回しか通らなかった。下手側の通路は桃李くん2回走っていたのに・・・
カーテンコールは3~4回あるというウワサだったのにこの時(昼公演)は2回のみ。この日は昼夜2部公演だった事もあったのかもしれないけど

あと同日夜の公演には小栗旬夫妻と岡田将生くんが観劇に来ていたらしい・・・。


◇観劇記録◇
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
S席 1F I列21番

上手ゾーン中腹の通路側席。舞台までやや遠い(他の劇場に比べれば充分近いけれど)ので、役者さんたちの細かい表情はオペラグラスが無いと見づらいけど、舞台の奥行きやセット、照明などの全体は良く見えるので、作品全体を感じるには良かった。

・・・ただ。今回は観劇初心者が多かったようで、上演中に友達と喋る人が近くに居たので気が散ったし、上手側前方席に奇声を発したり意味不明な唄を歌うオバチャンがいて(何かしらの障がいを持ってる方だったかもしれないけど)、役者さんたちも気になったのではないかと(←さすがに2幕の途中でスタッフに外に連れ出されたらしい)


『ラブ・ネバー・ダイ』

2019-02-04 | Entertainment

今月もエンタメ強化月間継続中で~す(笑)

5年前の初演の時は行けなかったので今回が初見。「オペラ座の怪人」の続編となるミュージカル🎵
主要キャストがWキャストだったので「市村ファントム」&「濱田クリスティーヌ」の組み合わせの日をチョイスして、日程調整をしてなんとかチケットをget。・・・下手側の最後列だったので、できればもっと前方で観たかったかな~

アンドリュー・ロイド=ウェバーの作品はやっぱり良い 題名にもなっている”Love Never Dies”という曲は耳に残るいい曲。でも、かなり難しい曲なのでトップクラスのミュージカル女優さんじゃないと歌いこなせないだろうなぁ~。

あと、舞台装置も装飾も衣装もとにかく全てが豪華絢爛。ストーリーは「オペラ座~」同様の切ない愛の物語で、ラストで泣きました・・・💧 舞台を観て涙が出たのは久しぶり。

久しぶりに正統派の本格的なミュージカル作品を観た気がする。もう一度観たいと思える作品でした。

市村さんと濱田さんはもちろん安定の歌唱力で魅了されましたが、子役の加藤憲史郎くんの演技力と歌唱力が凄くてびっくり!!イマドキの子役ってすごいのね~!!今後どういう俳優さんに成長していくのか楽しみ。

カーテンコール、3回くらいあったかな?その後、観客が帰って行く中、オーケストラは劇中の曲をダイジェストで何曲も演奏してくれていたので、そのまま残って聞いている人も多かったです。

そんな感じで私は大感動した作品だったのですが、、、
隣のおじさん。最初から最後までほぼ寝てました(笑)。あれを観ていて何故寝られるの~っ 奥様に無理矢理連れて来られた感じだったので観劇慣れしてなかったのかもしれないけど、、、。ストーリーもセリフがほとんどなくて歌だけで進んでいく作品なので、きっとうちのダンナ様も寝るのがオチだったかもという気がしますが

好き嫌いが分かれる作品なのかもしれません。。。

◆キャスト◆
ファントム:市村正親、クリスティーヌ:濱田めぐみ、ラウル:小野田龍之介、メグ・ジリー:夢咲ねね、マダム・ジリー:鳳蘭、グスタフ:加藤憲史郎


◇観劇記録◇
日生劇場 S席 1階 Q列 8番
購入時に座席指定が出来なかったので、チケットを受け取ってから席位置を確認して最後列であることを知ってかなりガッカリして、倍率の高い双眼鏡(笑)を持参して行ったのですが、想像していたよりは舞台は近かった。豪華な舞台装置も見所でもあると思うので、あまり近すぎると逆に全体像を把握出来ないから中央より後方が見やすい作品かも。


『Johnnys' King&Prince Island』

2019-01-23 | Entertainment

今までいろんなジャンルのエンタメを観て来ましたが、、、 

初めて行っちゃいましたよジャニーズの舞台 今、ジャニーズで一番勢いがあると思われる「King&Prince」が座長を務める若手ジャニーズJr.主体の舞台。(私はキンプリ以外は全く知りませんけどね

FC会員でもなかなか手に入らないというチケット。さすがに私はFC会員には入ってないので、クレジットカード会社の販売枠に「倍率めちゃくちゃ高いし、きっと当たる訳ないでしょ~」と軽い気持ちで12月と1月とで1日ずつ申し込んでみたら、なんと1月のほうで当選しちゃいました。カード会社からの簡易書留の不在通知を見た時はかな~りテンション上がりました

でも、ま~ったく当選を予想していなかったので、当たってから初めて「・・・客層、今までのエンタメと完全に違うよね?」とちょっと焦ったけど、滅多に手に入らないチケットなので勇気を出して行ってみることに。

帝国劇場。今まで何度も行ってる慣れた劇場のはずなんだけど、、、 劇場周辺の様子から全く違っていて、最初一旦前を通り過ぎました(笑)。待ち合わせなのか、チケットを持ってなくて余りチケットを探しているのか分からないけど、劇場周辺に若い女子達がい~~~っぱい!!

劇場入り口を入ってみたら中にも歩くスペースが無いほどたくさんいて(まだ開演30分以上前!)、1階から階段そして2階へと続く意味不明な大行列が・・・。先頭を見に行ったらグッズ売り場の順番待ちの列だった!!いつも帝国劇場のグッズ売り場って1階だけだったから、まさかあんな場所で売ってるとは思わなかったわ~。。。

劇場内に入ったみたら今まで見たこともないような装置が天井に設置されていた。これがフライング用のワイヤーが降りてくる機械で、1階客席の真上を飛ぶことが出来るようになっていた。あと、通常オケピになっている場所がせり舞台に変わっていた。あそこって上下する仕組みになってるなんて初めて知ったワ(笑)。ミュージカルでは100%オーケストラが居るからね~。

肝心な内容は、休憩30分挟んでの3部構成で2時間40分くらい。演劇、歌、ダンスはもちろん、殺陣、マジック、バトンとフラッグ、サーカスのようなアクロバット、和太鼓、スネアドラムのドラムライン、ワイヤーを使ったフライングなどなど、私が今まで見たことのなかった複合ジャンルのエンターテイメントショーでした。

特に印象に残ったのは、キンプリの平野紫耀くんの数種類のフライング。中でも身体能力の高さが分かる2種類の回転フライングは実際にはかなりキツイんだと思う。もの凄いスピードで、でも綺麗な体勢でくるくると回転していたけど、双眼鏡で覗いていたら演技後は天を仰いでふーっと息をしていたから。
あと、同じくキンプリの髙橋海人くんのダンスパート。キレッキレのレベルの高いダンスで鳥肌たった。二人ともバラエティ番組とかではほわ~んとした天然な感じなのに(笑)、舞台上では完璧なエンターティナーでした。

どの演目も各分野のプロの演技と比較すればまだまだ荒削りだし難易度もそんなに高くないけれど、あれを10代~20代前半の若い子たちが頑張って演じている!と思うと応援したくなる キラキラ、ぴちぴちの若い子達の舞台を見て、ワタシも少しは若返ったかな?(笑)。
SMAP、タッキ-&翼と解散してしまい、今度は嵐の休止までもが発表になった今、今後のジャニーズを引っ張っていくような子がココからどんどん出てくるといいね。。。

そうそう。カーテンコールのあと突然Happy Birthdayの音楽が流れて来て、キンプリのリーダー岸くんが大きなケーキの載ったカートを押して登場。
たまたま私が当選したこの日は、キンプリの永瀬廉くんの20歳の誕生日。まさかカテコのあとのサプライズの場面に立ち会えるとは思ってなかったのでちょっと得した気分 演技やセリフではないメンバー達の素の様子を見られたのは貴重。昼の公演ではこのサプライズは無かったようなので夜の公演でラッキーだったかも。

あと、今回一番心配していた客層ですが、もちろん私が普段行っているエンタメに比べるとだいぶ若い(笑)。でも、平日夜の公演だったので小中高生は全く見かけなかったかも。大学生くらいから20代がメインだけど、私くらいの年齢のオトナ女子も結構見かけたので、今後も機会があってチケットが手に入るなら見に行ってみたい


◆観劇記録◆
帝国劇場 B席 2階K列50番
2階席上手の最後列から3列目前くらい。舞台が遠い&舞台右側がちょっと見切れるけど、この作品に関してはフライングが2階前方席くらいの高さで飛んで来るので面白い。遠いとは言っても双眼鏡無しでも顔は充分確認できる距離なので、ドームやアリーナとかでのコンサートの2階席に比べればかなり近いと思われる。


『彩の国シェイクスピア・シリーズ トークイベント』

2019-01-19 | Entertainment

来月上演される松坂桃李くん主演の舞台『ヘンリー五世』の良席をgetするために劇場の会員になったのですが(笑)、その会報誌に「スペシャルトークイベント」開催の記事が載っていて(しかも無料!)、座席指定だけど「会員の優先枠」があると書かれていたので応募してみたら、、、

なんと見事当選 私の昨年末の嬉しい当選のひとつ。

ペアチケットなんだけどダンナはそんなイベントに興味ある訳が無いので(笑)、以前からお知り合いで最近SNSでお互い桃李くんファンだということを知った方をお誘いしました

まずは司会の方と、演出をなさる吉田鋼太郎さんと松坂桃李くんが登場。

座席は3列目の上手側だったんだけど予想どおり桃李くんが上手側の椅子に座ったので、その距離10mもありません そんな近距離でも私は双眼鏡使いましたけどね(笑)。

鋼太郎さんが司会者や桃李くんをいじりながらも作品の話やお稽古の話でスタートしたのですが、ホントに仲良くて会話のテンポも良くて話題も面白い!まるで飲み屋で飲んでいる二人の会話を脇で聞いているような感じで楽しい

途中で唐突に桃李くん、スマホアプリの話を鋼太郎さんに振る(笑)。

実は前夜、桃李くんはオールナイトニッポンの生放送2時間番組のパーソナリティーを務めたのですが、その会話でちょっとした笑える事件が起こりまして(笑)。真夜中のラジオなんか聞いた事のない私が大爆笑しながらハマってしまい結局最後まで聞いてしまったのですが、桃李くん、よっぽどその件で凹んだんでしょうね~。鋼太郎さんが知っているかどうか知りたかったみたいなんだけど、逆に振られた話題でまた凹むという、、、。がっくりとうなだれてました(笑)。会場の一部のお客さんは大爆笑!昨夜のラジオを聴いてないとついて行けない話題だったので、聴いていて良かった~ 

そして、途中で「そろそろ稽古を共にしている仲間を呼びましょう!」と、なんと後方から横田栄司さんと溝端淳平くんが登場私のすぐ近くの通路を通過して舞台に上がる!予想していなかったサプライズ登場に鳥肌立ちました

人数が増えたことで更に会話は盛り上がったけど、基本的には桃李くんイジリの話題が続く、、、

頭がいいのか悪いのか、器用なのか不器用なのか分からないし、いつもおじいちゃんみたいな服着てるとか、話題を盛り上げようとするけど結局盛り上がらないからやらなくていいとか、もう大爆笑の渦でした(笑)。桃李くんてこんないじられキャラだったんだ

再び作品とお稽古の話に戻る。殺陣のシーンの稽古は今日これから始まるけど、「新感線を超えます!」と鋼太郎さん。「新感線の刀は竹筒だけど、こっちは刀と刀がぶつかる音も再現したいからその10倍重い刀を使うから体力が要るの!」と。こんなネタバレ、放送だったらカットされる(笑)。

最後にちょっとだけ質問コーナーがあったんだけど、そのマイク係を何故か淳平くんがやらされて(笑)、舞台から降りて来て観客までマイクを届ける。たまたま私の席の2列前の人が指名されたのでその距離1~2mの所まで淳平くんがやってきて、間近で見るイケメン俳優のカッコ良さは抜群 淳平くんはフリートークがとても上手だったし、桃李くんを見に来てるのにうっかり堕ちそうになったわ(笑)。

そんなこんなでたった1時間のトークショーだったんだけど、私の予想を大幅に超えた有料でもいいくらいの内容の濃いとっても楽しいイベントでした

こんな風に、演技ではない俳優さん達の素の姿や会話を見られるのってホント貴重 来月の舞台本番が益々楽しみになった~~~っ

 

◆鑑賞記録◆
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
1階 C列 25番


『踏音archipelago 2nd tour』

2019-01-16 | Entertainment

今年の初エンタメは、大好きなスネアドラマー:石川直さんが率いる「踏音(トーン)アーキペラゴ」というユニットの2ndツアー『.f(ドットエフ)』。(公式サイト→CLICK

2年前の1stツアーは兵庫県で数日間のみの公演だったので行けなくて、、、どれだけ2ndツアーを待ち望んでいたことか 今回は関東公演があったので、先行抽選販売に応募して見事当選!(手数料高かったけど・・・

国内最高峰のサウンド& ダンスムーヴユニット。メンバーは国内外の第一線、まさにTOPクラスで活躍中のスーパーアーティストがズラリ。音楽とダンス、そして映像のコラボレーション。それぞれの分野を極めた人たちが集まって作り上げる作品って、想像を超えた凄い物が出来上がるんだねー 

新しい分野の音楽エンターテインメントで、大人向きの超絶カッコイイ舞台でした(←語彙が足りずにうまく表現できない

石川さんがリーダーなのでそれなりに見所多めだとは思っていたけど、「blast!」とは印象が全く違う石川さんの本気のドラムパフォーマンスを見た気がする。改めて「こんなに凄いプレーヤーなんだ!!」と感動。「神の手」という異名に納得の技術でした。

そもそもドラムセット3台が舞台の中央にずーっとそのまま固定されてる公演ってホント珍しいと思う。普通、パーカッション隊って舞台の一番奥の両端に設置されて地味に演奏していて良く見えない。なので、いつも双眼鏡は必須だった(笑)。
でも
、今回はその3台のうち中央のセットが石川さん専用。私の席は6列目のセンターだったので、石川さんのドラムセットはちょうど目の前!!完全にロックオン状態でした(笑)。ファンにはホントたまらない

他に気になった出演者としては、、、

ヒューマンビートボックス(ボイスパーカッション)のMaLさん。この人が一人いればパーカッション隊って要らなくなっちゃう?とちょっと心配しちゃうくらい素晴らしい演奏(声?)でした。MCも面白かった♪
あと、今回からダンサーに加入した19歳の少年:白石大河くん。全ての演技でミスひとつ無くこなしていて、今後が期待できる。「blast!」に出演してもおかしくないかも?

私的には、子供でも受け入れやすい「blast!」よりもこっちのほうが好みかも
「blast!」のコアなファン、大人カッコイイ音楽が聴きたい人、高い音楽の技術を見たい人、そして私のように好きなキャストを一途に見たい人(笑) etc.にはオススメのユニット。公演回数もっと増やして欲しい!!

是非この公演、円盤化(DVDかBlu-ray)してくれないかな~。。。

 

◆観劇記録◆
大宮ソニックシティ 大ホール
1階 6列 28番