こちらも昨日12月23日(火)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・広告費で作成・配布/厚木市が県内初、行政ガイド来春発行へ』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
厚木市は来年2009年5月、行政サービスや各種手続きの
概要をまとめた行政ガイドブック『市民便利帳』を厚木市から
経費を支出せずに作成・配布するそうです。広告代理店が印刷と
製本、厚木市民への配布を担当し、市民便利帳への広告掲載料で
すべての経費を賄う仕組みになっていて、厚木市行政経営課によると、
神奈川県内で初の試みということです。
これはなかなか面白い試みですね。行政ガイドブック版のフリーマガジン
《フリーペーパー》といった感じでしょうか?昨年2007年4月29日(日)には
『新百合ヶ丘周辺でフリーペーパー発行の「インクルーブ」が、
箱根をテーマに季刊のフリーマガジンを創刊!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、川崎市麻生区の新百合ケ丘周辺でフリーペーパーを
発行している『インクルーブ』が、箱根をテーマにした季刊の
フリーマガジン『ミスモ箱根』を創刊させるなど、フリーマガジン
《フリーペーパー》の刊行はこの世界的金融危機がもたらした不況になる前は
増えつつあり、地域・タウン情報誌や音楽情報誌、グルメ情報誌など
が中心になっていますが、今回の厚木市の行政ガイドブックを市民便利帳への
広告掲載料で すべての経費を賄う仕組みにしたというのは、
自治体・行政の経費の削減という点でも一石を投じることになりそうですね。
厚木市の様子を見つつ、他の自治体でも導入を検討するところがいつ出てきても
おかしくないですね。ただ気にになるのは先にも書いたように、世界的金融危機が
もたらした不況になる前は増加をしていたフリーマガジン《フリーペーパー》は
減少してきていますし、普通の雑誌でさえ休刊、廃刊も相次いでいるということを
考えると、どれだけ広告費で賄えることが出来るのか?ということが
すごく気になるますね。底が見えない不況にありますし・・・。本当に来年2009年5月に
予定通り発行できると良いですが、現在の底の見えない不況を考えるとチョッと不安ですね。
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