マラドーナ監督「カカの存在はレアル・マドリーに大きな変化をもたらす」
アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督は、
北米遠征を経てようやくチームとして機能し始めた
レアル・マドリーに太鼓判を押した。
同監督は、レアル・マドリーにとってカカの加入が最も大きいと見ているようだ。
「カカの存在はレアル・マドリーに大きな変化をもたらすだろう。
なぜなら彼はチームに別次元のプレーをもたらすからだ」
だが、同監督はレアル・マドリーが今オフに行った大型補強の
あおりを受けて控えに回る機会が多くなっているアルゼンチン代表
ＭＦフェルナンド・ガゴの現状については、
「ガゴほどの選手ならもっと出場機会を与えられるべきだ」と述べ、
同チームの選手起用に苦言を呈した。
マラドーナ監督はまた、ガゴと同じくリーガ・エスパニョーラでプレーする
アルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシとは最近顔を合わせていないことを明かし、
「連絡はしているのだが、メッシと話すより、オバマ米国大統領と話す方が
余程簡単だ」と、冗談まじりに理由を説明した。
その一方で、「彼は充実したプレシーズンを送っていると聞いている」と述べるなど、
メッシの体調に関しては心配していないことを強調した。
現役時代にはナポリでセリエＡを席巻したマラドーナ監督は、
イタリアにも目を向けた。同監督は、「インテルはこれまでのレベルを維持しているが、ミランは戦力低下が否めない」と分析する一方、
ミランのロナウジーニョの復活には淡い期待を寄せた。
「コンディションが戻れば別だが、現時点ではかつてのような
爆発力は望めないだろう。ただ個人的には、彼特有のフェイントをまた見てみたい。
見事復活してくれるといいね。もちろんアルゼンチン戦
（９月５日のワールドカップ南米予選）の後でね」
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