カターニア会長、森本のジャパン入り“予告”
セリエＡ・カターニアのＦＷ森本貴幸（２０）は、
１５日のキエボ戦（アウェー）に先発。
前半にＰＫを獲得する突破を見せるなど活躍した。
試合後、同クラブのプルビレンティ会長は、
今後の岡田ジャパン入りを“予告”。
日本協会からの問い合わせが入っていることも判明した。
切り札は、やはりこの男！？ カターニアのプルビレンティ会長が、
森本の岡田ジャパン入りを予告した。
「彼のプレーは、どんどん良くなってきている。日本代表にも呼ばれるだろう」。
不振が続くカターニアは、集中を高めるためかん口令が敷かれ続ける。
代わりに会見した同会長が断言した。
クラブ関係者によると、
日本協会からは何度も代表招集に関する問い合わせが入っていることが判明。
岡田監督も代表スタッフの会議でこれまで、森本の名を挙げている。
会長の発言も単なるリップサービスとはかぎらない。
１ゴールを挙げた８日のユベントス戦に続き、
この日も１トップで連続先発。
先制のＰＫをもたらすドリブル突破を披露した。
試合は終了間際の失点で１－１のドローに終わったが、
存在感は日に日に増している。
１１日の南アＷ杯最終予選・豪州戦では、
相手を圧倒しながら０－０で引き分けた岡田ジャパン。
最終予選中の招集は時間が限られているため微妙だが、
本大会に向け、その決定力は魅力だ。
「代表のことは考えられない。チームで一生懸命やるだけ」と言い続ける森本。
２０歳の若きＦＷが、遠くイタリアの地から初代表へのアピールを続ける。
