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反町Jイタリアに惜敗…コートジボワール3位決定戦へ

2008-05-28 | 日本代表

23歳以下の代表で争うトゥーロン国際大会(フランス)で27日、
準決勝が行われ、
日本(A組2位)は優勝候補のイタリア(B組1位)と対戦して0-0。
延長なしのPK戦ではMF水野(セルティック)が失敗し、
4-5で惜しくも敗れた。
チリはコートジボワールを2-1で破って決勝進出。
日本は29日、コートジボワールと3位決定戦を行う。

涙まで流して優勝したかのようなお祭り騒ぎの“アズリーニ”が、
日本の健闘ぶりを物語っていた。
北京五輪の優勝候補を本気にさせ、PK戦の末に涙をのんだが、
反町監督は「いい試合だった。実力差はあったが、
差を埋める何かをみつけられた。
それを五輪本番でも出していければいい。
得るものが大きかった」と笑顔をみせた。

90分、死力を尽くしてのスコアレスドローだった。
イタリアは五輪を見据えたベストメンバーで、
ほぼ全員がセリエAの主力選手。
特にユベントスからエンポリに期限付き移籍中の
左サイドのMFジョビンコは強烈だった。

開始早々の4分には至近距離のシュートをGK西川(大分)が顔面で防ぎ、
目の下を腫らしたままでイタリアの猛攻に耐え、無失点で守りきった。

日本は左サイドを強烈なスピードで突破する
ジョビンコに悩まされながら
MF梶山(F東京)のキープから徐々にチャンスを作り、
25分には1トップの森本(カターニャ)と梶山のワンツーから
MF谷口(川崎)が強引に左足でシュートを放ったが、
左のポストをかすめ外れた。

攻め込まれながら後半19分には、
梶山の縦パスに反応した森本がDFのクリアミスを誘い、
GKと1対1になったが、
シュートはGKの右足1本に阻まれた。
森本は「決めていれば1-0で勝っていました。
だから僕の責任です」と悔やんだが、
イタリアのベンチは全員が頭を抱えたシーンだった。

後半30分に日本は森本をあきらめ、
FWエスクデロ(浦和)を投入するが、
スコアレスドローのまま笛が鳴った。
シュート数は日本の6に対して、イタリアは13。
ファウル数は26-12。世界レベルの相手に
体を張った守りで日本らしく挑んだ結果だった。

PK戦突入前にはベンチ前で選手、スタッフ全員で円陣を組んだ。
4人目のキッカー、MF水野がGKベッシ(エンポリ)に止められ、
惜しくも大金星は逃した。
水野は「申しわけないではすまされません」と悔やんだが、
チーム一丸となっての敗戦ではあった。

イタリアのカジラギ監督は
「日本は組織力が素晴らしく、戦術的に高いものがあった。
イタリアの選手は最後まで勝とうとプレーし、
結果には満足している」と語った。
決して社交辞令ではなかったろう。

日本は3位決定戦をコートジボワールと戦う。
五輪本番第2戦(8月10日、天津)で対戦する
ナイジェリアと同じアフリカ勢。
反町監督も「ここでアフリカ勢とできることはプラス。
五輪でメダルを取るためには3位決定戦で勝つことも大事」と話した。
一時は「ピチピチ感がない」と酷評された反町ジャパンだが、
五輪本番を控えて歯車がかみ合いだした。

2008年5月28日 16時54分 夕刊フジ

イタリア代表に大健闘!でも、決めるときに決めないと
負けちゃうんだよね・・・


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