FTS

フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

メーカー不明 7LEDサウンドソード

2023-11-06 19:52:21 | チープトイ





今回、レビューするのは、一部ネットで話題・・・

いや、騒いでいるのは極一部のニッチすぎる界隈ですが、ちょっと気になった製品を買ってみました。









正式名称は不明です。

この商品、要は光って鳴る剣のおもちゃなのですが、中国の会社が作っており、おそらくかなりの販売会社に卸しているようなのです。

なので、流通経路や販売会社によって、商品名がバラバラで、いろんな外箱で売られています。

自分はネットで購入し「LASER SWORD」という商品名でした。

他にドン・キホーテでの販売や、UFOキャッチャーの景品などでも出回っているようです。

今回の記事のタイトル「7LEDサウンドソード」は、このワードで検索するとコレがヒットしてくるので、一応、タイトルに使っています。







箱の中身は、剣本体と充電用のUSB-Cケーブル、接続ジョイントというシンプルな構成。

他の販売バリエーションでは、ちゃんと中国語の説明書も付いているみたいですが、自分が買った物には付いていませんでした。








こちらが本体。

SFらしいデザインですが、素材のプラ感が程よくチープな雰囲気を出しています。

NERF好き、LARP好き、ライトセーバー好きなら放っておけない、心憎いデザインです。

ちなみに、カラーバリエーションがあり、自分が購入したのはブロンズ。

他に、ローズピンク(メタリックピンク)、ブラック、シルバーとあり、シルバーのみクリアーパーツの色が青になっています。







形の特徴としては、ガンスピンならぬソードスピンが出来るフィンガーホールがある事。

刀身を伸ばす前に、サッと腰から取り出し、クルクルっと回して構える、なんていうアクションが可能です。







グリップエンド側。

中央部分にポツポツ空いている穴がスピーカーになっています。

その上部にある五角形のクリアーパーツが電源操作ボタンです。

横に開いている小さい四角い穴は、充電用のUSBで、付属のケーブルをここに刺して充電します。

充電中は電源操作ボタンが小さく光り、充電満タンになると消灯します。

グリップエンドに開いている穴は、2本連結のジョイント用です。









フィンガーホールがあるので、自然と手に持つ向きが決まりますが、ちょうど親指の位置にレバーが来ます。

このレバーは、刀身部分のカバーのロックスイッチになっており、レバーを押すと透明のカバーパーツが下がるようになっています。

この状態で本体を振ると、遠心力で入れ子状になっている刀身部分が伸びる仕掛けです。

つまり、このレバーを操作しなければ、振り回してもスピンさせても、不用意に刀身が伸びる事はないんです。

これ、何気に重要なポイントですよ!!

SWのライトセーバーなんかだと、刀身が勝手に飛び出したりする事がありますからね。










刀身を伸ばした全長は、公表では約77センチ。

同じ構造のSWライトセーバーと比べると、ちょっと短めです。

でも、ライトセーバーは刀身が円柱形のイメージなので、この入れ子構造だと先端部が細くなるため、長さだけでなく太さも物足りなくなります。

それに比べると、ちゃんと断面が菱形に近い剣の形をした7LEDサウンドソードは、そもそもが短めの取り回しの良い剣と考えれば、違和感もそこまでありません。










グリップ部分の電源操作スイッチを長押しすると、「ブゥーン」という起動音と共に、ソードが発光します。

発光している間は、ずっと「フォーン、フォーン」と待機音が鳴り続けます。

もし音がうるさい場合、電源操作ボタンを三回押す事でサウンドオフにする事が出来ます。

ボリューム調整などはありません。









グリップ部分から中を覗くと、グリップエンド側に懐中電灯のようなLEDライトが仕込まれているのが見えます。

ここから出た光が、柄内部からクリアーパーツを通して光り、刀身まで光らせています。









この商品のウリの一つでもある、カラーチェンジですが、内部のLEDライトは3色のLEDが使われており、光の三原色の原理で色が変わるようになっています。






電源を入れると、最初は青に光ります。

そこから電源操作ボタンを1回押すごとに、以下の変化を起こします。






緑に発光






赤に発光






青+緑でシアンに発光






赤+緑でイエローに発光

グリップのクリアーパーツが薄い赤色なので、オレンジに見えます。





青+赤でマゼンタに発光

赤が弱いのか、マゼンタというより紫です。







そして3つのLEDが全部ついて白色。

・・・のはずですが、青み掛かっていてあまり白には見えません・・・

特に写真で見ると、青、シアン、マゼンタ、白はうっすらとしか違いが分かりませんね。


ちなみに、カラーチェンジにメモリー機能は無いので、毎回起動すると必ず青発光からのスタートになります。

なので、イエローをメインで使いたい!と思っても、電源操作ボタンをカチカチと操作しないと任意の色になりません・・・


しかも、この電源操作ボタン

1回短く押す→カラーチェンジ
2回短く押す→LEDを点灯状態から点滅状態に変化
3回短く押す→サウンドのオン、オフ切替

と、モードチェンジ機能が付いています。

なので、起動後に素早く赤発光にしたくても、あまり早く操作しすぎると青発光の点滅になってしまったりします。










また、グリップエンドに、付属のジョイントパーツを取り付けて・・・






もう1本のソードを繋げると・・・






ダブルソード状態にする事ができます!

撮影ブースに収まりきらないので、刀身を伸ばさず撮影しているので、なんだか分からない物になっていますが・・・

しかし、2本連結では最大約154センチにまでなるので、大人の男性が振り回しても充分に楽しめる長さになります。

また、一部商品説明には「重力センサー搭載」と書かれていますが、これは誇張された表現ですね。

強いショックを受けると「バシュン!」という斬撃音が鳴る仕様です。

まあ、それでも充分にナリキリ感が楽しめますね。






さて、これだけ楽しめる商品なのですが、実売価格は1本2000円を切るくらいです。

ドン・キホーテでは1500円程度で売られているようです!

伸びて光って鳴る剣のおもちゃが、令和のこの物価高でこの値段!!








もちろん、個体差が激しい=生産管理が杜撰だったり、そもそも内臓バッテリーがいつまで持つのか?とか不安要素も山ほどある商品ですが、それでもこのギミックと価格は魅力的だと思います。

まあ、一定期間での消耗品と割り切って遊ぶには最高では無いでしょうか?


自分はすっかり気に入って、部屋で音も鳴らしながら振り回し、家族から白い目で見られています!!






















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 進誠産業 株式会社 ホームス... | トップ |  BANDAI プラノサウルス 06 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

チープトイ」カテゴリの最新記事