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死して屍拾うものなし

日々の記録。

岸田森が好きだ その40

2011-06-27 14:01:30 | 岸田森
「乱れからくり」 1982年3/23放送

神保町シアターにて鑑賞。

TV版の「乱れからくり」を上映するというので、まぁこんな機会はめったに
ないだろう、と思い見てきました。会場は超満員。勝手な想像ですが、円谷フ
ァンが多かったのでは?
そして、勝手に「土曜ワイド劇場」だと思ってみていたのですが、最後に岩崎
宏美の「聖母たちのララバイ」が流れました。これ、火曜サスペンス劇場でや
ったやつだったんですねw

このドラマの原作本、大変面白いという評価が多かったので、只今アマゾンで
取り寄せ中。本を読んだら、映画版の乱れからくりも見てみようかな、と思っ
てます。どちらにも森さん出てるし(笑)

ドラマの方は、主演は柴田恭平(でいいと思うw)彼が演じる勝敏夫は、ボク
シングジムに通う探偵の卵(と思われw)彼のボスは、元タカラヅカの男役ス
ターの宇内舞子(古城都)。
…なんでまたタカラヅカの男役スターが探偵?と思いましたが、そういや、
このテの2時間ドラマって「お祭り弁護士」だとか「カメラマン探偵」(どっ
ちも高嶋だ…)みたいな「?」な設定多いよな、と納得。…というか、昭和の
頃からそういう傾向にあったんでしょうか?(笑)
で、実際にこの古城都さんというかたはタカラヅカ出身の女優さんという。
途中、ちょいちょい歌い踊るシーンなんかもあったりしました(笑)きっと原
作はこんな設定じゃないはず(だと思う)だから、これは彼女に合わせたんで
しょうね、きっと。

玩具メーカー鶴寿堂を経営するの馬割家一族(まわりと読む)が、次々と殺さ
れる…というお話です。
馬割家一族の住むお屋敷が妙なお屋敷で、庭に巨大迷路があるという。
で、映画版ではこの迷路が割愛されたらしいですが(見てないので)ドラマ版
では再現した、と。それを手がけたのが円谷プロだったそうです。

で、配役も豪華でした。
事件のきっかけになる、妻の尾行を探偵事務所に依頼する馬割朋浩に菅貫太郎。
出てきた時は「おおお!スガカンさん!」と盛り上がりましたが、割と最初の
方でスコーンと死亡。。残念。。
スガカン妻が新藤恵美。そのスガカンさんと仲の悪い従兄弟役が中尾彬(若か
った)で、殺人事件を捜査する警部が草野大悟!
2時間ドラマなのに、この豪華な配役はどうよ?w
で、森さんはというと、なっかなか出てこない。
最初、中尾彬の役か?なんて思ったのですが、違った。
中尾彬の父ちゃん役の中尾鉄馬、鶴寿堂の社長でした。とはいえヨボヨボのジ
ーさん役。家にやってきた柴田恭平とタカラヅカ男役に「ごゆっくり。ごゆっ
くり」と声をかけ、ヨボヨボと新藤恵美の助けを借り、退場。

で、次に出てきた時は死亡してました…orz

この死亡シーン、去年の秋に阿佐ヶ谷ロフトの森さん祭り(?)で取り上げら
れた探偵2人が、死体を前にしゃべっている間(2分弱か?)まばたきしないと
いう死体役への執念というか、…森さんすげーなぁ!という(笑)
見てて「あ!まばたきしないやつだ!」と思い出しました。。w

これで森さんの出番は終了。。
全部で5分あったんだろうか?(笑)

ちなみに、スガカンの妻(すぐに未亡人)の新藤恵美に、柴田恭平がホレて
しまうんですが、「お!奥さん!」とつい新藤恵美を抱きしめてしまうのが、
旦那・スガカンと息子の遺影&遺骨の前というのが、絵に書いたような、ザ・
未亡人なシーンすぎて、思わず笑ってしまいました(笑)

乱れからくりは、本を読んだらまたブログに書いてみようかと思います。

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岸田森が好きだ その39

2011-06-20 12:52:58 | 岸田森
狙撃 (1968年 監督:堀川弘通)

結構前(アバウト)に銀座シネパトスで鑑賞。

加山雄三が主人公。
この人の名前を聞くと、若大将シリーズを思い出してしますのですが(単純)
この映画の中では、ものすごーーく無口でクールな主人公です。
大学で射撃をやっていた、という事位しか主人公の事はわからないのですが、
その腕を生かし(?)今はスゴ腕の殺し屋。
ある時、頼まれた殺しの件で、復讐に巻き込まれていく、というのが大筋の
あらすじ(?)です。

森サマの役は、この加山雄三の大学時代の友人(同じ射撃部?)で、今は福生で
銃のお店をやっている深沢という役です。や、非常にかっこいい役でありました
(笑)
同時期に見たのが子連れ狼だったんですが、対極の位置にあるような役でしたw
素敵度95%♪

ところで、加山雄三には途中、射撃場で知り合ったモデルの女性(浅丘ルリ子)
と付き合い始めるのですが、浅丘ルリ子は、蝶の収集(ヲ!)を趣味としていて
いつかニューギニアで幻の蝶を捕まえるのが夢なのよ、と加山雄三に語ります。
その夢を具体化?というか、途中、伊豆だかのホテルに2人が滞在中、唐突に
黒塗りの雄三&ルリ子がアフリカン太鼓?&アフリカンダンスを始めるというシ
ーンが挟まれていまして(笑)一瞬ポカーンとしてしまいました。シリアスな
映画だっただけに、これは何ぞ?という気分ww
これこれ。


しかしルリ子さんはほっそいなぁ。。
コメント (1)
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岸田森が好きだ その38

2011-04-26 14:16:17 | 岸田森
子連れ狼 親の心 子の心(1972年 監督:斎藤武市)

小池一雄脚本。
だもんで、お約束の様に女性はオパイ丸出し、血がブシューーーーッ!と噴出す
B級映画となってます。子連れ狼の4作目です。
今、何作目なのか調べる為、ちとwikiを覗いたのですが、この子連れ狼シリーズ
1~4作が1972年に公開されてました。3ヶ月に1本のペースかぁ。凄い。


で、いきなり女性のオパイというか乳首のアップから始まりました(笑)
金太郎の刺青をオパーイに入れている女性が、上半身裸で男3人と戦ってます。
男性3人、あっという間にやられてしまいました。

この女性、元々は大道芸で小太刀を使う芸を見せるお嬢さんだったのですが、
その太刀の腕を買われて、尾張藩に殿様を守る侍女として雇われました。
しかし、尾張藩士の孤塚円記(こづかえんき)という怪しい男に剣の勝負を
挑まれ負けてしまい、その上、犯されてしまったという可哀相な女性なのです。

で、この女性は狐塚へ復讐するために尾張藩士を次々と討ち取っている(冒頭
シーン)と。なんで狐塚を最初から狙わん?!といいたいのですが、まぁ、ラス
ボス的な存在の狐塚ですから、藩士が沢山やられたら、最後に出てくるであろう
…と。

で、殺された藩士の遺族から、拝一刀(若山富三郎・主人公)がこの女性…お雪
っていうんですが、彼女の殺害をお願いされるというストーリーです。

で、森サマの役どころは、このお雪の運命を狂わせた妖剣の使い手、孤塚円記。
いきなりドアップで出てくるのですが、カメラに写されている間中、まばたきを
しない(笑)ずーっとカーーッと目を見開きっぱなしwww
これでも十分怪しいのですが、その上、刀に火がつくというありえない剣の使い手w
ありえねぇww でも小池一雄だもんなぁw
もーし、眠狂四郎サマと戦ったらどうなるんだろう?というどうでもいい事を考え
つつ、見てしまいましたw

最後、お雪と再度戦うわけですが、オパーイに見とれ、オデコに小刀をくらい、絶命w
最強の剣の使い手もオパーイには負ける、と…(-ω-)
死ぬ時も目開けたままじゃなかったっけか?

全作と違い、随分マヌケだったなぁw 面白かったからヨシとしますがw

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岸田森が好きだ その37

2011-03-24 11:45:40 | 岸田森
青葉繁れる(1974年 監督:岡本喜八)

池袋・新文芸座で鑑賞。

井上ひさし原作。
仙台の名門校「仙台一高」に通うおちこぼれ(笑)男子の高校生活を
描いた作品。
おちこぼれ&サエない、となれば勿論モテない…というか男子校なんで
そもそも女子との接点がなかなかない男子、とくればもう、エロ妄想の
嵐状態になるのは必然で、ここに出てくる男子も、頭の中はエロ妄想で
99.99%位占められている状態(笑)

…これって、いつの時代も変わらないよなぁ。しかも、なんで絵に書いた
ようにくだらん妄想の塊なんだろう。青春だなぁ(笑)
映画館でもあちこちで爆笑がおきていました。

こんな3人組のいるクラスに東京から転校生がやってきます。
それがなんと草刈正雄!なんという出来すぎたシチュエーションww
東京の奴は…みたいな事を主人公達が言っていましたが、東京にもこんな
かっこいい高校生はまずいないからww

しっかし本当に若い頃の草刈正雄って、出来すぎ君状態です。
彼が「女って哀しいよな…」ってつぶやくシーンがあったのですが、なんで
あんなに絵になるんでしょう?(笑)
そんな絵になりすぎ、出来すぎ君の正雄なのに、途中でフラレちゃったりで
青春とはなかなかうまくいかないもんだ(笑)凹む正雄、見た目があんな風
だけに、情けない度も120%増し位になってました。
まぁそんな高校生4人のお話。

ちなみに森さんは、仙台の教育委員会の役員の役でワンシーン、ちらりと出
演でしたが、まさかの仙台弁でありました。
東北地方の方言に弱い私的には、うわぁぁぁ、萌えエエエエ状態
ちょっと得した気分でありましたw

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岸田森が好きだ その36

2011-03-07 10:18:49 | 岸田森
斬る(1968年 監督:岡本喜八)

池袋・新文芸座にて鑑賞
森サマ渋くてカッコイイ度 200%位w

いやぁもう、この映画は面白いです!非常に面白いです!
森サマ目当てで見ましたが、出てる出てない関係ないです。(関係あるけどw)
本当に面白い!!時代劇を見たくなったらこの「斬る」を見ましょう!!
DVD化されているのでツタヤとかにおいてあると思うので、是非!
こういうのを痛快時代劇って言うんだと思います。

いろいろあって武士を辞めたヤクザの仲代達矢、武士になりたくて百姓を辞めた
高橋悦史が主人公…というか、話を引っ張っていきます。
この二人がまた素晴らしくってねぇ。
今、この2人の役って、誰が引き受けられるかしら?いないんじゃない?ってな
位です。…というか、今だと誰が出来るんだ?居なさそう。

ある宿場町で、城代家老が中村敦夫を中心とした若い武士7人に斬られます。
(まぁ最悪の城代家老だった、と)で、7人は山中の小屋に篭り、そこで江戸に
いる、藩主の裁きをを待つわけですが、次席家老の神山繁は、いい機会とばかりに
武士が篭る山に、腕の立つ浪人集団を送り込みます。で、若い武士vs浪人集の斬り
合い(私闘というのかな?)→全員死亡、で片付けてしまおうという魂胆。

これを、そうはさせるかい!と仲代達矢があれこれ走り回るのです。
ちなみに高橋悦史は、武士になりたくて、次席家老の神山繁が作った浪人集団に
入るので、仲代達矢とは敵の関係なのですが、そういうわけでもなく(笑)

で、森サマはというと、この浪人集団のリーダー。
腕の立つ浪人、荒尾十郎太。
とにかく、7人を切って、貰えるもの(お金)を貰いたいという役。
まぁそれだけじゃなくって、バックグラウンドがあるわけですが。
頭は切れるし、腕は立つし、渋いというかニヒルというか。

結構な人数が出てくる映画なのですが、それぞれのキャラが立っているので
見てて飽きることがないです。中でも仲代達矢は光っていますが、次席家老の
神山繁のクールな悪っぷりとか、高橋悦史の力任せっぷりとか、それぞれが
際立ってます。そんななかでニヒルっぷりをこれでもか!これでもか!と発揮
する森サマのかっこよさは「座頭市と用心棒」の九頭竜並でした。

ちなみに、外国では「kill!」というタイトルで公開されたようです。
邦題と同じ(笑)
Kill! (1968) [Trailer]


助太刀屋、座頭市と用心棒、この作品を見て、この宿場町に誰も居ないっていう
シチュエーションが監督は好きなんだな、ということに今更ながら気づきました。
遅いよ、ってか…

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岸田森が好きだ その35

2011-02-01 10:56:03 | 岸田森
愛の嵐の中で(1978年 監督:小谷承靖)

森サマの怪演度:200%

去年12月、銀座シネパトスで鑑賞した作品。
桜田淳子主演のアイドル映画なのですが、この映画の森サマはイっちゃってます。
喘息持ちのオカマ言葉で話す美容師、という設定からしてアレだしww
出てくる度に吹き出すってどうなのよ?ってな具合でした(笑)
しかしさっさとブログにアップしなかったのでだいーぶ忘れちゃってる(汗)

物語は、プロのバレリーナを目指しパリに留学している(と思われる)
黛夏子(桜田淳子)の元へ1本の電話が入るところから始まります。
電話の内容は「お姉さんが自殺した」と。
あわてて日本に帰国した夏子は、警察の遺体安置所でお姉さんの黛雪子(夏純子)
と対面します。今気が付きましたが二人とも「じゅんこ」さんだ(笑)
お姉さんはスタイリストをしていました。
警察が言うには、お姉さんが自殺した当日の行動は、ロケで三浦海岸に行き、仕事
をした後、一人別行動。崖から転落死した、と。でもって妊娠3ヶ月だった、と。
残してあった遺書を警察から見せてもらった桜田淳子でしたが、

あんなにやさしくてしっかりもののお姉さんが自殺するわけない!
きっと殺されたんだわ!!

と警察の言う自殺説を信じません。まぁ信じていたら映画も始まらない(笑)
で、淳子、本当の犯人を捜す!というのがあらすじです。

とりあえず、お姉さんが住んでいたアパートに行き、お姉さんが自殺でなく
殺されたんだわ、私が調べなくては…と思いつつ、どうすることも出来ない淳子。
このアパート、場所がなかなか素敵な感じだったのですが、どこでロケだったんだ
ろう?外の階段とかとても良い感じでした。
で、淳子がアパートに戻ると、お姉さんが洗濯したと思われるパンストが窓際に
干してあるのですが、これが新品同様。女性の方ならわかると思いますが、アイ
ロンがかかったようなシワひとつないもの。
なんでこんなのが?と思ったのですが、これが後で大変な事に(笑)

お姉さんのアパートでとりあえず眠りにつく淳子。
その夜、怪しい人影…いや、どうみても森サマとしか思えない人影が、淳子の眠る
部屋に忍び込みます。森さんっ!!何をしているのですか!!w
物音で目が覚めた淳子に襲い掛かる森サマ。しかし顔がバレてはいけないと
思ったのか、不自然に窓際に干してあった先ほどのパンストを頭からかぶる森サマ!!

パンストを被る森サマという大変貴重な(?)シーンを見ることが出来ました(笑)
変態度、更に5割増しと言ったとこでしょうか?
思い出すだけで笑うわぁw これを怪演といわずして何という!!ww
ここだけでも見た甲斐があるというものです(笑)

その後、淳子を襲いきれなかった(?)森サマは、黄色いポルシェで逃走。
その黄色いポルシェを目撃した淳子は「お姉さんの死と黄色いポルシェ、きっと
関係があるに違いない」ということで、このポルシェの持ち主を調べ出します。

この黄色いポルシェの持ち主、何人かいたのですが勿論森サマも入っています(笑)
他には自信の番組の視聴率を気にするニュースキャスター役の中村敦夫、食品会社の
部長のチイチイ、精神病院から脱走した田中邦衛(笑)などなど…。
どいつもこいつも濃すぎる面々ばかりww
淳子はひとりひとり、調べていきます。で、丁度キャスター敦夫を調べに入った頃
中村敦夫のニュース番組で婦女子連続殺人事件の犯人像に迫る!なんてのを
取り上げてるんですが、この犯人、どうやら喘息持ちらしく呼吸が変らしいのですw
確か森サマ扮する美容師さんも喘息持ちじゃ…
まさか森サマ、何人も殺しているとか…

と、煽るだけ煽っておいて、ある夜、淳子は帰り道で悲鳴をききます。
近くの工事現場のオッチャンが「女性が倒れているぞ~!」「連続殺人か?」などと
騒いでます。現場を見に行き(行くなよ…)ちょっと恐ろしくなる淳子。
その背後からまるで喘息か?というようなヒューッヒューッという呼吸が…
ヒューッヒューッ… 怖いぃぃぃぃ!!!ww
「淳子!後ろ後ろ!!」とスクリーンに向かって叫びたくなりました。。

「こんな夜遅くに、どうしたの?」(思いっきりオカマ口調)

ここでまた森サマ登場。あなたがどうしたの?だよ(笑)
(注:この辺りから若干ストーリー忘れてます。怪しいです。)

「ひとりじゃ危ないわ。私が送ってあげるから」

と、森サマは淳子を黄色いポルシェに乗せます。
そっちの方が危ないから!!と突っ込みを入れたくなるのですが、淳子も
黄色いポルシェなもんだから、助手席に乗り込むのです。
で、連れて行かれた先は、森サマの美容室。
そこで「髪をカットしてもいいかしら?」と森サマ。
普通、いきあたりばったりで美容師さんにカットなぞしてもらわないと思うのですが
まぁここは映画ですから、淳子はおとなしく鏡の前に座るのです。

ここから森サマの独壇場というか
「ああ…素晴らしい髪の毛だわ…」とイッちゃった目で淳子の髪をいじくりまわし
淳子、たまらなくなって逃げ出します。
しばらく店内でおっかけっこをしているところに、タイミングよく助っ人が登場。
助っ人君にボコボコにされ、淳子にも問い詰められ、黄色いポルシェを購入した
いきさつや、淳子の家に忍び込んだいきさつをオカマ言葉で涙ながらに語る森サマ。
森サマは淳子のお姉さんが好きだったのですね(オカマ言葉だけど)
でも全然相手にされなかった、と。
「なんで私じゃダメなのよ…ヨヨヨ」と泣き崩れる森サマを見つつ、

「そのオカマ言葉をなんとかすればもうちょっと違ったかもしれないよ…」と
真剣に思ってしまった私でありました(笑)
…というわけで、森サマの出番は前半のみですが、充分見ごたえがありました。
また上映されることがあったら、絶対に見に行くんだけど!!!

森サマに襲われそうになり、淳子危うし!のところでタイミングよく飛び込んできた
助っ人君(篠田三郎)は、お姉さんと一緒に仕事をしていたカメラマン君。
他の出演者よりも若いので、きっと淳子と彼が恋仲になるんだろうなぁ、と思いつつ
見ていたのですが、意外な展開を見せ「そっちなの?!」という方向へ行ったのには
驚いた。早春物語系でした。。

そういや、Youtubeにこんな動画がアップされていました。
この物語の詳しいあらすじはこちらでどうぞw
http://www.youtube.com/watch?v=YrzpwRcmXZo

あ、ちなみに連続殺人犯は別にいました。
森サマ、全く関係なし(笑)意外というか拍子抜けしちゃったよw

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岸田森全仕事ライブ版! 第三弾「近頃なぜか岸田森」

2010-11-02 13:31:51 | 岸田森
去年の第二弾に引き続き、今年も岸田森全仕事の第三弾が開催。
10/31(日)阿佐ヶ谷ロフトに行ってきました。
18時位に新宿を出たら阿佐ヶ谷18時半は余裕だろ、と思っていたのに
中央線が事故で止まってて物凄い焦りました…。
丸の内線で南阿佐ヶ谷まで行き、そこから阿佐ヶ谷ロフトまでダッシュ
しちゃったよ(笑)
入り口でお金を払う時、出演者である森サマのお兄様にばったり。
とっさにご挨拶したところ、にこやかに挨拶を返してくださいました。
感激

今回も前回の続きということで、1978年以降~お亡くなりになるまで。
この辺りにくると、サンバルカンだとかもんもんドラエティだとか、うっすら
記憶に残っているものも出てきまして、非常に懐かしいやら、新しい発見が
あるやら、なんともいえない気分に。
この時期のドラマでの森サマはまぁ大体において悪役なのですが、どれもこれも
ヒネリが効いてて、爆笑の連続でしたw時代劇においては、大抵小判をチャリチ
ャリさせてたな。お金大好き!と(笑)
声のお仕事では、ラジオドラマでブラックジャックの役やってたのね。
初めて知った。。

でもって、一番印象に残ったのは「特捜最前線」
出て来る時は、弁護士役で出てくるのですが
なんと藤岡弘のお兄さん役!!!
これ、小さい頃に見ていた記憶があるんだけど、この事は始めて知ったよ!
…ってか、どこをどうすればこの2人が兄弟に見えるんでしょう?
似てないにも程があるよ!本当に!!ww
いやいや、これは衝撃の事実でございました(笑)

会場には、先月16日に行われた森サマのプライベート誕生日パーティーで
お兄様が作ってきたという森サマのプライベート写真があれこれ沢山展示されて
おり、カメラOKとのことだったので、貴重な高校生時代の写真やら色々、写真
に撮って来ました。これは宝物だ…

前回に引き続き、お兄さんの蝶の講座もありました(笑)
蝶について熱心に語るお兄さん、森サマもこんな風だったそうです。
次回も開催できたら…なんて主催の方が言ってらっしゃいましたが、是非是非
開催していただきたい!!w

そういや、岡本喜八監督七周忌にあたるそうで、今月末に新宿ロフトプラス1で
喜八監督のイベントがあるそうなのです。これも行かねば!!
チケットとらなくては、だ。
コメント (2)
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岸田森が好きだ その34

2010-08-16 13:39:03 | 岸田森
5ヶ月ぶり位になってしまいました(笑)

樺太1945年夏 氷雪の門(1974年 監督:村山三男)
http://www.hyosetsu.com/index.html

シアターNにて鑑賞。
1945年8月15日、終戦を迎えたにもかかわらず、ソ連軍が樺太侵攻を続けます。
終戦したにもかかわらず、ですよ。このソ連侵攻の犠牲になった若い女子9人のお話。
一昨年、ドラマになっていました
こんな事実があったのかと思うと…やりきれんなぁ。やりきれんとか一言で片付く問題じゃ
ないですが。
あらすじは関連サイトを見てもらえれば(笑)

途中、日本軍がどんどん侵攻してくるソ連に対し、無条件降伏をしたのだし、終戦したの
だから、侵攻をやめてくれ、と訴えるのですがソ連の返答がこれ

「敗戦国に、つべこべいう権利なし」

あーもう、ムカっ腹が立ちました。
そして、白旗を揚げ、侵攻をやめてくれとソ連軍に直接お願いしにいった日本軍を
その場で皆殺しにするソ連軍。
なんなんだろうね、この国(ソ連)は。
で、1974年にこの映画を見たソ連は「不愉快である」って日本に圧力をかけて
公開中止にしたという・・

それが、今年に入りやっと日の目を見始めた、と。
この映画、迷っているなら見た方がいいです。こんな事が北海道よりも北の地で、
しかも終戦後に起こったというのは知ってるべきじゃないかな、と。

で、森サマですが

公式サイトの映画のキャスト一覧に名前が出ていませんが、出てます(笑)
田尻中佐という役で出ちょります。
まぁ公式サイトに名前が出てないということは、チョイのチョイ役なんだろうな、と
思い、そこそこ覚悟して行ったのですが、出演時間は3分かそこらでしたw
樺太にいる鈴木参謀長(丹波哲郎)にソ連軍に対する日本軍の戦いの方針を伝える中佐役。
2度ほど画面に映りますw

これがまた髪の毛をぺったりとオールバック(?)若干、坊主っぽくも見えたけどそんな
風にして、で、ヒゲを生やしているんで、なんかダリの様というか、大泉滉の様というか…
笑ってしまったではないかw とりあえずチョイとしか出てきませんがインパクトはあり
ますw

で、映画の感想なんですが、先ほど見ておくべきとは書きましたが、正直仰々しすぎな
気がしました。。なんかこう「可哀相でしょ!悲惨でしょ!」と言わんばかりの主張しすぎ
なBGM。出演者の演技もちょっとそんな感じ。
ラストとか若干安っぽいんだよなぁ…。うーむ。。。
もうちょっと淡々とやればいいのになぁ、ってのが正直な感想です。
最近、TVでやる戦争ドラマも「泣け!泣きどころじゃぁぁ!」と主張しすぎなBGMが多
く、うんざりしてたんですけど、この当時でもこんなだったのか・・と若干驚き。
これは日本人の好みなんかいな?
私はNHKのドキュメンタリーなんかの淡々としたまま進行していくのが好きなんだけどなぁ。
でもこれは好き好きだからねぇ。↑これはあくまでも個人的な好みということで。

ヒゲ面の森サマって考えてみたらあまり映画ではないかも?
忘れているだけかしらん?
色々な意味で貴重だと思うので、夏休み映画として迷っている方にはオススメします。

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岸田森が好きだ その33

2010-03-09 10:40:48 | 岸田森
「はつ恋」(1975年 監督:小谷承靖)

ちょいと前に、渋谷のシネマヴェーラで見ました。
ツルゲーネフ原作の「はつ恋」を元に映画化した作品。
高校生の主人公・一彦(井上純一)の家の隣に、ちょっと年上のキレイなお姉さん・るお
(仁科明子)が引っ越してきます。彼女に惹かれる主人公でしたが、実は彼女、主人公の
お父さんと……というお話。

主人公役の井上純一氏がいかにも70年代~80年代のジャニーズ顔だなぁ、と感心してたら
本当にジャニーズでした(笑)

森サマの役どころは、るおの取り巻きのうちの一人。画商の木村という男性役。
このるおちゃんという女の子は、絵描きの娘で、お父さんは昔に亡くなっているのですが
まぁ、お父さん関係で家に出入りしてたと思われる男性が常に5人くらい、彼女の周りに
います。森サマはそのうちの1人。るおに惹かれているというわけじゃなく、結構冷静な
感じでした。未発表の絵狙いか?ww

まぁなんだ、ほろ苦い青春映画、という感じでした。
森サマも強烈なオーラを放つわけでもなく、ってな感じで。



以上です。キャップ!

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岸田森が好きだ その32

2010-01-04 12:37:08 | 岸田森
ゴジラ対メカゴジラ (1974年 監督:福田純)

実はゴジラものを見るのは初めてです。
昭和のゴジラは顔がラブリーだというのは知っていましたが、改めて映画でみて
本当にラブリーな顔だなぁ、と思いました(笑)

おめめがラブリーw

宇宙人が地球を征服するために送り込んだ怪獣としてメカゴジラが登場。
ゴジラのほかにもキングシーサーという怪獣が出てきて、2匹でメカゴジラを
やっつけます。。キングシーサー、シーサーということで舞台は沖縄。

このキングシーサーなる怪獣を目覚めさせるためにシーサーの置物が登場するの
ですが、これを宇宙人が奪いにやってくるのを人間が阻止する…というのが、人
間ドラマの内容。
で、森サマは最初はずいぶん怪しい登場の仕方をします。
シーサーの置物を持っている主人公パートの研究者たちにつきまとうように現れます。

こんな感じで登場。全身黒づくめ。
しかし、細身だから、トレンチコートが似合う似合うww


研究者らに「ルポライター、いやトップ屋かな」と自己紹介。
しかし怪しすぎてそんな風には見えないw

森サマのキャラからいっても、絶対に悪の親玉!と思うのですが、主人公達が
ピンチに陥った時、颯爽と登場!宇宙人をやっつけます。



↑かっこいい…w

実は宇宙人の怪しい動きを別ルートから嗅ぎつけ、調査していたインターポールの
人間だったという設定でした。つまりイイ人w

僕はイイ人なんです。

この後も、活躍しまくりで、最後は宇宙人の秘密基地を爆破しました。
ヒーロー並みの活躍の森サマ。素敵すぎます。

森サマin猿の惑星 メジャーのようなもので宇宙人をやっつけ


悪だくみの宇宙人の親玉をやっつける相談(一瞬囚われます)

やー、正月からヒーロー森サマを見られて気分がよいw
コメント (2)
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