昨日12月24日(水)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・就職難、県立高校生の内定取り消しすでに7件/県教委調査』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
神奈川県教育委員会が把握した神奈川県立高校生の内定取り消しは
2007年度はゼロだったものの、今年2008年度はすでに7人に。
《12月18日(木)現在》
大学生も就職は狭き門になり、横浜国立大学では3人が内定を
取り消されたということです。
世界的金融危機に端を発したこの不況で、大企業でも相次いで、従業員の削減、
派遣社員・パート・アルバイトの解雇といった状況ですからね・・・。
この時点で神奈川県立高校の内定取り消しがあっても不思議なことではないですね。
大学生の内定取り消しに関しては、ニュースでもかなり取り上げられていますし、
急な一方的な内定取り消しの影響から、人間不信や鬱《うつ》状態に
なってしまった子も出てきているようなので心配ですね・・・。
これから年が明けて2009年になると、特に高校生は就職活動の動きがさらに
活発になってきまし、まだ内定をもらっていない大学生はさらに追い込みを
かける時期に入ってきますが、この状況下なので、これは高校生も大学生も
内定取り消しや就職が決まらずいわゆる就職浪人というのが、2009年の春は
大幅に増加しそうですね。僕が高校3年のときも不況の波がやってきて、
卒業式直前に内定を取り消された子が数名出て、学校も周囲も大慌てに
なったことがありますが、今回は現時点でこの大混乱なので、卒業シーズンは
もっと大変なことになりそうな気がします。いわゆる派遣切りなどの救済措置も
とられるようになって来ていますが、学校はもちろんのこと、一方的に内定を
取り消した企業、そして何より国は、これから未来の社会を担う、
支える高校生や大学生の救済もしっかりしないといけないと思います。
もちろん、突然の解雇にあってしまっている、今の社会を支えている従業員の
救済もしっかりしないと何も始まりませんが・・・。
アメリカ発の世界的金融危機が招いたこの大不況、足下を見て取り組んでこなかった
国の責任はやはり重いと思いますね。
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