死して屍拾うものなし

日々の記録。

5月のまとめ

2008-05-31 23:59:27 | 一ヶ月のまとめ
てか、5月最終日、暖房を入れてました。
こんなことって。。。

【5月の岸田森】
映画
・化石の森(1973年)
・呪いの館 血を吸う眼(1971年)
・血を吸う薔薇(1974年)
・歌麿 夢と知りせば(1977年)
・哥(うた)(1972年)
・ダイナマイトどんどん(1978年)
・近頃なぜかチャールストン(1981年)
・座頭市と用心棒(1970年)

TVもの
・傷だらけの天使 12話~22話まで
・怪奇大作戦 22話~26話
・夜歩く(金田一耕介シリーズ)
・探偵物語 13話(ゲスト出演)

結構見た気がしてたがこんなもんか(笑)
来月も色々見なきゃ~

【その他】
・雨のアムステルダム(ショーケンもの)

リアルタイムの映画が1本もない(笑)

【5月の音楽】
ライヴ
・赤犬@渋谷クラブクアトロ
で、ずっとデデマウス君を聞いていたよ。

【5月のマイブーム】

「まだまだ頑張りますよー」by嵐山長官

やっぱり岸田森サマ
そして、ちょっとばかし成田三樹夫。

最後の最後で飛び込んできたのがコール選手権。
男子寮のDTイズムにシビれました。。
以上!

【来月のささやかな目標】
・少しは人に会う。
・飲みにいく。
コメント (5)
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大人のムフフ

2008-05-30 10:28:27 | Weblog
ムフフ

次号の大人の科学の付録は「シンセサイザー」だそうですね。
http://otonanokagaku.net/feature/vol15/index.html
そういや、去年はテルミンが付録について話題になりましたな。
買っただけで作り方がわかりづらく、そのまま放置してる…という女性が
回りに結構いました。…もったいない。私のところに持ってきなさいよ。
すぐに作るから(笑)
裁縫、編み物の家庭科的なものはさっぱり…だけど、技術系の
組み立てはかなりのモノなのよ。自分でいうのもナンだけど(笑)

中学の時、基本的に女子は家庭科、男子は技術に分かれて授業をしてましたが
どちらも経験が大事!ということで合同で家庭科、技術をやることがありまして
その時に技術の先生から「こいつのハンダゴテ見とけ!こうやるんだぞ!」と
お墨付きを頂いたほど、技術は凄かったんです、わたくし(ええ、自慢ですとも)
未だに簡単な組み立て、配線ものなら自分でやるし、マイ工具も実は持っててよw
まぁ、おかげさんで(?)編み物とか刺繍とかミシンとかそういうものはさっぱり
何もできません。。どちらがよかったのか(苦笑)

でも、きっと料理、裁縫が大得意の男子もいたと思うので、技術・家庭科は選択
授業にすればよかったのに。。と思う今日この頃。
きっとその方が個性も伸びたであろう。。

そんなだもんで、テルミンも30分ほどでちゃっちゃと作りましたが、さすが
付録クオリティで、想像していたテルミンの音とは程遠く、すぐに飽きてしまい
放置していたのですが、ある日、マルさん(犬)がけっとばしてしまい、壊れ
ました(笑)ま、そんなもんだ。付録だもの。
応用して遊んでみよう、とかそういうクリエイティブ精神は持ち合わせてないしw

でも、このシンセも買うんだろうな。でもって、
あっという間に組み立てて
あっという間に飽きて
あっという間に放置、崩壊。

目に見えてるけど、多分買っちゃうんだろうな。
組み立てる事に意義があるw


昨日のアメトーーク、バンドブーム芸人でしたね。
正直、80年代後半~90年代のバンドブームの頃は洋楽ずっぱまりだったので、
ブルーハーツとかジュンスカとか、サビ位しか知らないんですけども。。
あ、でもユニコーンの服部はよく聞いたな。
バンドブームというか、ナゴムものは物凄い好きで、筋肉少女帯は未だに好き
ですが(笑)

昨日、その筋肉少女帯のPVが流れた瞬間、皆が笑う中、カンニングの竹山が
「でも、彼ら凄い演奏が上手いの!ホント凄いんだよ。上手なの!」と必死で
皆に訴えてた。
そう!そうなのよ。ホントそうなのよ!
コミックバンドと思われがちだけど、演奏はその辺のバンドと比べ物にならな
い位上手いのよ。
竹山の好感度がアップした、昨晩でした。

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岸田森が好きだ その10

2008-05-28 13:57:23 | 岸田森
「近頃なぜかチャールストン」(1981年 監督:岡本喜八)

サブタイトル「もれなく田中邦衛がついてくる その4」

岡本喜八監督の作品は基本的にハズレなし。これもまた然り。
超低予算だったらしいのですが、なんなんでしょう?この面白さは。
予算と面白さは全く関係ないですな。
バカみたいにお金をつぎ込んだ作品でもさっぱり面白くないものあるし。
ちなみに「ベルリン」や「クロエ」を監督した利重剛の役者デビュー作。
凄い映画でデビューしたんだねぇ、利重剛って。

お話は、あまりの暑さに婦女暴行未遂をやらかした小此木次郎(利重剛)が
一晩放り込まれた留置所で「我々はヤマタイ国の住民だ」と名乗る無銭飲食
でつかまった老人達と出合ったことから始まります。

ここで出てくる人をさくっと。
利重剛演じる次郎くんの家、小此木家は実は結構(相当)なお金持ちです。
家族構成は
・失踪、帰宅を繰り返す父親、現在失踪中。音沙汰ナシ。
・世の中お金!な母親(寝相が悪くて凄まじい…)
・ぱっと見マジメ。だけど母親そっくりな銭ゲバ長男(推定:素人童貞)
・次郎ちゃん(利重剛)
・お手伝いのタミちゃん(次郎ちゃんよりちょっと年上だけど次郎ちゃんと
仲がいい♪)

ちなみにヤマタイ国を名乗るじいちゃん達は
総理大臣・小沢栄太郎
陸軍大臣・田中邦衛
外務大臣・今福将雄
文部大臣・殿山泰司
大蔵大臣・千石規子
逓信大臣・堺左千夫
内閣書記官長・岸田森

というわけで、森さんはこのヤマタイ国のメンバーの一人。
メンバーの中でも一番若い内閣官房長官役です。
元、番頭さんということで(それでか?)終始オネエ口調で話しますw
出掛ける時は日傘をさして出かけ、そうめんをいただく時の浴衣はお花模様。
素敵なカマっぷり♪でもカマじゃないらしい。(これは後ほど)
そして、皆に「え~」とよびかけるとき声がひっくり返りますw

さて、話を戻します。
ブタ箱で一晩過ごした次郎ちゃんとヤマタイ国のじーちゃん達。
各々帰っていきますが、じーちゃん達が気になって仕方ない次郎ちゃんが
後をつけてみると、そこは、失踪グセのある父親の持ち家でした。

そして、小此木家の銭ゲバな母ちゃんとアニキが、ヤマタイ国の老人達に
立ち退くよう要求してきます。もちろんヤマタイのメンバーはこれを拒否。

ひょんなことから小此木家の次男だとバレた次郎ちゃんは、ヤマタイ国の
捕虜となりますが、気が付けば労働大臣としてヤマタイのメンバーになって
いましたw お手伝いのタミちゃんもやってきました。

実は次郎ちゃん、失踪グセのある父ちゃんが何回目かの失踪の時に、外で
作った子供なのです。銭ゲバ母、そして兄にとっては別にいなくてもいい存在。
そんなわけで、母と兄は殺し屋(寺田農)を雇い、次郎ちゃんに多額の保険金を
かけ、殺してしまおうと計画を立てます。
ま、ヤマタイ国のメンバーもこのときにツブしてしまおう、ってことでしょう。
で、家を取り戻そう、と。

ついでに失踪しまくりの父(保険金がかけられまくってた)も探し出して殺して
しまおう、と。怖い母ちゃんと兄貴だ。。
ひそかに、静かに(?)ヤマタイ国vs小此木家の戦いがはじまりました。。

こんなお話です。

話がテンポよくどんどん進むので2時間があっという間。
ヤマタイ国のメンバーが魅力的です。
もうすぐ退職する警察官として出てくる財津一郎もいい味だしてました。

途中、森さんがチャールストンを踊るシーンがあって、これがなかなか
サマになってるというか、和服でチャールストンってかっちょええね
…しかし、横ですべてがキメポーズ!まるでスペイン男みたいな
田中邦衛のチャールストンも強烈です。
とにかくねぇ、ヤマタイ国の老人達の魅力で2時間ひっぱられました。
皆、素敵です。

しょっぱなのブタ箱のシーン、岸田森サマの最初のセリフが、利重剛に向かって
森「きみぃ、どうてい?」
利「ハァ。いやはやこれがなんとも。おはずかしい限りでして…」
森「うらやましいわぁ、童貞。ねぇ、ていそう」
利「貞操?」
森「逓信総務(総理?)大臣。だからていそう(not貞操)」
逓「童貞。そんな時代があったなぁ。うらやましいですよ」
森「大事にしなきゃだめよ~」

こげな感じの訳のわからん始まりなのですが(笑)
私としては、ああ、この時代からDTイズムがあったのね
DT万歳!と勝手に解釈させてもらいましたw
そして口調はカマだけど、童貞をうらやましがる森さまはきっとカマじゃ
ありませんわw

この映画も、森さんがどうのこうの言う前にオススメしておきたい映画です。
岡本喜八監督の映画はいいのが多いです。…まだ4本しか見てないがw


「きみぃ、どうてい?」のシーンはニコ動で見られます。
邦衛のダンスももれなく見られる!ww
岸田森スペシャル-「近頃なぜかチャールストン」から『内閣書記官長』

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DTイズム

2008-05-27 11:04:01 | Weblog
昨日は、代休にてお休み。
某ピチ嬢のお宅へ世界の亀山モデル息子氏を見に&久々にピチ嬢に
お会いしに、横浜まで出かけました。withプニール

おうちには、前日に届いたというぴかぴかのテレビ(世界の亀山モデル)が
鎮座ましましておりました。
…で、操作方法がわからなかったみたいで(笑)リモコンをいくつかと説明書
を渡されましたw
…うちもアクオスなんだけど(HDDレコーダー)アクオスはかんたん説明書が
全然簡単じゃない。リモコンも複雑。レイアウトがよくない。
画像のクオリティを追求するのもいいけど、機械が苦手な女性やお年寄りにも
一発でわかる様なやさしいリモコンと説明書を作るべき。

話がそれた。
ピチ嬢のお子は、お父さんにそっくりすぎでした
これから成長するにすれ、母ちゃんに似てくるのかもしれませんな。
とにかく、彼の成長が楽しみです。

ピチ嬢のおうちで「全日本コール選手権」のDVDを見せてもらったんだけど
横浜市立大学の「男子寮」が最高でした
ようつべにあったよ。これ↓「決勝戦」

赤フンドシが男子寮w

最後、感極まって涙を赤フンドシでぬぐう「男子寮」の男子(童貞)
だもんで、赤フンドシのワキから、陰毛が見えそうになっちゃったりwww
でも、見ている方にも感動が伝わったよ。ちょっと鼻の奥がチーンと来ちゃっ
たわ。。

…そういや、去年これを取材した某氏が「男子寮は凄い凄い」と言ってたのを
思い出した。「是非見てよ」なんて言ってたなぁ…。
1年経った今頃見たよ(笑)
いや、ホントに素晴らしかったです。
童貞パワーがいい方向に炸裂してましたな。

このDVD鑑賞後、ピチ宅での話題は「童貞」
3人でどんだけ「童貞」って言ったかしらん?
いやー、童貞について改めて考えさせられた日でしたわ

大変楽しい一日でした。
ピチ嬢、美味しいランチをご馳走様でした。
是非「全日本コール選手権2」も一緒に見られたら、と(笑)
コメント (7)
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赤犬さん

2008-05-26 22:27:51 | 音楽・クラブ
昨日の日曜日は、赤犬を見に渋谷のクラブクアトロへ。
久々にプニ嬢に会いました。
というか、会社と家族以外の人に会ったのがGW以来(笑)
ひきこもり万歳。

で、赤犬さんは、赤犬わんまんショーというツアーなのに、何故か前座が(笑)
かったるーい初夏のラヴソングとか歌うバンドだったら、ぶちのめしたるぞ、と
身構えていたら、出てきたのは2人。
楽器はドラムと蛍光灯!

ドラムの方はバスドラがクリアでスケルトン使用になっており、そこからレザー
がビュンビュン飛び出る使用に。
で、蛍光灯は、沢山エフェクターにつないでありましたが。。。
どのような構造になっているのかはさっぱり謎。

音は、昔の混沌としていた頃のブンブンサテライツをノイズにしたような感じ。
Optrum というユニットで大変面白かったです。
こんな感じ↓(ようつべより)


その後、ギターを弾くのではなく、サンプラーを押すので「押し語り」のハマケン
という面白いおにいちゃんのダンボール肉まんの歌など聞いて、わんまんショーな
のに3つ目でやっと赤犬登場!

相変わらずの楽しさでした。芸が細かすぎw
ヒデオさんとロビンさんの80'sなへんちくりんヘアーも素敵でした。
ヒデオさんの紫ピチパンでの三点倒立には男を感じたぜ。かっちょいい。

そういや、こんなページがありました。
去年の沖縄での赤犬だそうだが、ヒデオさんの三点倒立が!(笑)
チャンピオンベルトをもった黄色いレオタードがヒデオさん。
グレーのレオタードがロビンさん。
素敵素敵♪ww
http://d.hatena.ne.jp/TanakaHideyuki/20071123

次回は10月恵比寿リキッド。行かねばね。

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驚いてしまった…

2008-05-22 12:43:34 | Weblog
昼休み、会社の近所でこげな飲み物を発見。
そのネーミングに「はぁっ?」と大変驚いたんですが。

…考えすぎ?(笑)
いいのか?それは、とかちょっと焦ってしまったわ
コメント (2)
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岸田森が好きだ その9

2008-05-20 17:29:07 | 岸田森
サブタイトル「もれなく田中邦衛がついてくる その3」

「ダイナマイトどんどん」(1978年 監督:岡本喜八)

主演:菅原文太
出演:北大路欣也、岸田森、田中邦衛、フランキー堺、嵐寛寿郎、藤岡琢也、中谷一郎 他

とにかく面白かった!!

そして男臭い映画でした。いい意味で(笑)
見終わった後にスカッとします。
ふと、チャウ・シンチーはこの映画を見て、少林サッカーを作る時に参考にしたんじゃないか?
と思ったりしました。

昭和25年、GHQ統治下の福岡・北九州が舞台。
古くからの地元ヤクザ岡源組と新興ヤクザの橋傳組の抗争が激しくなる中、
GHQから「暴力的な解決はNG!」とお達しが出たために、地元警察長の
藤岡琢也(岡倉)は「じゃ、野球で解決しよう!」と取り決めます。
かくして、史上類を見ない大野球大会が始まります。。
と、あらすじはこの位で(笑)

菅原文太は、地元ヤクザ岡源組のケンカ隊長。ヤクザとはいえ「仁義なき戦い」
のような怖い文太ではなく、義理人情に厚くて、惚れた女には弱い。そして何だか
空回りしてます~的な、素敵(?)主人公です。
おでんやのお仙(宮下順子)にホレており、野球なんかやったことないのに、が
んばっちゃう文太。そしてお仙には指一本触れられない文太。でもつい「一度で
いいからゴニョゴニョゴニョ…」と言っちゃう文太。アンタ素敵だよw
でもって、途中からお仙のダンナが登場するんですが、これが北大路欣也!!
欣也様は指が1本ない(詰めちゃった)のが功を奏してミラクル魔球を放つ凄腕
ピッチャーです。文太、負けてられねーぜ!

さて、森さまはといいますと、新興ヤクザ橋傳組の幹部。
ピンクのスーツにソフト帽というスタイルで登場!
時代を30年ほど先取りした「ピンクが似合う素敵男子」でありました。
…というのはやや嘘です。正直、売れない漫才師かしら?と思ったよ
森さまは、知的ヤクザなので、野球の試合をすると決まった途端、全国から
ツワモノをスカウトしてきて、試合中はボード裏で「賭け野球」の集計(笑)
乱闘の時は、スコアボードに蝉のようにひっついていました。。
文太をはじめ、肉体的俳優さんがウジャウジャ出てくる中で、別な意味で
相当目立っていたよ。ヘンすぎて素敵。

ちなみに、両チームの名前は「岡源ダイナマイツ」に「橋傳カンニバルズ」
名前からして物騒なこの2チームの対決は、そりゃあもう野球というより
ケンカそのもの(笑)イザというときの為にバットの中には刀を仕込み、
投げるボールはストライクかデッドボール、デッドボールは「死球」という
より「殺球」(汗)ガンガン頭に剛速球がヒット。
即席応援団は、芸者衆のチアガールvsストリップのおねーちゃんのチア。
途中、エキサイトしたストリッパー衆が上を脱いじゃって、20人位で、
オパーイをぷるっぷるさせながら応援してたんだけど、アレが映画における
正しい(?)オパーイの出し方だと思うんだけどね、私は。笑っちゃったし。
どうざましょ?

ちなみに、試合前に文太が「ダイナマーイツ!」というと皆が「どんどん!」
とシコをふむんです。ファイト!オー!みたいなもんやね。
これがまたかっこいいんだなぁw
ユニフォームは白のステテコにシャツ、背中には花札をあしらった背番号。
黒い腹巻でアクセント。これで「ダイナマーイツ!」「どんどん!」ってのが
素敵でした。九州男児!玄界灘!オーラ(?)がプンプンと。

それと、皆さんの福岡弁が完璧で驚きました。
特に文太は広島弁テイストも入ってて、完璧な北九州人だった。
森さまはちょいと上品な六本松とかあのヘンに住んでいる人の博多弁っぽかったな。

誰かレンタルして見てみてください。
この映画の話がしたいです(笑)
森サマも素敵だけど映画自体がオモロすぎた。
コメント (2)
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岸田森が好きだ その8

2008-05-19 16:14:48 | 岸田森
「歌麿 夢と知りせば」(1977年 監督:実相寺昭雄)

主演:岸田森

とうとうきたわよー、森サマ主人公!ってな具合でw
しかし、実相寺監督の映画であるからにして、きっと
・ムダにエロ
・画面が暗い(時代劇は特に)
…んだろうなぁ、と覚悟してみたら、冒頭から男女のファッ…濡れ場。
そして、夜の場面は「みえねぇぇぇ!」と叫びたくなるような暗さでした。
もうだいぶ慣れたがな(笑)

お話は江戸の半ば、商業が中心だった時代(田沼意次時代)から、寛政の改革
(この映画の内容で言えば娯楽禁止)にかけての喜多川歌麿のお話。
しかも美人画で知られる歌麿なのに、女の絵がかけなくてスランプに陥ってる
ところから話が始まる。
版元(今で言う出版社みたいなもの?)の蔦屋重三郎から「アンタは女の絵が
ダメだねぇ…」とダメ出しされ、すっかり凹む歌麿の森サマ。
蔦屋重三郎は、歌麿、写楽なんかの浮世絵を出版した実在の人です。

根がマジメな森麿(?)は、友人らの手助けで、遊郭の天井裏からファ、いや
濡れ場を覗き見したり、女性が怪しい祈祷で全裸であえぐ姿を覗き見したり、
濡れ場を覗き見したり、濡れ…(以下略)なんとか女の絵を描こうと必死にな
ります。冷静に考えれば怪しい覗きの人です。
必死になったあげく、ある日、家に乞食を連れて帰り、あろうことか奥さんに
「この男とやれ」と奥さんを乞食に犯させたりします
やることが鬼畜すぎ

この奥さんの役が、実際の森サマの最後の奥さんだった三田和代さんが演じて
いまして、森サマが実相寺監督に「絶対彼女やるから!」と三田さんを推薦し
たそうです。それも凄い話だけど。
三田さん、森サマと面差しが似ていました。いい意味で似たもの同士な感じで。
ああ、なんかいい感じの二人だなぁ、と。
TV画面では壮絶なシーンでしたけど(汗)

森麿、この場面を覗き見てなんとか絵に描こうとするのですが、いたたまれず
(当たり前)家を飛び出し(ヲイ)自分も女スリとヤっちゃったりするんです
が(最低)家に帰ると奥さんは居なくなってました。。

まぁ、必死の努力もあり、女の絵が描けるようになったころ、またもや版元の
蔦屋重三郎から写楽の絵を見せられ、森麿、大ショック。旅に出ます。
旅先で訪れた寺で尼さんになった奥さんと再会するんですけどね、いいシーン
でした。ヨリはもどらないが(そりゃそうだ)
旅から戻ると、寛政の改革により娯楽モノが一切禁止とされており、歌麿は、
蔦屋重三郎共々、投獄されてしまいます。芝居小屋なんかも閉鎖。
その後、釈放された歌麿は、以前知り合った高貴な女性の後(というか幻?)
を追って、江戸の町の中へ消えていくのでした。。

と、ものすごいあらすじをはしょってみた(笑)

最後の、高貴な女性役を演じていたのは岸田今日子さん。従兄弟同士。
森麿は彼女にひそかに思いを寄せていまして、二人でお忍びで一度だけ町に
繰り出すのですが、江戸時代版、傷だらけの綾部&辰巳コンビを見ている様で
どうしても笑っちゃいました。
そして、どう見ても森麿をいじめてる?としか思えなかった版元、蔦屋重三郎
は、成田三樹夫が演じてたんですが、成田三樹夫(通称ミッキー)かっこよすぎ!
森サマ映画は基本、森さまかっこえええええなんだけど、初めて
森サマ以外にかっちょいい人が出現したよ。ミッキー。アンタ素敵すぎ。
そんなミッキーももう故人だけどね…(涙)

話は飛びますが、レンタルのTUTAYAって「現代の蔦屋重三郎(つたやじゅう
ざぶろう)になる」という意からTUTAYAっていう名前になったそうですね。
なるほど。

ところで、森サマ出演つうことで集中して実相寺監督の映画を見ましたが、
なんだろうねぇ、この監督の女性の扱いは。
うんざりするエロと書きましたが、なんかさ、濡れ場最中の女性の乳首アップ
とかさ、そんなんが多いのよねー。女優さんは大変だったと思うよ。。
画面いっぱいの(興奮)乳首アップとかって、見ててエロいかね?わからん。
尻のみのアップとかさー、なんか物体扱いなんだよね、女性が。
表情込みでエロなんじゃないかね?と思うんだが。

しかし、現代の京都~山陰地方の風景の美しさだとかは、おおっ!と思うものが
ありました。画面が独特だから、夢か現かって感じで「いいなぁ、山陰。旅行に
行ってみようかな?」と思いましたもん。
TV「怪奇大作戦」で、エロなしの現代京都を舞台にした「京都買います」(も
ちろん監督は実相寺)の回が名作と言われるのが凄く納得。
…てか、実際見ましたが子供向けのドラマとは思えないほどの凄い作品でした。

京極夏彦が実相寺監督のファンってのもなんだか納得。
機会があったら「姑獲鳥の夏」を見てみようかな、と思ったり。なんとなく。
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週末のこと

2008-05-19 10:06:51 | Weblog
金曜日にヤボ用で新宿へ行ったのだが、用件が思いのほか早く済み
ちょっくら四ッ谷あたりまで歩いてみるべと思い立ち、2丁目経由で
四ッ谷までウォーキング。所要時間30分弱。あっという間に四ツ谷到着。

だったらもうちょっと歩くかなー、と思い直して隣の市ヶ谷まで歩く。
あっという間に到着。
隣の飯田橋まで歩けば、切符代が150円位になるはず…とドケチな事を
考え、飯田橋まで歩く。
…隣は水道橋だし、ここまで来れば切符代が130円で済むかも。。と
貧乏学生の果て(?)みたいな考えで水道橋まで歩く。
…底の薄いスニーカーなので、足が痛くなってしまった。
が、ここまでくれば御茶ノ水ももう目の前!!!と足をひきずりながら
歩いて、御茶ノ水駅到着。2時間弱。
結構な運動になりました。
後で、マピオンのキョリ測で計ったところ丁度7km。
そんなもんなのか。チャリだったらあっという間だな。

土日は妹の家に行ったり、スーパー銭湯に行ったり。
あとはほぼ家で映画見て、映画見て、映画見て、時々TVみて(笑)

家の近所のツタヤがリニューアルして、近所というにはちょっと遠い距離に
なってしまったのだが、運動だと思って歩いて行ってる。
昨日も行ったのだが、ふと思い立ってこちらもマピオンのキョリ測で計測。
そしたら片道2.3kmあった。行って帰って4.6km。
2往復したら、新宿⇔御茶ノ水間よりもあるのか。。
周りになにもないのでそんなに距離を歩いてるとも思えないんだが。
やっぱり東京って密集してるのねぇ、としみじみ。

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5/15のこと

2008-05-16 09:51:05 | Weblog
ボーボーに伸びた髪の毛も、とうとう肩下10cm位になりました。
パーマかけたいんだけどね、どうしようかな?とずっと考えていまして。
めずらしくInRedのヘアカタログとかを購入してどうするべ?と悩んでおります。
パーマかけましたっ!っていう頭にすると失敗するのはわかってるので、
なるべくゆるっとしたやつ…と思ってるんだけどねぇ。
この「ゆるっとした」っていう言葉だけだとどうとでも取れるもんねぇ。
難しいわ。

…と、昨日、とあるサイト(笑)で素敵ヘアスタイルの方を発見しました。
この方なんですけど。




ゆるっと具合がホントにちょうどいいんだけど(笑)
クセ毛パーマな感じでさw


昨夜、いつものようにw「傷だらけの天使」のビデオを見た後、チャンネルを
回したら「とんねるずのみなさんのおかげでした」に水谷豊が出ているのを発見。
ずっと「ア~ニキィィ」を見ているので、今の水谷氏にどうしても違和感を感じて
しまうのだが、昨日の食わず嫌いは面白かった。
そして、岸田森さんの話がちょろっと出たので感動。
まさかとんねるずで、岸田森さまのお話が聞けるとはねぇ・・
初めて石橋貴明、グッジョブと思ったよ(笑)
最後の罰ゲームの熱中時代セルフものまねには大爆笑させていただきましたw
コメント (2)
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