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藤沢市内の元小学校教諭が、自閉症の少女と、クラスメートとの交流をまとめた絵本を自費出版!!

2008年02月04日 00時02分00秒 | 神奈川の教育・学校等の取り組み

こちらも昨日2月3日(日)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・元小学校教諭が自閉症少女とクラスメートの交流描く/相模原』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

藤沢市内に在住の元小学校教諭の柴田道子さんが、相模原市内の
小学校で受け持った自閉症の少女と、クラスメートとの交流を
まとめた絵本を自費出版
したそうです。25年前に児童が製作した
紙芝居を基にした“ノンフィクション”
で、1月に相模原市教育委員会を
通じて全小学校74校に寄贈したということです。

絵本のタイトルは『あいちゃんと三十七人のなかまたち』で、
柴田さんが小学校入学から二年間担任した学級の『あいちゃん』
《仮名》が主人公で、予想外のあいちゃんの行動に戸惑いながらも、
次第に気持ちを通い合わせるクラスメートの姿が描かれているということで、
柴田さんが『障害児と向き合う参考になれば』とおっしゃっているように、
これは、障害児、障害者の方とどう接して良いのか分からない方にも
大きく役に立ちそうですね。こういった絵本を自費出版して、
さらに相模原市内の小学校全74校に寄贈するなんて、本当にすばらしいですね。
僕自身、いろんな障害を持っている子と、幼いころから接したり、
また小学校、中学校と同級生にいたこともあり、
それが自然で当たり前のことだと思っていましたが、
《おそらく同級生のほとんどが同じ気持ちだと思います。》
そういう環境になければ、どう接して良いのか分からないというのも
自然なことですからね。1月31日(木)には
『2007年度の神奈川県内の事務所・事業所に勤める障害者の
解雇者数が88人を超える見通しに!!』

として取り上げたように、神奈川県内の事務所・事業所に勤める障害者の
解雇者数が2007年度は88人を超える見通しであることが分かり、会社の
倒産のほか、事業所の移転で通勤が困難になり解雇されるケースが大きい
ようですが、以前から障害者に対する知識と理解、バックアップが
企業・事業所側にも少ない
というのも大きいといわれていますし、
そういった企業や事業所にもこの『あいちゃんと三十七人のなかまたち』
という絵本は、良いお手本になりそうな気がします。
今はもちろん、これからのことも考えて、たくさんの方に
読まれるといいなと思います。希望者への販売も予定されているということですしね。


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