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暴言マラドーナ監督 弁護士は「彼は激情していた」

2009-10-30 | 海外情報

暴言マラドーナ監督 弁護士は「彼は激情していた」

AFA(アルゼンチンサッカー協会)のウーゴ・パソス弁護士は
現地時間28日(以下現地時間)、
2010年W杯南米予選最終節の試合後に報道陣に対してわいせつな発言をした
同国代表のディエゴ・マラドーナ監督について、
発言時は「激情していた」と語った。

14日に敵地モンテビデオで行なわれたW杯南米予選のウルグアイ戦後、
報道陣に対してわいせつな発言をしたマラドーナ監督。
世界中に放送されたこの問題発言について、
FIFA(国際サッカー連盟)は規律処分にかけるための調査を行なっている。
FIFAの規範によれば、マラドーナ監督には罰金処分と
最低5試合のベンチ入り禁止処分が科される可能性があり、
処分が決まれば本大会での指揮にも影響を及ぼすこととなる。

AFAのウーゴ・パソス弁護士は28日、
AFAがFIFAに対して報告書を提出したと明かし、
「試合前の報道陣との議論から、マラドーナは激情したまま行動していた」と語った。
同監督はメディアによる批判に苦しめられたとして、
発言に関する謝罪を拒否しており、AFAは処分を避けようと動いている。

アルフィオ・バシーレ前監督の辞任を受け、
W杯予選中に就任したマラドーナ監督は、
常に選手やクラブ監督、メディアなどと対立してきた。
2006年W杯ドイツ大会の中心選手で、
バシーレ監督が辞任するまでは今予選も戦っていた
MFファン・ロマン・リケルメは、
マラドーナ監督とは「波長が合わない」として代表から引退している。

また、AFAがテクニカル・ディレクターとして招聘した1986年大会の優勝監督、
カルロス・ビラルド氏との確執も囁かれ、
同氏はマラドーナ監督のサポート役として就任したとみられていたが、
マラドーナ監督はすべて自身が決断を下していると強調。
AFAのフリオ・グロンドーナ会長も、
ビラルド氏は「スーツとネクタイを着用し、ディレクターの位置に留まる」としている。

マラドーナ監督はW杯本大会に向けてスタッフ陣を再構築しており、
すでにチャカリタ・ジュニオルスのフェルナンド・ガンボア監督をコーチとして招聘。
逆にビラルド氏に近いミゲル・アンヘル・ジェメ氏は、
来週の契約満了をもって退任することになった。
チャカリタは現在残留争いをしているため、
ガンボア監督の代表スタッフ起用は
新たな衝突を生むのではないかとみられている。


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