Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

山賊の娘ローニャ

2015年02月27日 | 映画/DVD/テレビ番組/本 レビュー


てんちゃんはローニャを見るのが好き。

キリンも一緒に見ているけど、ローニャを見ているてんちゃんは幸せそう。

美しい森、湖、ずんぐり小人、灰色こびと、鳥女。

ローニャとビルクは実際は11~12歳だけど、手足のバランス的に5~6歳なのだ。
だからこそてんちゃんは、ローニャと同じ目線で物語の世界を楽しんでいる。

森や岩をピョンピョン跳びはねて走り、野馬に飛びのるのもまるで自分がそうしているかのように楽しんでいる。

自分も幼い頃「ニルスのふしぎな旅」に夢中になったようにてんちゃんはローニャに夢中。
奇しくも両方ともスウェーデンの児童文学作品である。





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夜市    恒川光太郎

2015年02月27日 | 映画/DVD/テレビ番組/本 レビュー
「夜市」恒川光太郎(角川ホラー文庫)



妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。
小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。
野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。
そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた。

角川文庫「夜市」背表紙より

この短い紹介文に惹かれて本を手に取った。
読みやすい文体で、物語の世界にすっかり引き込まれた。

子どものころ、夜市で弟を売ってしまったが、家にもどると弟はもともと存在しないことになっている。
弟を売ったことを覚えているのは兄本人だけなのだ。だれに責められることもないのだ。
しかし罪悪感にさいなまれ、野球のヒーローとしての自分をも、まったく喜べなくなり、弟を救いにいく。

果たして、弟は・・・

わが家のちびっこ兄弟も、おたがい影響し合い、なくてはならないもう一人なのだ。
そういう意味で二人きょうだいは特別なんだと思う。
とても面白かった。
またこの本におさめられている別の物語「風の古道」も同じくらい魅力的だった。

現世界からうっかり神の道(物の怪の道)に迷い込んだ少年の物語と
そこで出会った案内人の青年レンとの交流とレン自身の物語。
少年はレンに同行し、レンの物語を経験する。


日本の少し湿った空気の中に目に見えない何かの気配や、別の世界の入り口を誰しもがなんとなく肌で感じることがあるだろう。
そこに存在するかもしれないファンタジー。
読んでいる間、不気味ながらも引き込まれてしまう。






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2014-2015.Feb. NASPA 2回目

2015年02月02日 | スキー
今回はお泊まりNASPA。
お風呂、お部屋、食事を存分に楽しみました。


キリンとてんちゃんは、久々のスクール。
小学生はリフトに乗れるけど、幼児クラスは乗れないので、ちょっと物足りない様子でしたが、スキーでエッジを立てて三角を作るのがだいぶ上手になっていました。

二日目は朝から水分の多い雪が吹雪いていて、キリンのゴーグルは曇りまくり。
キリンはテンションダウンで「もう、止める」そうだよね~。曇るゴーグルの不快感はよく分かる。
キリンをレストランで待たせてママとはショップへ。
曇り止めスプレーを何度もしても一時しのぎにしか過ぎないので、ダブルレンズのゴーグルを買っちゃいました。
てんちゃんのはよく見ると最初からダブルレンズ。だからキリンばかり曇っていたのね。
その後、新しいゴーグルで楽しく滑って渋滞を考慮して12時あがり。

お昼は越後湯沢駅の裏の菊新さんでお蕎麦。大名へぎそば 5人前を頼んだらこんなすごいことに!!(゜ロ゜;ノ)ノ
お店でも目立ってました。

NASPAはビュッフェの品数がすごい。
ついつい食べ過ぎてしまいました。

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