ふらんす堂の放課後

小さな出版社の日々つれづれを、スタッフ持ち回りで書いています♪

はじめまして!

2007年10月05日 | Weblog
先日、「ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko」でも、取り上げて頂いたのですが(山岡さん、「救世主」はよく言いすぎです)、縁あって、また、大好きなふらんす堂でお世話になることになりました。以前と比べて、発刊数はもちろんのこと、シリーズが増えていたり、本の注文処理がシステム化していたり…と、ふらんす堂の中も随分と進化していました。新しく覚えることがいっぱいありそうなので、気持ちを新たにということで、このブログでの私の名前はマークとさせてください。皆様、どうぞよろしくお願い致します。

最近、ハマっていること。それは、東京の素敵な場所を見つけること。先週行った東京にある唯一の古墳群「多摩川台古墳群」が残る多摩川台公園もとてもよい散策スポットでした。



その昔、多摩川を中心に集落が発展し、その長が亡くなった際に権力のシンボルとして建てられた古墳群。現在、計8つの古墳に触れることができます。一番メジャーなのは、亀甲(かめのこ)山古墳という前方後円墳。他に7つの円墳。(詳しく知りたい方はこちらへ)一見見た目は、小山がたくさんあるなあ~位ですが、それぞれの古墳のそばに「○号古墳」と白い看板が立っているので、古墳かただの小山かの判別はできます。

公園内には「古墳展示室」なる建物があり、ここでは主に、多摩川古墳9号墳(下記写真参照)とその石室の復元物、出土物の展示をみることができるのですが、他にも、興味深い展示が多数ありました。

たとえば、国内外の古墳との大小比較の展示。日本最大の古墳で知られる仁徳天皇陵は亀甲山古墳のなんと約50倍、ピラミッドの約5倍の大きさでした。すごいですね~。ちなみに、亀甲山古墳は日本で最小の部類…。(でも、生でみるとそれなりに大きいですよ!)

さらに、かつて古墳があった所在地を一望できる町の模型では、多摩川沿いの田園調布はほとんどが古墳だったけど、いまは邸宅で埋め尽くされてしまっている(つまり、削られてしまった?)様子を知ることができます。もしかすると、その中には、亀甲山古墳より、もっともっと大きな古墳があったかもしれませんね。



遥か昔に思いを馳せ、お散歩できおすすめです。
次回は、等々力渓谷に行く予定。等々力渓谷には横穴式古墳があるとか…!感想はまたブログにアップしますね。

では!(マーク)