哥(うた)(1972年 監督:実相寺昭雄)
実相寺モノである。
この人の監督作品は、既に「曼陀羅」「あさき夢みし」と見た。
そこで学んだのは
・げんなりするほどエロい
・画面が暗い(ロウソク1本分のあかり程度)
ということです。現代モノはまだいいけど、時代物はその時代に合わせているのか?
と問いたくなる暗さ。リアリティあるかもしれないけど画面が見えないんだよ…。
で、今回見た「哥(うた)」という映画は現代モノでしたが白黒でした。
正直な感想は
お願いだから、もうちょっと照明なんとかしてくださいよー!
夜のシーンなんかもう、真っ黒で見えないんだよ~(涙)
顔の表情とかわがんねぇからよぉ。
お話は、少なくとも「曼陀羅」よりはわかりやすかった。
古きよき日本の崩壊をある旧家一家(大金持ち)を通して描いてました。
森さまの役どころは、その旧家の長男、職業は弁護士。
(以下、俳優名)
かなりのヤリ手なんだけど、夜の方はヤリ手ではなかったみたいで、
奥さんが欲求不満気味(笑)
森サマのところには、司法書士見習いの田村亮(田村正和の弟)
がいます。そして、お手伝いさんの若い女性。
あと、篠田三郎がいます。彼は、森サマの実家のお手伝いさんの息子。
(そして実は森サマとは異母弟)
この篠田さんは、森サマの家を守ろうと必死なんだよね。
家というか、家系というか家のもっている山とかそういうもの。
森サマの家のもつプライスレスwなもの。
その気持ちはわからんでもない。
しかし、いささか必死すぎて異様に見えました。
例えば、毎晩毎晩、夜中に家を見回りに行くんです。
火事が出たりしたらこの家がなくなってしまう。大変だ!と。
森さまの一家をお守りすることが彼の最大関心事。
ただし、決して森さまをお守りする、ということではない。
お守りするのは森サマ家。
ゆえに、森さまのお願い事は聞かなかったりする
その辺がなんだかねぇ、なんだよね。
ある日、欲求不満の奥さんは、司法書士見習いの田村さんとお手伝いさんが
ファッ…いや、いたしているところを、偶然見てしまいます。
そして欲求不満にさらに火がつく奥さん。
そんな奥さんは、篠田さんに目をつけ、逆夜這いをかけます。
家を守ろうと必死な篠田さんは「このうちにヘンなウワサが出たら困るから」
と奥さんのいうなり、というか、されるがまま、というか男マグロ状態ww
奥さんが一人、馬乗りになって必死ですw
これって、かえって欲求不満にならないのか?とか心配になりました(笑)
ある日、ひょんなことから奥さんと篠田さんがデキてる(馬乗りになられて
る?w)と森サマにばれます。
森サマ、その夜に奥さんにめずらしく手を出すのですが、奥さんがヤル気
(まんまん!フンッ)状態になったところで、突然
「お前、篠田とモーテルいったらしいな。ウワサにだけはなるなよ」と寸止め
終了!ある意味復讐か?w
まぁ、こんな感じで(?)森さまの役どころはヤリ手弁護士(夜は苦手)
明るくて、オヤジギャグも言っちゃうんだよ、だけど実際のところは何を考えて
いるのかわからない…、という感じでした。
森サマの家を守ろうと必死な篠田さんとは対極で、実家のある山を守っていこう
なんて思っておらずさっさと親に財産分けてもらおう、山は売っちゃってお金に
しよう、って考えてる感じ。
まぁ色々あって、篠田さんが衰弱死したところで映画はおわります。
古きよき日本の崩壊、みたいな。
しかし、1972年の時点でこれじゃ、今の世の中はこの篠田さんにはどう写った
だろうな?なんて考えてみたりしました。
哥の森さま。
実相寺モノである。
この人の監督作品は、既に「曼陀羅」「あさき夢みし」と見た。
そこで学んだのは
・げんなりするほどエロい
・画面が暗い(ロウソク1本分のあかり程度)
ということです。現代モノはまだいいけど、時代物はその時代に合わせているのか?
と問いたくなる暗さ。リアリティあるかもしれないけど画面が見えないんだよ…。
で、今回見た「哥(うた)」という映画は現代モノでしたが白黒でした。
正直な感想は
お願いだから、もうちょっと照明なんとかしてくださいよー!
夜のシーンなんかもう、真っ黒で見えないんだよ~(涙)
顔の表情とかわがんねぇからよぉ。
お話は、少なくとも「曼陀羅」よりはわかりやすかった。
古きよき日本の崩壊をある旧家一家(大金持ち)を通して描いてました。
森さまの役どころは、その旧家の長男、職業は弁護士。
(以下、俳優名)
かなりのヤリ手なんだけど、夜の方はヤリ手ではなかったみたいで、
奥さんが欲求不満気味(笑)
森サマのところには、司法書士見習いの田村亮(田村正和の弟)
がいます。そして、お手伝いさんの若い女性。
あと、篠田三郎がいます。彼は、森サマの実家のお手伝いさんの息子。
(そして実は森サマとは異母弟)
この篠田さんは、森サマの家を守ろうと必死なんだよね。
家というか、家系というか家のもっている山とかそういうもの。
森サマの家のもつプライスレスwなもの。
その気持ちはわからんでもない。
しかし、いささか必死すぎて異様に見えました。
例えば、毎晩毎晩、夜中に家を見回りに行くんです。
火事が出たりしたらこの家がなくなってしまう。大変だ!と。
森さまの一家をお守りすることが彼の最大関心事。
ただし、決して森さまをお守りする、ということではない。
お守りするのは森サマ家。
ゆえに、森さまのお願い事は聞かなかったりする
その辺がなんだかねぇ、なんだよね。
ある日、欲求不満の奥さんは、司法書士見習いの田村さんとお手伝いさんが
ファッ…いや、いたしているところを、偶然見てしまいます。
そして欲求不満にさらに火がつく奥さん。
そんな奥さんは、篠田さんに目をつけ、逆夜這いをかけます。
家を守ろうと必死な篠田さんは「このうちにヘンなウワサが出たら困るから」
と奥さんのいうなり、というか、されるがまま、というか男マグロ状態ww
奥さんが一人、馬乗りになって必死ですw
これって、かえって欲求不満にならないのか?とか心配になりました(笑)
ある日、ひょんなことから奥さんと篠田さんがデキてる(馬乗りになられて
る?w)と森サマにばれます。
森サマ、その夜に奥さんにめずらしく手を出すのですが、奥さんがヤル気
(まんまん!フンッ)状態になったところで、突然
「お前、篠田とモーテルいったらしいな。ウワサにだけはなるなよ」と寸止め
終了!ある意味復讐か?w
まぁ、こんな感じで(?)森さまの役どころはヤリ手弁護士(夜は苦手)
明るくて、オヤジギャグも言っちゃうんだよ、だけど実際のところは何を考えて
いるのかわからない…、という感じでした。
森サマの家を守ろうと必死な篠田さんとは対極で、実家のある山を守っていこう
なんて思っておらずさっさと親に財産分けてもらおう、山は売っちゃってお金に
しよう、って考えてる感じ。
まぁ色々あって、篠田さんが衰弱死したところで映画はおわります。
古きよき日本の崩壊、みたいな。
しかし、1972年の時点でこれじゃ、今の世の中はこの篠田さんにはどう写った
だろうな?なんて考えてみたりしました。
哥の森さま。