有川浩さんの作品は好きで
図書館戦争シリーズ、キケン
3匹のオッサン、などなど読んだ。
特に図書館戦争は岡田くんがカッコいいし、小説版も好き。
阪急電車は、女性の登場人物が多く、
それぞれの事情や性格が織りなすストーリーが阪急電車の中で接点を持ちながら展開していく。
翔子の復讐劇に共感しながらも、どこかで彼女がそれを潔く捨てていかなければならないのも分かる。
捨てていきたい引き出物をしぶしぶ持ち帰ってあげる、大人の振る舞いをしながら、なんとしても手放したい。
ツラい気持ちを吐きだしたい。
大人の悲喜交々。
いろんな乗客とストーリーを乗せた電車の中で新たな展開が始まる。
映画もあるけど、それを見る前にもう一度読み返したい。