秦野市立南中学校の体育館で、全校生徒が参加して「いじめ防止全校集会」が開かれる!!

昨日1月12日(水)の神奈川新聞地域面《県西面に掲載!!》から
『カナロコ・いじめ「ゼロ」へ活発議論、
市立南中学校で全校集会/秦野』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

秦野市緑町の市立南中学校の体育館で、いじめはいけない、
許さないという意識を高めようという
『いじめ防止全校集会』が、全校生徒が参加して行われたそうです。

教育委員や保護者、青少年相談員を交えての話し合いで、
生徒たちも活発に発言をしていますし、学校だけでなく、地域が
一体となって『いじめを撲滅する!』という強い意識、
決意みたいなものを感じます。それだけいじめが深刻で、
なかなか表に出てこない潜在的ないじめも多く、
長く大きな社会問題になっていますからね・・・。

秦野市立南中学校では、2007年4月からいじめ防止に取り組んでいて、
実態調査や防止標語の募集、いじめ撲滅の呼び掛けなどを
1年を通じて実施してきているので、生徒側のいじめに対する意識も
高くなりますよね。学校でのこういった地道な取り組みというのも
『いじめ撲滅』に向けての大切な取り組みですし、
他の学校でも積極的に行っていってほしいです。
いじめがどれだけ悪質、陰湿で良くないことなのか、
生徒も身に染みてわかるでしょうから・・・。

昨年2010年12月5日(日)には
『横浜市教育委員会が、児童・生徒の1人1人の
状況を教諭が把握する調査を全市立学校で開始!!』
として取り上げたように、いじめが原因とされる
子どもの自殺が全国で相次いでいることを受けて、
横浜市教育委員会が、かつて問題を抱えたことのある
児童生徒を中心に1人1人の状況を教諭があらためて
把握する調査『いじめ解決一斉キャンペーン』を、
全市立学校で始めるなど、『いじめ撲滅』に向けての取り組みが、
各地域で続々と行われるようになってきていますが、こういった一連の
取り組みと共に、子どもたち自身にいじめがどれだけ
悪質、陰湿で良くないことなのかを気づかせる
環境づくりもしないといけません。そういった環境づくりを
進める上では、やはり今回の秦野市立南中学校で行われた、
地域の方たちなども参加しての『いじめ防止全校集会』の
ような取り組みは、本当にすごくいいと思いますし、
学校と家庭、地域との風通しもよくなり、いじめの
早期発見、早期解決にもつながりやすくなると思います。

『いじめ撲滅』に向けてすべきこと、出来ることというのは、
これからもドンドン取り組んでいってほしいですし、生徒側も
いろいろアイデアがあれば、学校や家庭、地域に積極的に
働きかけていって良いと思います。