真冬の大雪家族温泉旅行

真冬のような積雪、朝何時もの６時半頃に目を覚ますと、不思議と静かで窓から
白い世界がぼやけて見えました。心配していた雪が積もって１０～１５センチ位で
しょうか！？今日は昼頃から田沢湖の温泉へ家族ミニ旅行の予定で、昨日のうち
に大昭運輸さんにスタッドレスタイヤをお願いしていたので交換を頼んでおきました。
昨日頼んでおいてセーフだったとホッと胸を撫で下ろしました。実家から母も呼んで
義母と３人で駅に迎えに行きました。何と家族がバラバラになっているので、青森
出張中だった家内を盛岡駅に、仙台にいる次男をマリオスまで迎えに行き、秋田
に研修中の長男は田沢湖駅で合流する予定になっていました。子供達が大人に
なってくると、これからこんなことは頻繁になるのかもしれません。仙台から向かっ
たバスが、東北自動車道が通行止めになった関係で３時間半掛ってやっと到着し
て少し遅れて盛岡を出発しました。

もうお昼前に盛岡市内の道路は融けて水浸し状態で、４６号線を西へ走ると雫石
の辺りから少し雪の量が違います。峠の辺りも道路は融けていて、初スタッドレス
でも助かりました。先日社内でスタッドレス話をした時に、新品のタイヤの時には
少し走って被膜？を取らないと滑り止めが効かないと言われました。話した本人
も３キロだったか３０キロだったか、はたまた３００キロか判らないと言うのですが、
皆さんご存じですか？何れにしてもはき替えたばかりの雪道は緊張しますし滑り
そうで怖い気がします。昨日も大槌での仕事の帰り道、いつもの笛吹峠ではなく
川井にぬける峠を通って来たのですが、途中アイスバーンになっていて交換した
ばかりのスタッドレスで怖い思いをしました。

峠を越えて必ず立ち寄るのは、田沢湖側に来て直ぐの峠の食堂で、スキー帰りに
でも必ずおでんを食べに行きます。今日も皆で昼食をとりました。田沢湖駅で長男
迎えて予定より早めに着いたので、せっかくだからと田沢湖を一周して辰子姫像
の前で写真撮って奇麗に雪化粧をまとった駒ケ岳と田沢湖スキー場を眺めながら
約２０キロドライブして来ました。

田沢湖を後にしてスキー場方面を目指し、手前の水沢温泉郷を過ぎて、奥の乳頭
温泉郷の手前にある田沢湖高原温泉郷の中にある田沢プラトーホテルが今日の
宿泊場所です。１５時のチェックインと同時位に到着して、少し寛いだら直ぐに温泉
へ向かいました。田沢プラトーホテルの温泉「湯殿・夢渓草」はヒバと秋田杉を贅沢
に使った本格的な湯殿で、木の香りと豊富な湯量から香る硫黄の匂いに温泉に来
たと実感しました。窓外のブナの原生林はすっかりと綺麗に雪景色になり、上空は
青空で山が見えるはずの低い位置は雲で覆われ、隙間から夕焼けが、木々の間
から見えて、心と体をゆったりと癒してくれます。硫黄泉で酸性のＰＨ５，１の泉質
で、湯花が漂う温泉っぽいお湯でぬるめでゆっくりと浸かれました。夕食までまだ
まだ時間がありますからもう一度浸ってから食事にしようかと再度挑戦です。寝る
前にも入れば今日の分は終了です。

温泉浸かってのんびり時間を過ごして昼寝していると、あっと言う間に予定してい
た１９時の夕食時間がやって来て、２回目の温泉は食後と言うことになってしまい
ました。宴会場へ行くと総てが囲炉裏の席で、炭を熾してきりたんぽ鍋が掛けて
あり、網の上では帆立貝を焼いてくれています。季節のさんま焼き、海老焼き、
さつま揚げ、とうもろこし、手羽餃子と美味しい焼き物のラッシュに日本酒も目の
前で熱燗にして美味しく頂きました。囲炉裏での食事は明日の朝も同じ場所です。
ご飯を準備した場所には竃が３つあり、この竃で炊いたご飯が楽しみでした。
久々に結構満足度が高い温泉での宴会でした。