イングランド、スペインらが勝利 フランスはまさかの黒星/W杯予選
現地時間6日、
各地で2010年W杯欧州予選の試合が行なわれ、
イングランドやEURO2008王者スペインら伝統国が順当に勝利を収めた一方、
フランスが敗戦を喫する波乱が起きた。
ファビオ・カペッロ新監督のもとでの初公式戦として注目を集めたイングランドは、
ジョー・コール(チェルシー)の2得点の活躍でアンドラに2対0と勝利した。
このほか、スペインはビリャの決勝弾でボスニア・ヘルツェゴビナに1対0と辛勝、
イタリアもキプロスに苦戦しながらも2対1で競り勝った。
また、ドイツがリヒテンシュタインを6対0、
ポルトガルもマルタを4対0で一蹴した一方、
フランスはオーストリアに1対3とまさかの完敗。
EUROでのグループリーグ敗退を受け、
レイモン・ドメネク監督に対する批判の声が高まっている状況だっただけに、
初戦にして暗雲が立ち込める結果となった。
なお、53カ国が9グループに分かれるW杯欧州予選は、
各組の首位チームが自動的に本大会の出場権を獲得し、
各組2位の成績上位8チームがプレーオフで残り4枠を争う。