寒い一日となりました。
ついこの間の猛烈な暑さを思うと、今日のこの寒さっていったいどうしたっていうのっていうくらい、驚きます。
おかげで風邪気味です。朝から葛根湯をわたしも飲んでます。
風邪引きさんが多くなるでしょうね。
皆さまお大事になさいませ。
「め」さん、子どもたち元気でなりよりね。
お母さんがへたばらないように気をつけてください。
今日はわたしは雨ふるなかを新宿まで映画「めがね」を観に行ってきました。
「めがね」はあの「かもめ食堂」と同じ監督です。
出演者も小林聡美、もたいまさこなど「かもめ食堂」のときと同じ顔ぶれがいて、
やはり、登場人物も多くなく、言葉も多くなく、映像が清潔で、おだやかな時間が流れていきます。
わたしは最近映画や芝居などを観るとき、ふっと自分のこころにひっかかった言葉をできるだけ記憶するようにしています。
この「めがね」では、小林聡美ふんする女性が南の海の島にひとりで訪れます。
そして宿の主人にこう尋ねるのです。(わたしの記憶にたよってますので正確ではないかもしれません)
「この島で観光できるところはないのですか?」
「観光? この島には観光できるところなど何もないですよ」
「ええっ、それでは人はこの島になにをしに来るんですか?」
「この島にはね、みなさん、「たそがれ」に来るんですよ」
「……たそがれ?…」(絶句)
この映画のテーマは「たそがれ」ということ?
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人生の黄昏ではなく、「なにをするでもなく、どこへいくでもなく、たそがれるということ」。淡々とした時間がながれていくだけ…。
もたいまさこの圧倒的存在感が絶妙で面白い。
まあ、けっこうなのではありませんか。
登場人物がそれぞれちょっとなぞめいていて、なかなか味があります。
いまのわたしの生活の対極にあるような、わたしは二日もいればあきてしまうかもしれないなあって、思い、「たそがるる」には十分な失格者ですね。
なにゆえ「めがね」というタイトルなのでしょうか?
それを考えながらこの映画を観るのも楽しいかもしれません。
それにしても海がきれいだった。
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南の島にちょっと旅がしてみたくなりました。
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(f)
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