前に見たシリーズが続いてますが、これは最近見たやつw
「鬼輪番」(1974年 監督:坪島孝)
修羅雪姫、子連れ狼、そして御用牙(笑)などの原作者、小池一雄の劇画を映画化したもの。
ま、そんなわけで(?)手足が飛び、血が噴き出し、オッパイポローンがあります(笑)
でも、この「鬼輪番」は小池一雄モノにしちゃ地味な印象が。
やっぱり勝新だったり、お兄ちゃんの若山富三郎だったり、花形役者が出てないと地味に
なっちゃうんだろうか?
御用牙は、大笑いしまくりの作品でしたし、子連れ狼も「ぷぷぷぷぷ」と笑えるシーンが
結構あったんですけどね、どうもこの作品は見ている間、笑うことが出来ませんでした。
思い出すと色々おかしい作品なんだけどね(笑)こう、葬式の最中におかしな事を
みつけたけど笑っちゃいけない!的な何かがありました。
あらすじを一度書いてみたのですが、どうにもこうにも長くなってしまったので
省略(笑)
ここのサイトに素晴らしい説明がありました。
気になる方は
ここを参照してください。
まぁ、何せコトのおこりは幕府のお庭番(鬼輪番)になる為に、厳しい修行を積んできた
若者5人(男4人、女1人)に、教育係の鬼(親鬼といいます)が性教育、いや、セッ○ス
の指導をするところから始まります。
お手本になる半裸の男女がようわからん舞いを狂ったように舞った後、うぉぉぉぉ、うぉぉぉぉ
と交わるのです(笑)
女の方はオカメのお面、で男の方は思いっきり鼻の長い天狗面でしたww
そいで、オパーイをポロリンさせつつ、絶叫しながらまぐわう姿は、正直、みうらじゅん先生の
ライフワーク、とんまつりにしか見えませんでした。が、スクリーンの中の皆があまりにも
真剣な顔(いやお面)つきだったので、何故かこちらも笑えない雰囲気(汗)
まぁ、それがきっかけで5人の面が取れるんですが、その5人はこんな顔ぶれでした。
渦彦(近藤正臣) 一応、主人公。
(荒巻啓子) 顔の幼さの割には乳首が黒かった人w
地虫(峰岸隆之介) 峰岸徹さん。若いころ、いい男だったのねー。
吹豆(水谷豊) ア~ニキィ!の直前位か?現・右京さん。
六地蔵(高峰圭二) ウルトラマンエースの人
正直、若者はの女の子と水谷豊だけでした。
あとはどう見てもまぐわり方を教わるような童貞には見えませんww
この後の親鬼の自決シーンがエググてねぇ。自分の顔を面ごとそぎ落として
切腹ですよ。もう、見ているほうも「うえぇぇぇぇ」と嫌な汗をかきました。
くわしくは、上記のサイトをご覧下さい。
で、この5人にさっそく幕府より任務が言い渡されます。
紀伊藩が、外国から新兵器を買い付けて、謀反を起こそうとしているらしい。
武器庫のありかを探り、謀反を防げ!そして武器を爆破せよ!と。
で、さっそく5人は二手に分かれ、紀伊藩に潜り込もうとするのですが・・
鬼輪番のメンバーは裏の裏をかく作戦にでます。
しかし、紀伊藩もその辺はぬかりなく、鬼輪番の進入を阻止するために、裏の裏の裏を
かく作戦をとったりしてなんとか藩への進入を拒みます。
このお互いの裏の裏の裏のウララ作戦がわからなすぎてねぇ、途中こんがらがりました(汗)
もう表からでいいじゃん、って思ったりw
で、森サマの役どころは、先に紀伊藩の武器についてずっと調べているお坊さん、
玄海という役どころでした。
坊さんなのに、編み笠を取ったらどういうわけか7:3分けっぽいヘアスタイル。
なんで7:3ヘアなんだ・・(笑)
ここだけ一瞬ぷっ、と噴出しそうになりましたが、水谷豊らの目が真剣すぎて、
笑っちゃいかんよな、と笑えませんでした。別にスクリーンの中だから笑っていいんだけどw
森坊さん、何年もかかって武器庫のありかを調べているのに全くわからず、あろうことか
鬼輪番をワナにかけ、武器庫を探す作戦に出ます。この作戦であっさりウルトラマンエース
の人が死亡。どういう作戦なんだよ(汗)
しかし、森坊が何年か買ってもわからなかった武器庫のありかを(女子)がアッサリ
と発見(笑)森サマの立場って一体…
その後、は、武器蔵のありかを森坊に伝えるんですが、森坊はタイミング良く
紀伊藩の侍に斬られ橋から落っこちて死亡。…したかと思ったら瀕死の状態で生きて
ました(笑)で、村のすみっこの小さな小屋で待機している鬼・近藤正臣に、息も絶え絶えで
武器蔵の場所を伝え、その途端にあっさり死亡(え?)
死に顔は近藤正臣の背中で見えませんでした。。残念w
ひっぱった割には、そして他の映画と比べてあっさりした引き際でした(笑)
で、紀伊藩側もお庭番殺しの凄腕、これを佐藤慶サマがやってらっしゃいましてw
冷酷非道な役をやらせると慶サマの右に出るものはいないんじゃないか、って位の
Sっぷりで、いやぁ、ホレボレしましたよ。
話的になんだかなぁ…って感じだったし(だって裏の裏作戦が多すぎだし)
今思い出すと、おかしくて笑っちゃいますが、どうも見ているときは笑えなくて
ストレスたまったし、ホントなーんだかなぁ、という作品ではあったんですけど
森サマと慶サマが出ていらっしゃったんでヨシとします(え?)