goo blog サービス終了のお知らせ 

油麻地の街角から

From Yaumatei

香港へ行くと、英語が急にうまくなる

2004-12-17 | 
香港に行って数日経つと英語が耳にすらすら入って来ていることに気が付く。地下鉄のアナウンスが、ホテルマンがお客様に話している内容が、BBCのテレビ放送が言っていることが突然わかり始める。やはりECCに払った数十万円の金はダテではなかった、ECCメソッド恐るべし、などと独りほくそ笑んだのもつかの間、東京に帰ってくるとまた突然英語がわからなくなる。
何のことはない、香港で喋っている英語が、海外旅行に行ったこともないような英語教師に教えられた私の耳にわかりやすかっただけの話なのだ。クイーンズイングリッシュは字面通りのわかりやすい発音をしてくれるため、私の頭の中に英語の文章が浮かび上り、内容が理解できるのだ。これが米語だと綴りが浮かんでこないから、何を喋っているかさっぱり理解できない。「ア カッポロブ ティー」(a cup of tea)とか、「ホッタイ イジツ ナ」(what's time is it now)なんていう米語は私には綴りが浮かんでこないから頭の中は大混乱となる。
英国が香港を統治していて良かったことはあまりないけれど、私としてはクイーンズイングリッシュを広めてくれたことは英国政府に感謝しなければならない。

しかし、でも、1階をGrand Floorという言い方、あれは何とかなりませんかね。ホテルのロビーに降りるとき、エレベーターのドアが必ず2階で開いてしまうのだが、、、、。


九龍側からの夜景が見たい

2004-12-08 | 
hp_hktb_logo
「ほんこんへ行きたしと思へど」でも書いたが、香港のライブカメラというのは、交通情報カメラ以外には香港観光協会(静止画)しか存在しないようだ。しかもその香港観光協会のライブカメラも香港島側からの絵しかない。
しかし、夜景の特にクリスマスイルミネーションが一番きれいなのは、九龍側、チムサーチョイあたりからの香港島の眺めだろう。それなのにその画像を見せてくれるところがどこにもない。半島酒店(ペニンシュラホテル)タワーあたりからの中継はさぞ素晴らしいものだと思うが、ない。
「本当に素晴らしい絵を見たかったら、飛行機代を払って香港に来てね。タダ見はダメよ。」という、香港観光協会の思惑が隠されているのではないかと邪推するのは、私のひがみなのだろうか。




袁詠儀 第41回台湾金馬奨 授賞

2004-12-05 | 映画
Anita1受賞じゃなくて授賞で残念なんですが、最近は映画の仕事がなくてテレビばかりの袁詠儀(アニタ・ユン)が、黄秋生(アンソニー・ウォン)と共に最佳男配角(最優秀助演男優賞)のプレゼンターとして出席した。
受賞者は、呉彦祖(ダニエル・ウー)『新警察故事』(NEW POLICE STORY)
http://www.ettoday.com/2004/12/04/11315-1722913.htm

なお、最佳劇場片(最優秀映画賞)は『可可西里』(マウンテンパトロール)導演(監督)陸川 ですが、『中国映画もここまで来ましたか。やられたなぁ。』(by 時新電影倶楽部)http://kanazawa.cool.ne.jp/ccclub/review/kkxl.htmとのこと。

第41回台湾金馬奨
http://www.ettoday.com/case/entertainment/gold_horse2004/


『功夫』(カンフーハッスル)日本公開繰り上げ、元旦公開。

2004-12-04 | 映画
kanfu
『カンフーハッスル』公式サイトによると、日本公開が1月15日から繰り上がり、1月1日公開となった模様。
正月公開で大ヒットの予感だが、逆にクリスマス~正月の人気映画ラッシュの荒波に巻き込まれるかも。

『カンフーハッスル』公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/kungfuhustle/site/


予告編はこちらの方が面白い。
(予告編がリニューアルしていました。)
『功夫』公式サイト(中/英)
http://www.kungfuhustle.com/


長恨歌―不夜城完結編

2004-12-02 | 本と雑誌
31462306ついに「不夜城」の完結編が発売された。
『不夜城』は、舞台こそ新宿歌舞伎町だが、『英雄本色』(男たちの挽歌)の香港ノワールを日本に移植した、今まで日本になかったまさに香港テイストな世界を描き、日常的な世界の裏側、歌舞伎町や新大久保でわれわれが意識しないところで、裏側の世界が大きく動いていることを見せたことが新鮮だった。

香港映画もすっかり黒社会ものが鳴りを潜めている。ジョニー・トウも警察やマスコミを舞台にした映画しか撮っていない。そして彼以外に『香港ノワール』の伝統を継ぐものはいない。したがって、『香港ノワール』は収束を迎えたといっても間違いはないだろう。

そのような時期に「不夜城」はついに完結編を迎える。「不夜城」が完結してしまったとき、馳星周はいったいどこへ行くのだろう。