<英語・数学> さくら教育研究所(中学・高校受験・SKREDU)

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神奈川県立希望ケ丘高等学校

2015-03-10 | 日記

■神奈川県立希望ケ丘高等学校

 問題 | 模範解答 

 

■神奈川県立柏陽高等学校

 問題 | 解答用紙 | 模範解答

 

◆中学の基礎しっかり
 大設問5題は昨年と同じ。小設問は2題減って16題となったが、採点単位で数えると20題を超える。記述形式の解答は合計215字、総ページ数も11ページと他校と比べ多く、50分の検査時間を上手に使う、高い処理能力が必要だ。

 問1は「折り紙」の問題。正方形の紙を4つ折りにして、その一部を切り取ったときの模様を考える。“小学6年で学習した線対称の知識・技能”で解けるし、過去の県立中等教育学校適性検査でも似た出題があった。対称な図形という点では、2枚の鏡を通して見たときの文字の変化を問う昨年の出題と共通している。

 問2は「蜃気楼(しんきろう)」がテーマ。中学1・2年の“理科”で学習した光の屈折や天気図の知識をもとに解くが、説明文と複数の資料から“情報を的確につかみ、活用する力”が必要だ。

 問3は、幕末から明治初期にかけての貿易と鉄道をテーマにした問題。この時期の主力輸出品「生糸」や、日本初の鉄道の出発駅「新橋」など、中学2・3年の“社会科の歴史知識”が問われた。

  問4は、西川潤氏の「貧困はいかにつくられるか」を題材に、約2800字の文章から筆者の主張を読み解く。本文の書き抜きや条件作文という、まさに“国語”の問題だった。

  問5では、発展途上国の子どもたちにサッカーボールを寄付する少年をテーマにした、約620語の“英文を読み解く”。本文を読んだ高校生の英文リポートから出題する形式など、昨年とほぼ同じ構成だった。

  問4と問5は途上国の現状と援助がテーマだった。昨年も同様のテーマで大設問2題が出題されたことから、柏陽高校の姿勢がうかがえる。一方、昨年出題された「暗号解読」のような問題はなくなった。したがって、同校の特色検査には、まずは中学校で学習する各教科の基礎をしっかりと身につけ、さらに資料などを活用する応用題に数多くあたることが大切となる。


全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)

2015-03-10 | 日記

 文部科学省は3月6日、平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)に参加する学校数や児童・生徒数(2月20日現在)を公表した。学校は国公私立合わせて30,399校、児童・生徒は小学6年生が約110万4,000人、中学3年生は約112万5,000人が参加する。

 平成27年度の全国学力テストは、全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月21日(火)一斉実施される(5月8日まで後日実施が可能)。小学校、中学校とも、国語と算数(数学)に理科が加わり、3教科で調査。学習意欲や生活習慣などに関する質問紙調査も行われる。

 参加学校数30,399校の内訳は、公立学校29,775校、国立学校155校、私立学校469校。参加率は、公立と国立が100%、私立は小学校52.5%、中学校46.9%となっている。

 参加する児童・生徒数は2月20日現在、小学6年生が約110万4,000人、中学3年生は約112万5,000人。学校を所管する教育委員会としては、全1,813教委が参加する。