本日は「一粒万倍日」だという。この意味は「種籾一粒から一本のイネができ、このイネから万倍もの数のお米が穫れること」らしい。これを引用して、宝くじなどで、購入することをやたらと宣伝している。しかし、何かおかしいのだ。本来は、「何かを始めれば、それが増幅される」という意味なので「何かを始めるのに良い日」と言う意味なのだが、本当に宝くじを買うのに良い日なのだろうか?つまり、くじを購入する行為が増幅されるのだから、購入する行為(負ける行為)が更に万倍になるだけなのだ。実際にこの日に買う人は大勢いるだろうが、当せんするのは、ほんの1人当たるかどうかだろう。だから、一粒万倍日には「宝くじなどは買ってはいけない」=「これから先、負けが万倍になるだけ。」の日なのだ。