ふらんす堂の放課後

小さな出版社の日々つれづれを、スタッフ持ち回りで書いています♪

フレンテ~

2005年11月30日 | Weblog
皆様おはようございます。
先週の土曜も新宿まで出掛けました。
珍しく都庁方面まで行った帰り、普段はあまり歩かない地下道を通ってみました。デイリーロード(だったかな?)という名前がついている模様です。人通りがほとんどないなぁと思ったら土曜日で、ビル街の会社もみんなお休みなのでしょう。
長くてきれいな道をてくてく歩いていると、やがてお店の建ち並ぶ一角に突入~。
あれ、こんなところにもお店があるんだなぁと思ったら、最近できたばかりの「フレンテ新宿」でした。
仙川にも「フレンテ仙川」があるんですが、京王グループの新しい事業のようです。



ここはイタリア風味なカフェ。
スープ専門店や、ファンケルが運営しているフレッシュジュースの店なんてのもあり、女性のお客さんで賑わってました。帆布鞄の専門店なども興味をひかれる所です
何より、このあたりにはありそうでなかった書店(啓文堂ですね)がオープンしており、都庁勉めの人には便利になったのかもしれません。



あっ、神戸屋もありました。パン屋さんです。
前は仙川にもあったのに、ある時急に撤退してしまったんですよね~
ここのピザはピース400円とかするんですが、すごくおいしいです。

フレンテを歩ききると、目の前には見慣れた(笑)京王モールが。
よく使う京王モールがちょっと延長したみたいで、いい感じです

ケロ(スープ好き)

ふらんす堂の不思議なもの2

2005年11月29日 | Weblog


こちらは9月に入ったばかりの「カラー複合機」です。
コピー、ファックス、スキャナ、プリンタの機能を合わせ持つ優れものです。
わたしはここにもう一つ、「暖房」を加えたい。カラー複合機の周りはとってもあったかいのです。

今使い勝手に慣れてきたところなのですが、こまっていることがあります。
パソコン画面で[プリント]ボタンを押すと、またたく間にデータが複合機へと飛んでいってしまうのです。「間違えた!ストップストップ」なんて、言っている間にプリントし始めてしまいます(ふらんす堂では、たいてい一度に出す枚数が多い(汗))。

「mw、B4サイズで100枚ほどプリントします!」とか
「ケロ、A4サイズで大量にプリントします!」とか
「うさ、これからシールで印刷します!」とか

声かけしてから[プリント]しないとえらいことになります。
メールでの注文をプリントするのにシールで出してしまったりしないようにしないとね(汗)。

そういえば、かわいいところが一つ。
朝来て電源を入れると、1分間くらい小鳥の鳴くような音をだしているのです。
ヒヨヒヨヒヨヒヨ……。
目をつぶると、もうそのようにしかきこえない。
どこかローラーか何かが回っているのでしょうかねぇ。ウォーミングアップ?
1分間って長いですけど、かわいい声だし、いっか。なんて。
朝起きるときって辛いよね、布団の上でまどろんでる感じ? と、ミョーに共感してみたり。
お目覚め、待ってます。

(mw)←とっとと仕事しろ。  

ごめん、愛してる

2005年11月28日 | Weblog
“のびた人陰を歩道に並べ  夕闇のなかをキミと歩いてる
  手を繋いでいつまでもずっと  そばにいれたなら泣けちゃうくらい‥‥”

哀しく切ないラブストーリーの中を、中島美嘉の“雪の華”のカバー曲が流れます。


“母親?理解しているよ。やむを得ない事情があったんだろ。
親心さ。
ミルクも買えない貧乏で、金持ちにもらわれて幸せになれって。”

“あんな大金持ちが僕をすてるか?
100ダースのミルクでも買えるよ。千人の子供でも養える。
食うに困る訳でも、飢えている訳でもない。
そんな女がいったい何で二人も自分のガキを捨てるんだ!”

“母さん、次の世でも必ずあなたの子に生まれます。
その時こそは、母さんの自慢の孝行息子になります。
愛してます、母さん。
恋しいと思わない日など一日たりともなかった。
母さん生んでくれてありがとう”

主人公、ムヒョクの言葉です。


母への想い 
そして、ウンチェへの愛   
限られた命のなかで‥心が叫びます。

見事です。泣きました。


昨年韓国で話題になったドラマ『ごめん、愛してる』です。
このドラマに魅了された人のことを「ミサ廃人」というそうですが、その気持ちわかります。

ムヒョク役の「ソ・ジソプ」、ウンチェ役の「イム・スギョン」またまた素敵な俳優さんを見つけました。


一足先にKNTVで流れたのですが、来年には日本のテレビ局で放送されるとか‥‥。
願わくば、コマーシャルのない局での放送でありますように!!

これまた楽しみ楽しみ!!



(うさ)




紅葉から紅葉へ

2005年11月28日 | Weblog
 9時半までに新宿へ行かなくてはならないのに、今朝は寝坊をした上に、車のパンクというアクシデントがあり、途中ガソリンスタンドへ寄ったりして、もう絶対間に合わない……。駐車場に車を入れ、大急ぎに駅に向かったのです。
ところが途中のいつも通る道に、沢山の桜落葉が…。朝日が当って、それは美しいのです。誰もいない路上に点々と桜紅葉が散らばっており、赤や黄色があり、桜の紅葉ってこんなに美しいかったかしらん、と思わず足をとめて見入ってしまいました。
 一枚拾ってみると、すこししっとりとして冷たい手触りです。思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
 
 

 
 何も居ぬ紅葉おのれをにぎやかに  飯田龍太
 
 
 仙川駅につくと、駅前の大きな桜の木も紅葉のさかりです。
 
 


 新宿の高層ビル街に、目指す建物があります。
 やはり大遅刻です。
 
 ここも紅葉が始まっています。
 銀杏の黄葉はまだこれからのようです。
 遅刻しているのに、やはり何枚かパチリと。 
 



 約束を果たした後は、あれこれと新宿で用事を済ませ、最後は歌舞伎町で映画を観ました。
 
 夜の歌舞伎町も紅葉が夜空に映えています。
 
 歓楽の街、歌舞伎町でも当たり前のことながら、木はきっちりと紅葉しているんですね。
 いいなあって、思わず見上げました。

 

 
 山くれて紅葉の朱をうばひけり  蕪村
 
 

 (f)

OKINI

2005年11月25日 | Weblog
今日は雲っていましたが、過ごしやすい一日でした。
あと一ヶ月でクリスマスです。
夜になると街にイルミネーションがつきはじめています。
クリスマスプレゼントも充実してきました。
先日、私もプレゼント探しに出かけました。
写真は、落ち葉と木で作ってあるノートと、
貝の小物入れです。
以前、自分用に買ったものです。
気に入っていてなかなか使えません。

これから寒くますます寒くなりますが、
風邪をひかないように気をつけましょう。


踏切

2005年11月24日 | Weblog
こんにちは、月子です。すっかり、寒くなってしまいました、お元気ですか?
月子はあまり元気じゃありません

今日、久しぶりに派手に自転車ですっころんでしまいました。
いつもとは違う踏切で、しかも、京王線のダイヤが少し乱れていたのか
なかなか開かなくて、やっとあいたのをいいことに“えいっ”と
力まかせに漕ぎだしたまでは、よかったのですが、
なんせ、自転車も車もいっぱいになってしまっていて、
踏切を越えたところで、団子になっちゃったんですよねー。
後にいたお姉さんがとても心配してくれました。

うわーん、ありがとー、おねえさん

とっさに付いた手も膝小僧も痛かったけど、
こんなときのあったかい言葉って、ホントいいもんだなー。

でも、こうやって文章にしてしまうと、
月並みな感じになってしまうのはどうしてなんだろう。
なんだか、道徳の教科書みたいで、ちょっと照れますね。

しかし、踏切が開いた瞬間に飛びだすなんて、ちょっと競馬みだいですな。
あはは。(月子)

おかいもの~

2005年11月23日 | Weblog
皆様こんにちは~。
先週の土曜は新宿にお買い物に行ってきました。
と言っても句会の帰りですが。



新宿西口広場から東口への連絡通路は、以前は旅行代理店の露店?が所狭しと並んでいたのですが、最近、カバンや靴を売るちょっとお洒落な店に変身してました。ここはベーグル屋さん。チーズがたくさんかかった「ボルケーノ」というベーグルがオススメです♪



買いたいものもあったので某デパートへ。
カレンダーや手帳売り場が充実していて、いかにも年末という感じです。
カレンダー売り場はヨン様だらけ。さすがヨン様



子供服売り場で見かけた、一風変わったツリー。バーバリの店ですが、ちゃんとチェックのマフラーをしています(笑)。



実は食器を見るのが好きです。
クリスマスが近いということもあって、ジノリやロイヤルコペンハーゲンのお店にはイヤープレート(年に一度作られる絵皿)が置かれていました。眼福眼福~♪
写真はお気に入りのノリタケ・ボーンチャイナの新しいデザインです。京野菜が描かれていて素敵なんですが、今回はもう少しシンプルな別の皿をゲット~♪
一緒に行ったダンナさんは柳葉包丁を買ってホクホクしてました

以前にはあった香蘭社のスペースが今回はなくて残念でした。

ケロ(皿買いすぎ)

シャンティクリア

2005年11月22日 | Weblog


今月初めに、横浜みなとみらいホールに行ってきました。

シャンティクリア(アメリカの男声ヴォーカルアンサンブルグループ)、日本公演。
私がシャンティクリアの歌を初めて聴いたのは「Colors of Love(邦題:魔法のア・カペラ)」というCDででした。このCDは今でもシャンティクリアのCDの中で一番のお気に入りです。

彼らの歌を聴いて驚くのはその完成度の高さ、洗練された声。そして、レパートリーの多さ。
ルネッサンス時代の宗教曲、アメリカ民謡、日本民謡、現代作曲家の曲等…。

今回実際聴きに行っての感想は――
聴いている人を飽きさせない演出の素晴らしさ。今回の私の席は前から2番目!でした。まさに目の当たり!。
曲によって並び方を変えたり、ある曲では1フレーズ毎に全体12人いる中の、パートの違う3人がローテーションで前に出て歌ったりしていました。歌わない残り9人は少し後ろに横並びになって聴いていました。
くるくると入れかわって歌っているのに……崩れ乱れがない! 歌の大道芸を見ている、聴いている気分でした。
次はなにがでるかな?ワクワク。目が離せませんでした。
声というより、舞台で不思議な音が鳴っているようだった「パスト・ライフ・メロディー(ウィテカー作曲)」という曲。
最後の方、ホーミーが聴こえてきたような…。はなれ技! 力量をみせつけられたような気がしました。

日本民謡やアメリカ民謡など、親しまれている曲が少なかったし、ここに聴きにきているのは皆、普段合唱に関係している人達なんだろうなと思いきや、「シャンティクリア聴くのは初めてだったんだけど、どれがお勧めなの?」と、休憩時間にロビーでCDを買い求める人がいたり。
(最近CDショップでもよく見かけますのでよかったら是非! お勧めです)

今回のこの選曲で、これだけ魅力的な舞台が作り出せるのかと、驚きました。
きっと計算し尽くされた演出のせいでしょう。
まさにプロの合唱団でした。

大満足のコンサートではありましたが、疑問を感じたところは、
メンバーの数人がお客さんにお尻を向けて歌っている時がありました。意図しての並び方だったのでしょうが、私は違和感を感じました。
「ソーラン節」のあいの手「ハイ、ハイ」のスタッカートが短く区切り過ぎているように思いました。


席が2列目だったので表情までよく見ることができました。本当に個性溢れる方達でした。職業=シャンティクリアの人達。
その洗練された声から予想した通り、原点は中世からルネッサンス時代の音楽だと、パンフレットにありました。
芸術監督のジョゼフ・ジェニングズはアメリカ南部の伝統色の強い浸礼派教徒として育った人で、そこでは信仰の中で音楽が大事な役割を持っていたということです。
どうやらここにシャンティクリアの背骨がありそうです。
私は信仰をもたないので、「信仰の中の音楽」を理解することができません。合唱の友達にいたら是非いろんな話をききたいと思っているのですが、残念なことに誰もいません。

シャンティクリアの音楽とは……聴く人の心にまっすぐに届く感じがしました。精神に直接呼びかけてくるような。

(mw)

※写真はコンサートのパンフレット表紙
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シャンティクリア公式ホームページ
http://www.chanticleer.org/

壊れゆく『HD付きDVDデッキ』

2005年11月21日 | Weblog
わが家は、電化製品に恵まれいないといいましょうか?当たりが悪いといいましょうか、けっこう大変な思いをしているんです。

洗濯機は、一年の保証期間が無事終了したやいなや、コンピューター部分が壊れ約17000円也。

冷蔵庫は、ちゃんと機能しているんだけど、なぜか時々床が水浸しに……。

一番悲しいのは、私のお気に入りのHD付きDVDデッキは、まだ半年足らず。
買って一ヶ月も経たない頃に操作不能になり、あわててお店の人に来てもらったら、その時は正常に動いていて……。

扉のなかにデッキを入れてる状態だから、熱がこもって制御装置が働いたんだとか。
ならば扉は取り外してしまえ……、で、あれから数ヶ月、やっぱり時々操作不能になります。
そしてとうとう先週の事。

夜中に予約で、HD→DVDへダビングをしました。したはずでした。
翌日楽しみにしていたDVDをみてみたら、録画されているものはないとの表示。
“設定ミスかな、もう一度ダビングを”と思ったら、HDからはその番組は姿を消していました。
なぜ???

次に何か起こったら、 絶対に! 絶対に! 来てもらおうと心に誓う うささん でした。






実沢山

2005年11月21日 | Weblog
11月の国立城山公園の風景は、沢山の木々がありとあらゆる実をつけていました。

木はその季節になると花が咲き、そして実がなるのだということを、この城山の木々たちは、私にあらためて教えてくれています。

今回は、その中でほんのいくつか写真にとってみました。

まずはわたしたちもよく目にするものから。



石榴です。たったひとつ残っていたものです。

「木守柿ではなくて、木守石榴ね」と誰かが言いました。




柚子。 ひとつ欲しい……
この下にはきれいな小流れがあり、すこし前には、みぞそばが沢山の花をつけていました。




夏蜜柑かしら? ウーン、夏蜜柑って夏のものじゃなかった?
でもとても美味しそう。




薄紫の花を咲かせていたやぶ蘭の実です。
ピンボケでした。
ちょっと龍の玉みたいですが、ちがいます。

この次に来る時はきっと龍の玉を見ることができるでしょう。


これは何だと思います?



「しろだもの実」なんだそうです。
赤くても「しろだも」と言います。私は、はじめて知りました。
じつは「しろだもの花」も同時に咲いていて、誰かが持っていて、見せてもらいました。
こちらは、ちゃんとオフホワイトの色をしていました。




あの「まゆみの実」です。
可愛いでしょう。こんなにチャーミングなのですから、俳句によく詠まれるはずですね。


しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実  後藤比奈夫

こころいま旅に飢えゑをり檀の実   福田甲子雄





わたしたちが今よく目にするピラカンサもどっさりありました。
何と言っても強烈な赤です。


ほかにも沢山の木の実がありましたが、こんな風に、実沢山の城山にも冬は始まりつつあります。


山茶花の白がとりわけきれいでした。




そうして、柊の花も満開です。
大分虫に食われていて、ちょっと痛々しい感じでした。
私は、はじめて柊の花を意識しました。





柊の花一本の香かな  高野素十


そうして、いよいよ枯蟷螂。
10月には大変元気で、こちらに向かって鎌を振り立てて、威嚇していた蟷螂が、じっと動かなくなって、もはや精気をなくし、まさに枯れていこうとしています。この蟷螂は目ばかりが緑色で、かすかにまだ生きていることを知らせているようだと、誰かが言ってました。






かまきりのをはりのこゑを聞きにけり  今井杏太郎


12月の城山はきっとますます枯れをつくしていることでしょう。


(f)