国際的犯罪グループ関与か 欧州サッカー八百長疑惑で
欧州サッカーリーグの八百長疑惑で、
国際的な犯罪グループがチームの医師らを通じて選手に
鎮静剤を服用させるなどして試合を操作し、
賭けで多額の利益を上げていた可能性があることが27日、分かった。
ドイツ検察によると、犯罪グループは少なくとも
1千万ユーロ(約13億円)を得たとされる。
ドイツの逮捕者の弁護士によると、
あるスロベニアのチームの医師らは選手に使うために鎮静剤を与えられた。
この弁護士は「検察によると、
犯罪グループは非常に暴力的だ」と指摘する一方で
「実際に行われたかどうかは分からない」と話した。
ドイツ検察はドイツで15人、
スイスで2人が逮捕されたこと以外は捜査中として詳細を明らかにしていない。
疑惑の対象は200試合に上り、
欧州チャンピオンズリーグの予選なども含まれているという。