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恐怖の殺人エレベータ

2006-06-14 10:38:20 | Memo
ダウン DOWN~スペシャル・エディション~

ハピネット・ピクチャーズ

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この映画、日本人には受けが悪かった。何故なら日本のエレベータは”安全な乗り物”でいまいちピンとこなかったから。今これ公開したら結構入るかもしれない。
不謹慎でした、すみません。

日本のエレベータは戦後長い間、たった2社による独占状態だったらしい。今でこそ日本の他社のエレベータも多々あるようになったが、少し前まではエレベータに乗ってメーカーを見ると必ずこの2社のどちらかの名前があったもんだ(乗る度に確認する自分もどうかという感じですが(^_^;)。その2社とは○菱電機と○立だが、東海道線の大船-横浜間を乗ったことのある人なら知っている人も少なくないと思うけど、窓から見えるビル数十階立て相当の細長い塔がある。あれは日○エレベータの実験棟で、初めて見た時は「こんなにしなけりゃエレベータってのは造れないのか」と感心したもんである。きっと速度の実験や耐久性の実験や他にも色々あそこでやっているんだろうなぁ見てみたいなぁとちょっとドキドキした。日本のエレベータの安全性や乗り心地の良さは、その人工に対する”正当な価格”として評価しなくちゃいかんのだわと思うんです。だから、この世界トップレベールの安全性と乗り心地を提供している日本のエレベータが、この独禁法スレスレの歴史を持ってたとしても、強ち悪いとは言い切れないのではないかいな。シンドラー・エレベータはそんな日本に価格破壊という形で殴りこみを掛け、業界にちょっとした混乱を招いたらしいのだから。その挙句にこれだもの。シンドラー社が安全性のテストをやってないとは勿論言わないけれど、なら何故こんなに事故が起きるの?と誰でも思うよ。

アメリカでの死亡事故が20件以上あると聞いて吃驚したし、「あ、だからこんなB級ホラー映画が受けるんだね」と納得した。きっと彼らにとってはエレベータは恐い乗り物なんだ。

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