神奈川密着!!地域密着型ブログ・ほしぞらの観える街

神奈川のニュースから社会問題、教育、スポーツ、話題等いろろと取り上げていきたいと思います。現在不定期更新中!

神奈川県内公立学校のいじめ認知件数が前年度比4.8%減も、潜在化し現場の教師も保護者も対応に苦慮!!

2012年09月13日 00時00分00秒 | 神奈川の教育・学校等の取り組み
昨日9月12日(水)の神奈川新聞トップ面&社会面から
『カナロコ・いじめ件数“減少”「潜在化も」、
県内教諭ら対応に苦慮/神奈川』

という気になる記事からです。

神奈川県教育委員会による問題行動等調査で、
神奈川県内公立学校のいじめ認知件数は、
前年度比4.8%減の4,283件となったものの、
認知件数はいじめの実態の一端を
表している
にすぎず、現場の教師や保護者も
対応に苦慮しています。

『いじめ』は表に出ないからこそ『いじめ』であり、
深刻化しているケースがほとんどですからね・・・。
気がついた時に『いじめ』を受けた被害者を
救うことが出来たらそれはそれで良いことですが、
大津市の中学生のように、自殺をするほど
追い込まれていて手遅れになっているいう
ケースが後を絶たないのも現状としてありますからね。
いじめの問題は今に始まったことではなく、
昔からあることで、『大人がいじめの手本』を
見せてしまっている今の社会
ではなかなか
解決の糸口も正直見つからないのでは
ないかと思います。いじめを受けている
被害者を救うためには、現場の教師も保護者も
この社会を見つめ直して正すことが大切なのではと
思います。これはこのブログでも何度も今までも
書いてきていますが。

いじめに関しては8月28日(火)に
『高校生が県政課題を討議する
「かながわハイスクール2012」が開かれ、
いじめ問題や防災対策を議論!!』

として取り上げたように、高校生が
神奈川県政課題を討議する
『かながわハイスクール議会2012』が、
神奈川県議会で開かれ、129人の
“議員”が黒岩祐治知事と向き合い、
いじめ問題や防災対策などについて
議論し、当事者の視点で問題点を
検証し、解決に向けた具体策
を提言するなど
よりいじめが身近なものとして、生徒も受け止めて
何とかしようと動いているのがよく分かります。

『いじめは被害者がいじめと感じたらいじめ』
であり『命を奪う、おびやかす犯罪』だということを
しっかりと大人が子どもに伝えていかないと。
加害者の親が開き直る、いじめの加害者が出している
SOSにも気がつかないといった問題も大きくあり、
1つ1つそれを解決するのは大変な労力もいりますが、
『大人が見せているいじめの手本』というのは
こういった加害者の親がまさにそうであり、
こういった親をしっかりと叱ることのできる、
指導が出来る社会づくり、地域づくりが
今あらためて求められているような気がします。

間違ったこと、危険なことを子どもがしていたら、
それをしっかりと叱る、指導するのが大人の
大切な仕事ですから・・・。


コメントを投稿