ふらんす堂の放課後

小さな出版社の日々つれづれを、スタッフ持ち回りで書いています♪

あかひげ~。

2007年10月31日 | Weblog
こんばんは、ケロです。
相変わらず自宅でブログです。相変わらず写真ないです(´・ω・`)
地味なブログですみません。

先日書店で「時代小説フェア」をやっていたので、今まで挑戦したことのなかった山本周五郎を買ってみました。「赤ひげ診療譚」です。
宮部みゆきの「淋しい狩人」という、古書店を舞台にした短編集で、この「赤ひげ診療譚」の1話が少し出てくるので前から気になっていました~。

「赤ひげ診療譚」は小石川養生所に勤める若い医師が主人公で、「赤ひげ」先生は養生所の所長さんなのです。オムニバス風に短い話が数編入って読みやすい感じです。文章が暖かくて重いのが印象的です。訥々とした雰囲気なのに上手いのはすごい。他の文庫も買ってみたいなあと思ったです。

これで池波・藤沢・山本ととりあえず時代小説の大御所をチラ見してみたことになります。個人的には藤沢が一番好きですかねえ。一番何度も読み返しているかもしれない。
と言いつつ、「鬼平犯科帳」はひとたび読み出すと止まらなかったりもしますが。

さて、明日は何の本を買おうかな・・・。
それではまた!


ケロ@おさむらい~

行きたいかも

2007年10月30日 | Weblog
今日の午前中は、私用でお休みして、吉祥寺まで出かけました 
久しぶりの吉祥寺、その道のりは、意外に長い‥‥遠い‥‥疲れた~ 

自転車は大好きだけど、さすがに帰り道はちとバテ気味
そんなお疲れモードの中、目に飛び込んできたのが


“三鷹の森ジブリ美術館”


私は、三鷹市に住んでいても、まだ一度も行ったことがないのです 

気になるけど、なんだか、いまさら‥‥

小さい子どもでもいれば、「しょうがないな~、じゃあ行こか~」なんて具合に、ふっと行ける気はするんだけど‥‥


機会を逸したって感じです~~~ 



それでも、『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『火垂るの墓』、宮崎駿アニメは好きですよ

そうそう『千と千尋』も好きだった~~ 



やっぱり、どんなものなのか、一度は覗いてみたいですね 

大地讃頌

2007年10月29日 | Weblog
こんにちは。月曜日に引っ越してきました、めいです。
ブログを書かないまま、なんとなく眠れなくて、ずっと本を読んでいたのですが、はっっ!、と起き出してまいりました。
あぶないあぶない。

先日、中学校の隣を通ったら、体育館から合唱が響いてきました。
そう、忘れがたし大地讃頌です。
この時期だと、合唱際に向けて、きっと3年生が力を込めているのでしょう。
最後の「あ~」の部分はちょっとまだ練習不足な感でしたが、なかなかいい線いっていました。
思わず私もくちずさみながら帰りました。

中学校時代の合唱の思い出は、数え上げればきりがないのですが、なかでも3年生のときの「ハレルヤ」の練習は、いま思い出しても涙が出ます。
3年生を送る会に歌うということで、練習は1年でも最も寒い季節に、火の気のない体育館で行われました。
だんだん疲れて、まとまらなくなりかける頃に、ようやく先生の「これで最後」のお声が。
ムキになった我々の歌声は、まるでほかほかと上がる湯気が見えるように、体育館の天井に吸い込まれていったのです。

ああ、夜中にこんな話をしていると…。

「あの頃の未来に、僕らは立っているのかな」
めい、でした。

沖縄の蝉はミーンミーンと鳴かないのだ…

2007年10月29日 | Weblog


 こんばんは。

 fです。
 
 沖縄からたったいま戻りました。28度という沖縄は暑い日差しのなかで
 まさに夏休み(?)を堪能いたしました。
 写真の蝉は、大島蝉といって、なんと「カーンカーン」と鳴くのです。
 最初は蝉が鳴いているとは思わなかったのですが、地元のおじさまに教えられてびっくり。その鳴き声からどんな巨大な蝉が鳴いているのかと思いきや、その正体をどうにかつきとめたところ、写真のようななかなか清楚ななりをした蝉で驚いた次第です。(分かりますか?)ほかにも「ジャージャー」と鳴く蝉がいたりして、蝉は「ミーン、ミーン」とか「ジージー」という鳴き声ばかりでないのだ…という、それはかなりの驚きでした。
 ススキが風にそよぐ、世界遺産の「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」の果てしない長大な城跡をそこの覇者であるかのように「カーン、カーン」と鳴きつづける大島蝉。すばらしい蝉です。


 (f)

灯台もと暗し

2007年10月27日 | Weblog
みなさん、「上淀廃寺(かみよどはいじ)」ってご存知ですか?
15年くらい前に田んぼの中から発掘された、最古級の古代寺院の遺跡です。
↓想像図(こちらから拝借)

これが私の実家(鳥取県米子市)近くにあるのですが、近すぎるゆえに、その存在を知りつつも一度も行ったことがありませんでした。が、先週、帰省した際に、姉夫婦と、天気もいいし、どこか足を運ぼうか…ということになり、しぶしぶ(?)行ってみました。(ちなみに、姉夫婦も行ったことがなかった)
…まあ、遺跡ですし、「廃寺」とあるように、いまから1000年前の10世紀中頃(平安時代中期)、火災により焼失してしまったので、目の前に広がるのは、ただの小高い山の上の平原にすぎません。
しかし、そこから見渡す景色が素晴らしかった!!
右手に、日本最大の弥生集落「妻木晩田(むきばんだ)遺跡」が広がり、目の前に「向山古墳群」、左手に「石馬谷古墳」などなど、古代ロマンを感じさせる空間が広がっていました。
↓むきばんだ遺跡の一部


知らなかった…。
こんなに身近なところに、遺跡がわさわさと存在しているとは!!
(「むぎばんだ」という看板がいろんなところにあるなあ、とは思っていたのですが、「パンダ」かなにかがいるのかと思ってた。テヘへ)
そして、この辺一帯を「白鳳の里」という名前の施設として、ちゃっかり、ビジネスもなりたっていました
それはさておき、今でこそ、日本一人口が少ない県として話題になってしまうわびしい鳥取県ですが、昔はここが日本の中心くらいの勢いで人口がいっぱい居たらしい…。というのは、現代の鳥取人のよく言う負け惜しみ?と思っていましたが、こんなにすごい遺跡が残っているのなら、あながち嘘ではなさそうですね。

面白いものって意外と身近にあるんですねぇ。
今度帰省したら、白鳳の里を堪能しようっと。

でした♪

くりくりっ

2007年10月25日 | Weblog

先週末、親戚よりいただいた栗を剥いて、栗御飯を作って食べました。
たぶん最初から最後までつくったのは今回がはじめてでした。
(それまで渋皮剥きだけとかならしたことがあったかな…。)
でも美味しくでき上がりました。
実家ではよく父が皮剥きをして母が栗御飯にして食べたっけ。
いただいた量でどれだけの栗御飯ができるのか、まったく予想ができませんでした。
いやはやたいへんでした。
剥いた後に量ってみたら700g近くありました。
〈早く剥かないと傷んじゃうっ〉って、あせって一気に剥いたせいで右手人さし指が痺れてしまいました。今ようやく痺れがとれてきたところです。
まあよく考えたらすごい量剥いたものです。その半分弱を1合半の米に投入。いざ食べてみたらなんだか栗ばかりでした。一応本をみて作ったのですが(汗)。

最近の新聞でちらっとみました。渋皮がぽろっと剥ける栗が開発されたらしい。
そりゃあれだけ剥きにくかったら開発されもしますわな。実感しました。

そういえば3、4年前にテレビでみたニュース。種無し枇杷ってどうなったかしら。もう商品化されたかしら。



ふらんす堂通信114号発送が済みました!!
ふらんす堂友の会の皆様、もうすぐ届きます。お楽しみに!



コロ

既に予約!

2007年10月24日 | Weblog
こんばんは、ケロです。
先週会社で帰り際にブログを書いたら消えたので、今週からは自宅で書いています。ちなみに自宅ケロは顔文字とかが入りますよ~ヽ(´ー`)ノ

Ψ(*`Д´*)Ψグヘヘヘ!!←何かこんなのもある・・・いつ使うというのだこれを。

それはさておき、皆様、年末の予定はお決まりですか?
私たちは恒例の蔵王スキー2泊3日です。
去年泊まった宿が非常によかったので、宿のホームページを覗いてみるともう満員御礼。
驚いたダンナさんが、出たばかりの旅行カタログを片手に「びゅう」へ駆け込むと、まだJRSKIの予約が始まっていませんでした。多分宿の方も旅行会社ぶんと個人ぶんの枠は別なのだろうという結論に。

宿を第3候補まであげて仮予約をしてきました。
1番目は食事とスタッフの応対がとてもよかったL・・・という宿。
2番目はお風呂が絶品だったK・・・という宿。
3番目は・・・ダンナさんが適当に選んできました(`・ω・´) よさげだったので大丈夫だと思いますが~。

そしてきっと、往復の新幹線はほとんど熟睡して後でダンナさんにイヤミを言われるだろうオノレの姿が目に浮かびます。
去年は往復6時間中5時間30分も寝ていました・・・どんだけ寝たら気がすむのか。

ちゃんと予約が取れるといいなあと思いつつ、今日はこの辺で。
また来週~~!

ケロ@熊殺しラーメンを食べてきます

ないとめあ

2007年10月24日 | Weblog
最近、かまきりは同じ夢をよくみます。それもあまり良い夢ではありません。
夢のなかで、気持ちよく寝ていると、虫たちがやってきて、どこからともなく湧いてきて、コチョコチョと私をくすぐりはじめるのです。すごい不愉快な気分になります。それに耐えられなくなったときが最高潮で、ぎゃー!という私自身の大声で目が覚めるのです・・そして布団の中を確認してからふたたび眠りにつくのです
。おやすみなさい。

ワールドチャンピオン確定!

2007年10月22日 | Weblog
祝! 初タイトル獲得!
おめでとー、キミ・ライッコネン

昨日、今年最後のF1グランプリ、ブラジル戦が終わりました。
えぇ、えぇ、もちろん見ましたとも、深夜の生中継。
三者三つ巴の戦いということもあり、熱戦でした。

ミカ・ハッキネンが引退して以来、
同じフィンランド人だから、なーんて軟派な理由で
応援し始めたのがきっかけですが、
度重なる不遇なレースをみているうちに
ついつい本気で応援するようになっておりました。
負けるとホントーにくやしいし、勝つとむっちゃ幸せになるし。
いやぁ、今日はもう、新ワールドチャンピオンのことで
頭がいっぱいです。
なんだかねー、もう、日本にいるのがもどかしい

すぐにでもフィンランドに飛んでいきたい気分。
フィンランドに行って、フィンランドの人たちと
この優勝の気分にひたりたいぃぃいいぃいぃいぃぃいっぃ~

すっかり暴走してます。
こんなときは、ファームの朝の風景でクールダウン。



ずっと明るかったのでいつが朝だかよくわかりませんが、
とりあえず、早朝。今まで、あまり妖精とか考えたことがなかったけど、
フィンランドの自然の中だったら、ホントにいるかもねぇ、
ってぼんやり寝不足の頭で感じました。

はぁ~、フィンランドに行きたいっ!
もう行きたくてしょうがないっ。

これって禁断症状?  (月子)

きまぐれカフェ 椋

2007年10月21日 | Weblog
 
 俳人の石田郷子さんが、相棒といよいよ珈琲店をはじめることになった。

 店名は「気まぐれカフェ 椋」

 ご自宅を改造して、ふんだんに材木をつかい、和風テイストのセンスのよいお店が
できあがったのである。
 できあがりつつある工程を見せてもらったりしてきたが、いよいよ開店ということになった。

 入口へのアプローチもできて、たずねたときは植えられた三時草が可憐に咲いていた。
 
 靴をぬいであがる喫茶店であるから、郷子さんのお宅におじゃましたような感じである。書棚には俳句関係の書籍もそろい、俳句をなさる方だったら、一歩足を踏み入れるや、もうすっかりくつろいでしまい、きっと動くのがいやになってしまうだろう。

 すてきな器に淹れた珈琲がすこぶる美味しい。

 わたしは大変心配をしているのであるが、こんなにすてきなお店で、こんなにいごごち良く、
これでいったい採算がとれるのかしら…

 それが一番心配です。郷子さん。

 やっと姿を見せてくれた、郷子さんの愛猫、小雪(こゆき)ちゃん。

 小雪ちゃん、招き猫になって、「気まぐれカフェ 椋」をささえてね。



(f