goo blog サービス終了のお知らせ 

死して屍拾うものなし

日々の記録。

成田三樹夫も好きだ その14

2009-12-28 13:32:46 | 成田三樹夫
脂のしたたり (1966年 監督:田中徳三)

ちょいと前に神保町シアターで鑑賞。
主演:田宮二郎 

とある証券会社の社員・田宮二郎が、ある会社の株が買い占められている事に
気づき、金儲けのにおいがする…と首を突っ込んでいくお話です。
しかし何でこのタイトルだったんだろう?全く脂はしたたってなかったと思う
んだけど…w

で、ミッキーの役どころはもちろん悪役。田宮二郎があれこれ調べる先に必ず
いるナゾの男、という役どころ。田宮二郎の別れた彼女がバーでやとわれマダム
をやっているのですが、そこのマネージャーだったりもします。
最初は名前も謎のまま話が進んでいくんですよ。で、田宮二郎が
「あの蛇のような男の名前さえわかれば・・」なんて別れた彼女に話すシーンが
あるのですが、すると彼女も「うちのクラブのマネージャーもそんな男よ」と
言うんですよ。ヲイヲイヲイ!ミッキーを「蛇のような男」って言うなぁ!
しかも、その証言で本当にミッキー本人だ、って一致しちゃってるし
髪型に特徴ある眼光鋭い男前とか言ってくれればいいのに(笑)

話は飛びますが、この映画で結構な頻度で「三国人」という言葉が使われます。
以前、都知事が「三国人」と言って問題になりましたが(なったよねぇ?)この
頃は普通に使っていたんだな、と1960年代の文化みたいなものの端っこを垣間見
た気がしました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その13

2009-12-15 15:25:49 | 成田三樹夫
眠狂四郎無頼控・魔性の肌 (1967年 監督:池広一夫)

やー、実に半年振りに成田三樹夫出演の映画を見ましたw
市川雷蔵の眠狂四郎シリーズ9作目です。
1960年代の森サマは個人的にちょっと物足りないと前に書きましたが、成田氏の
60年代、大映時代は、もう!もう!オニのようにかっこいいです。何を見てもw
髪型がちょっとヘンでも問題なし!悶え死にしそうにかっこいいですw

で、眠狂四郎。今回始めてみたのですが、これが予想以上の面白さ!
今年の5月頃かな?WOWOWで全シリーズやったのですが、成田氏目当てでこれしか
録画しなかったのですが、全部撮っておけばよかったなぁ…。今頃後悔。

眠狂四郎が、転びバテレンと町娘の間に出来た混血児で、円月殺法・虚無的・ニ
ヒル・女好き…って位の前情報はあったんですけども、やー、とにかく狂四郎の
キャラが最高です。いや、これは市川雷蔵が凄いんだろうな。

冒頭、狂四郎が(このシリーズで)なじみの女の元に足を運びます。
で、なんだかんだあって(笑)その後、表情ひとつ崩さない狂四郎にちょっと焼
いた女がイヤ味を言うんですけど、それに対して狂四郎のセリフが

「女は抱くものとしか、心得ていないんだが」
このセリフで、こちらが落ちたよ…
狂四郎サマ、素敵すぎます

あらすじはこんな
狂四郎は、闕所物奉行の朝比奈修理亮から、キリシタンの秘宝(黄金のマリア像)
を京へ運ぶ命を受けたが、謎のカルト教団「黒指党」が、秘宝を狙っているので
狂四郎に護衛して欲しいと言う。その場は断った狂四郎だったが、後日、依頼を
引き受ける。報酬は娘・ちさの操という条件で・・・。

ま、そんなわけで京都までちさを遠くから見守りつつ、狂四郎の旅が始まるわけです。
成田ミッキーの役どころは、秘宝を狙い、狂四郎を執拗につけ回すカルト教団・黒指党
の教祖、三枝右近役。実はこの教祖ミッキーも異人との混血児で、狂四郎はそれを見
抜きます。私が思うに、きっとミッキーの父ちゃんはこの人じゃないかと(笑)
混血児というにはちょーっと雷蔵さんはムリがあるかな?と思いますが、ミッキーは彫
りも深いし、わかる気がします。

なんだかんだあってラストは狂四郎vsミッキー。
まぁ、円月殺法にはミッキーも敵うわけ無く倒されてしまうのですが、
この最後の場面、二人のアップが非常に多く、個人的にはムッハー状態でしたw

狂四郎のセリフも名言というか迷言というか、もう「何それはっ!」ってのが
多いんですけど、市川雷蔵さんが言うと不思議と浮かないのです。笑っちゃい
ますがwやー、この作品で雷蔵さんのファンになってしまいました。
そしてミッキー、やっぱり素敵です。こんなに素敵な悪役はもう出てこないな・・

眠狂四郎無頼控・魔性の肌 予告
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その12

2009-06-01 14:18:00 | 成田三樹夫
徳川一族の崩壊(1980年 監督:山下耕作)
(岸田森が好きだ その22)
お話は幕末…というのは、森サマのとこで書いたとおりですが、もうちょっと
だけ詳しくw

徳川一族の直系なのにもかかわらず、寒くて穀物の取れない地に追いやられ、
更に度重なる凶作で踏んだり蹴ったりの会津松平藩。そんなひどい状況でも
藩主・松平容保(萬屋錦之介)は、徳川幕府への忠誠は忘れてない(偉い)
対して、長州・薩摩藩などは討幕を企てはじめ、長州藩の桂小五郎(後の)
は、倒幕の勅令を得ようと、京都の公家に接近。
徳川は、この動きを阻止するため(統幕の勅令を帝に出させないようにするため)
京都守護職という役職をつくり、責任者に会津松平藩の藩主・松平容保を命じる・・

というのが大筋です。
簡単に言っちゃえば、帝(みかど)に「倒幕命令」を出させる派vs阻止派の
戦いの映画。
タイトル通り、というか歴史どおり、徳川滅びますけど。
ただ、歴史に無かった事がかなり起こるトンデモ映画の部類であります(笑)

で、成田さんの役どころは岩倉具視(子孫は加山雄三)
岩倉さんというと、どうしてもこのイメージなのですが

500円札

まだ、明治時代に入る前だったので公家さんでした。
成田さんの公家といえばこれ!烏丸少将!!

烏丸でおじゃる。
烏丸少将もひそかに倒幕を計画してたけど、願いかなわず死亡してます。
勝手に岩倉さんは烏丸少将の生まれ変わりか?と余計な事を考えました。
烏丸さん、よかったねぇ。倒幕成功してww

しかし、時代は幕末。もう白塗りもしておらず、どっから出しているのかわから
ない高い声でもなく、普通に煙管をプハーっとやる、ちょっと神経質そうな岩倉
さんて感じでした。声も低かったし。でもあいさつは「ごきげんよう」w

で、上のポスターを見てもらえればわかるかと思いますが、左側の松方弘樹が
長州藩出身の倒幕首謀者、桂小五郎役(後の木戸孝允)なんですよ。
でもって薩摩藩の大久保一蔵(後の大久保利通)が梅宮辰夫 (笑)
なんだその、ヤクザ映画みたいな配役は!って感じw
しかも、映画を見ながらずっと「なーんか時代劇のスタイルを借りたヤクザ映画
っぽいなぁ」なんて思ってたら、山下耕作が監督でした。
任侠映画とか沢山撮ってる人だもんな。と妙に納得。

そんなわけで、ミッキーもちょいヤクザっぽかったw
ただ、なんかもう倒幕ちょっと諦め気味…な感じではありましたが。
倒幕の相談で、松方・梅宮・成田(他何人か)が揃って相談するところは、さながら
コスプレしたヤ○ザの殴りこみ相談てな感じでありました。
何せ、倒幕派の連中は、帝(みかど)の事を「玉(ぎょく)」と呼んでいるんですが
途中のシーンで、松方弘樹が「玉(ぎょく)の取り合いじゃぁ!」的なことを言った時
「それは、言い方を帰れば「タマの取り合い」だね…」なんて思ってしまいました
ま、なんかそういうテイストが結構強い映画だった、と。
結構長かったけど、面白かったな。
ちなみにミッキーはラストシーンまでみっちり出演でした。満足(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その11

2009-05-30 01:06:16 | 成田三樹夫
兵隊やくざ 大脱走(1966年 監督:田中徳三)

勝新太郎主演の兵隊やくざシリーズの5作目。
Gyaoにて鑑賞。

いきなりシリーズの5作目を見てしまいましたww
いやー、面白かった!
ツタヤにDVDが置いてあったので、最初から借りて見てみなくては。
異色の戦争映画です。…戦争映画で面白いってのがまずアレだしw

物語は、大宮二等兵(勝新太郎)と上等兵の有田(田村高廣)が主人公。
大宮は元ヤクザでケンカがめっぽう強く義理人情に厚い奴。
あちこちの隊で問題を起こす大宮の世話係となった有田は、頭がいいんだけど
軍隊の上下関係とかそういうのがキライで出世できない人。
この二人が物凄く仲良くなって、あちこちで騒動を巻き起こす、といった映画です。
これが物語の軸で、これの5話目。
5話目は、ソ連が侵攻してくる北満州の国境を固める部隊に勝&田村コンビが
いるのですが、そこに逃げ込んできた慰問団の父娘の娘に勝新がホレちゃったり
ソ連の侵攻で全滅した部隊で唯一、いや唯二(笑)生き残った二人が、勝手に中尉
と少尉に化けて、他の部隊に拾ってもらったりします。

ちなみにミッキーは、1・3・5話目に出演。
話の経緯は1と3を見ていないのでわかりませんが、元憲兵の青柳という兵士役。
1と3では憲兵役で勝&田村コンビをさんざんいたぶってたんでしょうな。
勝&田村コンビが中尉・少尉とエラくなって、他の部隊にもぐりこんだのに対し、
ミッキーは憲兵という地位をすて、普通の兵士として勝&田村と同じ部隊にもぐり
こんでいました。

ミッキーは、日本の敗戦は決定的だと睨んで、部隊のトラックを1台盗んでここ
から逃げ出そう、そのために手を組まないか?お前らが身分を偽っているのは黙って
てやる、と勝&田村コンビにもちかけますが二人は拒否します。
ある日、ソ連軍に包囲された日本人村の村人が部隊に援助を求めに来ました。
勝&田村コンビは、日本人村を助けに何人かの兵士と向かいます。
その中にミッキーもいます。
で、意外な結末を迎えます。

いやー、面白かったっす。勝新の映画ってハズレなしだね。
若き日の成田氏は、細面で目がギラギラしておりホントかっこいいです。
御用牙の時の侍姿もホレボレしましたが、兵士姿でもやっぱり素敵でありました(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その10

2009-05-12 11:36:53 | 成田三樹夫
御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判(1974 監督:井上芳夫)

以前、オアシスのリアムの股間のイチモツはデカくあってほしい、という話題で
盛り上がりましたが(私だけ?)何人かの方に「日本人なら勝新太郎!」と言っ
たと思います。
多分にこの映画の影響があるかと。
といっても、見たのは昨日、5/11なんだけど(笑)
渋谷シネマヴェーラにて鑑賞。この日は緑魔子特集で、緑魔子目当てなのか、
勝新目当てなのか、この映画自体が好きなのか(笑)8割の客の入りでびっくり。

で、映画「御用牙」なんですが、シリーズもので3作あります。
これはその3作目。
江戸時代版「特命係長・只野仁」といった感じ?いや、もっと下品なんだが(笑)

主人公は、北町奉行所の隠密廻り同心、かみそり半蔵(勝新太郎)
同心の中でもちょっと浮いているというか、わが道を行く人。
手下は結構へっぽこコンビの鬼火(草野大悟)とマムシ(蟹江敬三notウエスト)
不正は許せねぇぜ!とあらゆる手を使い、不正を暴きます。
このあらゆる手が、不正行為じゃないの?と言いたくなりますが、それはまぁ
置いといて(笑)
この半蔵、怪しい相手から証言を引き出すために、より効き目のある拷問を、と
自ら拷問を課したりします。どういう訓練なのだか(汗)
そして、最高の拷問というべきか、なんというべきか、…まぁ、このシリーズ中
重要な証言を握っているのは、大抵女なんですが、その女に加える拷問(?)の
ために、毎日毎日、己のイチモツを叩き、冷やし、米俵にザクッザクッとブチこ
みます。…空手の訓練で、指を砂の中に差し込む、というのは聞いたことあるけ
ど、イチモツを米俵にって・・
グダグダ書くより、見ていただいたほうがわかるかと(笑)
「半蔵のイチモツトレーニング」


で、何か重要な秘密を握っている女性をひっ捕まえて、半蔵が「オイ、吐いちまいな」とか
なんとか言って拷問するんですよ。それでも女性がガンとして言わないと、半蔵は
最後の手段としてイチモツをブチこむわけですよ。
そうすると女性が
「ああ~ん、やめないでぇぇ~、言うから抜かないでぇぇ~」
というパターンになる、と(笑)

そういう映画です。
最後はこのエロ拷問で大抵すべてが解決、みたいな(笑)
映画途中で、ふんどし越しに半蔵のイチモツがアップになるシーンがあったので
すが、さすがトレーニングのタマ物というか、なんというか巨根でございました
…てか、ここまでまったくミッキーに触れてない(汗)

3作目のお話は、ある晩、江戸城公儀御用金蔵(お金の蔵ですな)近くのお掘で
釣りをしていたへっぽこコンビ鬼火とまむしが、なんと女の幽霊を見てしまいます。
プルちゃった二人が、この件を半蔵に報告、すると半蔵は
「女の幽霊か。そりゃ興味あるぜ。一度抱いてみたいと思ってたんだよ」
と、幽霊を確認しにお掘へ。幽霊は生きてる女でした。
女を捕まえ、ついでに大量の竹筒も発見。
中からは大量の小判が。しかも、手垢もついてないピカピカの小判。
こんなピカピカ小判は公儀御用金蔵の小判に違いない。
「ヲイ!どういうことだ?」と半蔵は女を網にいれて吊るし、自分はその下に
仰向けに寝て、自慢のイチモツで拷問します(最高です)
女があともう一息で全部自白!というときに昇天してしまいました。。
というか、何者かに刺されてホントに死亡してしまいました。
「何奴?」と振り向くとそこには黒装束の集団が。
そのリーダーは、公儀御用金蔵の金庫番をしていた下級武士、加藤でした。
で、幽霊女は加藤の妻でした。
まぁしかし、半蔵の家はトラップだらけで、壁から弓がビュンビュン飛ぶわ、
床がパカっと空き、おっこった人間は串刺し状態になるわ、と凄い家。
こんなです(っていうか、まさにその場面です)


で、皆死んでしまい、残ったのは加藤ただ一人。
もう少しで、加藤が自白…というときに、どこからか刀の鞘が赤い黒装束が一人
出てきて、物凄い速さで加藤を斬って逃げていきます。

この赤い鞘の男が成田三樹夫氏(はぁ、やっと出たw)
加藤の上の更に黒幕のなまくら坊主がいるんですが、その坊主の用心棒役でした。
出番はガンガンあるわけじゃないですが、要所要所、そしてラストは勝vsミッキー

そういや、勝vsミッキーは座頭市地獄旅の時もそうだったな。。
成田氏が浪人役をやると、物凄くかっこいい。
あの眼光のするどさといい、ひょうひょうとしているところといい、なんかもう
ホレボレします。どんなに悪役でも
クセのある悪役(公家とか)も好きですけど、浪人役のミッキーはストレートに
素敵です。嗚呼・・
てかさ、ようつべにラストの勝新vsミッキーがおっこってた!
ラストシーンです。ミッキーのギラギラっぷりが素敵。


…もう、あらすじを書くのはタルくなりましたので、映画の続きが気になる方は
こちらをご覧下さい(笑)

ちなみに2作目の「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」には森サマが出演してます。
こちらも何かの機会に是非見たい。。
DVDが国内で販売されてないんですよ。
フランスとかでは販売されてるっぽいんですけど。
そのせいかどうかしらんけど、つべにやたら動画が落っこってますなw
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その9

2009-04-06 14:00:27 | 成田三樹夫
魔界転生(1981年 監督:深作欣二)

もう何度も見ている作品で、飲み屋なんかで話し始めたらきっとエンドレスに
語ることが出来ると思われる「魔界転生」なんですが、あらためてミッキーに
焦点をあてて感想なぞを。(そんなエラそうな感想文じゃないが)

とりあえず、出演陣が豪華すぎます。
皆、それぞれに物凄い存在感。おかげで、この時代の映画に出演すると
目立ちすぎ、印象に残りすぎな千葉ちゃん(真一)のカルピスの原液的な
濃さもいい具合に薄まって、カルピスソーダ並みになっちょります。
そして、ジュリーの美しいことといったら!
島原の乱で処刑された天草四郎時貞(主人公、だよな)を美しさムンムン
の頃のジュリーがこれでもか!という程の美しさで演じられてます。
スクリーンからもその美しさムンムンオーラが大放出されとります。
ムンムンオーラついでに、真田広之とのキスシーンまでありました。
ムッハー

舌は入れてなかったっぽいですww

ま、ジュリーの美しさで50点は軽く超えます(笑)

いかん、話がジュリーにいくところだった
ミッキーの役どころは島原の乱で、天草ジュリーを処刑しキリシタンを制圧した
松平伊豆守。
島原の乱を制圧し、勝利の宴(?)で舞を見物している冒頭シーンから登場します。


…顔が怖い(でも美しい・笑)
しかしこの後に突風が吹き、ミッキー率いる徳川軍が皆、気絶してしまいます。
でもって、首チョンパされた天草ジュリーが蘇えります。
改めてみると、ジュリーに負けず劣らず整ったお顔立ちだったのだなぁ、と。

で、この映画でのミッキーはあまり出番がなく、前半で徳川に復讐を誓ったジュリーの
手にかかり、殺されてしまいます。
島原の乱で死んだ女性の怨念のこもった髪の毛で絞殺。

こんな感じです。
なんだか物凄くマヌケです。。。


アップにしてもなんだかマヌケ・・

まぁこの位の出番しかないわけですが(涙)映画自体はホントに面白い娯楽映画です。
年末年始や、暑くて寝られない真夏の夜なんかに見るといいと思いますw
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その8

2009-01-30 00:01:24 | 成田三樹夫
氷点(1966年 監督:山本薩夫)

非常に有名な三浦綾子の小説「氷点」の映画化。
ちょこちょこドラマ化されてるから、ドラマで見たことがある方もいるのでは?
当時、どれだけ凄かったのかは知る由もないですけど、立川談志がこれをもじっ
て「笑天」と名づけた程だから、凄かったんでしょうねぇ・・。

ものすごいあらすじは、こんな感じです。
旭川在住の医者の辻口啓造は、妻の夏枝、長男の徹、長女のルリ子と端から見ると
非常に幸せな家庭を築いているようにみえます、が・・
…これじゃさっぱりわからないか(笑)

辻口啓造の留守中、妻の夏枝が辻口の病院の医者、村井とひそかに逢っている最中
(平たく言えば不倫、と)娘のルリ子が絞殺される、という事件が起こります。
まぁ、夏枝と村井の不倫ってのは大したことなくて、ほんの出来心程度のもんなの
ですが、辻口啓造の心に暗い影を落とすのです。

で、娘を失った夏枝はルリ子の代わりの女の子がほしい、と辻口に相談。
辻口はあろうことか、娘ルリ子を殺した殺人犯の娘(当時赤ちゃん)を引き取り、
陽子と名づけ、夏枝に育てさせる…というお話。

途中、夏枝がこの事を知ってしまい、いろいろあるわけです。
陽子に手のひらを返したように冷たくなります。
それでも陽子は明るく生きていきます。
そんな陽子を見守る兄、徹(ちなみに陽子が実の妹でないことも知ってる)
色々な事件があり、最後は…

こんな感じです。
興味をもたれた方は本を読んでみるのが一番いいと思います。
あと、こちらの方が色々詳しいので参考になさってください。

で、成田さんですが夏枝と色々(といってもほんのちょっと)あった医者、村井の役。

…素敵だ
電話が時代を感じさせますな。

村井(成田さん)は途中、病気を患い療養するために旭川を離れます。
その後、戻ってきたときのやつれ顔もまた素敵



嗚呼…

さて、映画ですが、90分なんであらすじをばーっと追う感じでがありましたが
非常に面白かったです。
陽子役が安田(現・大楠)道代さんだったのですが、プリップリの丸顔で(若さですな)
最初、誰だか分かりませんでした。あ、変な意味じゃなくね。
若さゆえのピチピチ具合がとても可愛い感じで。

あと、お兄さん役の山本圭。たよりなさげなんだが、意思が強そうな感じがよい。
この氷点を映像化したとき、お兄さん役というのは非常にイイ、というか美味しい
役どころだなぁ、と思いました。あくまでも私の意見ですが。
十中八九、映像化されたものを見た女子はお兄さんの徹に肩入れしてしまうんでは
ないでしょうか?

ちなみに、1966年当時この「氷点」はドラマ化もされてます。
ドラマでのお兄さんの徹役を岸田森サマがやってるんですよっ!
…激しくドラマバージョンが見たいです。ええ(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(´;ω;`)

2009-01-15 09:39:48 | 成田三樹夫
とうとう、昨日の「柳生一族の陰謀」(ドラマ)で、成田三樹夫氏演じる
最強おじゃる丸烏丸少将が柳生‘サニー千葉’十兵衛に斬られてしま
いました・・

ミッキー…

嗚呼、楽しみが半減どころか1/4減位に…(´;ω;`)
来月あたりで柳生一族のドラマもおしまいになりそうなんですが、次クールは
何をやってくれるんだろうか?BSフジ。
「影の軍団」あたりやらないかしら?また千葉ちゃん&ミッキー出演のw

そういや、来月あたり帰ってきたウルトラマンでも森サマが死亡なのよね…
その前に、森サマ脚本のウルトラマンがあるんで楽しみではあるんだけど

(´;ω;`)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その7

2009-01-06 13:21:29 | 成田三樹夫
「伊賀忍法帖」(1982年角川 監督:斎藤光正)

山田風太郎原作、しかも角川映画!っつうことで「魔界転生」並みの期待を
してしまったのですが、かーなーり、微妙なお話でした。
角川三人娘だった渡辺典子のデビュー作だそうだ。
大体、彼女が地味だったもんなぁ。

魔界転生のような、ハチャメチャな時代劇という形をとってますが
渡辺典子と真田広之の恋愛映画でした。
真田広之がプリップリのピチッピチほっぺの赤い美少年ですw
そんな若いの真田広之をここぞという時にサポートするのはやっぱりこの人。

千葉真一

登場時、剣の構えがTVドラマ「柳生一族の陰謀」の柳生十兵衛と一緒だったんで
ヲ、もしかして、柳生か?と思ったんですが

ホントにまさかの柳生の者でした(笑)
十兵衛ではなく、柳生新左衛門でしたけど。

で、成田さんはというと「果心居士」役。
サイトであらすじを読んでいると、悪の大玉という感じの役っぽかったですけど
世の中をちょいとかきまわしてやろうかねぇ…フッ
位の、悪い人には見えませんでした。
悪いのは、天下を取ることに目がくらんだ中尾彬だべ、みたいな。

       …。         本日は巻いてないのじゃ!

や、しかし成田さん、かっこええのぅ
まぁ、その位しか見どころがありませんでした(苦笑)


あらすじが知りたい奇特な方はここをドゾー
なんかねぇ、消化不良というかイマイチ。
口直しに「魔界転生」でも見直しますかね。。
(もちろんジュリーのやつです)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田三樹夫も好きだ その6

2008-08-19 17:21:29 | 成田三樹夫
雲霧仁左衛門 (1978年松竹 監督:五社英雄)
サブタイトル「もれなく田中邦衛がついてくる その6」

一応映画もちらほら見ているのだ(笑)
いやー、長い長い。2時間40分ほどありました。
ざっと3部構成。最後の3部は無くてもよかったんじゃね?

あんまり長いので、気になる方、あらすじはここを参照。

ミッキーは第2部で登場。
服部刑事とはちょっと違うが、ペラッペラ喋る三の線な役でした。
でも情報はガッチリ握っている、という役。
こんなにペラペラ話す役ってなかなか映画ではないんじゃないかなぁ?
蘇える金狼よりも喋ってたぜぃ。
ただなんというか江戸っ子っぽいチャキチャキした感じでありました。

あんまり長くてねぇ、3部は半分寝てしまったよ(苦笑)
とりあえず、メモ程度に書いておきます。

※邦衛、登場して15秒ほどで岩下志麻に刺されて死亡…チーン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする