醜い動物

人間という動物はものすごい能力を持った生き物だと思う。
現に私の病気も医療の進歩によって救われたわけですからね。
この進歩に導いたのは、どこの誰かは知りませんが私と同じ人間です(笑)


こんなものを発明・発見しました！


企業に属し、ある発明・発見をしたことで企業に莫大な利益をもたらした。
それは私が発明したのだから、それに対する報酬をよこせという訴訟が時々行われている。
発明に対しての報酬を要求する。
理解できる。
が、その企業に属していたからその発明に至った可能性が高い。
それに対して、どれだけの報酬を与えるかは企業が決めればいいと思うし、企業が決めるのが当然だと思う。
しかし、発明者からすれば報道等で「世紀の大発見！」みたいなことを言われると自分の発明・発見がものすごいという気持ちが強くなり「もっとよこせ」となる。
それは欲だろう。
ならば独立してから自分で発表すればよいと思う。
そうこうしているうちに出し抜かれることがあるかもしれませんが。
その企業に属していたからやれたという恩義を忘れて、欲に目がくらむ。
分からなくもない。
私は若いが考え方が戦国時代級に古い(笑)
だから、義理や人情を大切にしたいなと思っている。
病気をしてからは特に強くそう思う。
死んだら終わりですよ。
人間なんて長く生きても１００年ですよ。
人間の命なんて、地球の命に比べれば１時間分くらいにしかなりませんよ。
欲よりももっと大切なものがあると私は思う。

人間てね、非常に優れた動物であると同時に非常に醜い動物なんだよ。
オレはそう思うね。
１００年だよ、たったの。



病気になったことはつらいです。
頭の中に一生爆弾を背負う羽目になりましたからね。
それはそれは悲しいですよ。
完治はしませんから。。。

でも、病気になって良かったとも思っています。
病気になったからこそ気がついたこともありますから。
以前にもまして、心の目が見えるようになったと思っています。
見えなくていい余計なことが見えることもありますけどね。