大人になってから、そういえば、何度も引っ越している。
ニューヨーク留学(往復)、新居購入(片道)、大阪勤務(往復)、
そして、今回は福岡勤務の復路。
昨日は荷物搬出日だった。
最後まで必要だった物の荷造りなどを考えると、
とても朝練には行けないと、早朝から引っ越し荷物の最終チェック。
午前9時、まだ荷物がやや散乱している状態のところ、
エアコン工事の業者が来る。
工事に約一時間。
次は11時に不要品引き取り業者が来る。
今回は東京の自宅へ戻るので、
洗濯機、冷蔵庫、テーブル、こたつなど、
大物は廃棄だ。
こうなることを見越して、そのような大物のほとんどは、この部屋の前居住者からもらい受けたのものなので、
あまり良心は痛まない。本来三年前に捨てられる運命だったのだ。
13時にハウスクリーニング業者が来るので、
コンビニで美味しくない物を買ってきて、
床に置いて食べる。
心が貧しくなる‥
で、時間通りにハウスクリーニング。
男性三人で、色んな薬剤を使用して、まるで新品のようにきれいになった。
次はいよいよ引っ越し業者本体。
予定は16時から18時の間にスタート。
嫌な予感はしていた。
そもそも、段ボール箱が要望通りに揃うまでに三回も来てもらわねばならなかった。一回目は来なかったし、二回目は時間に大幅に遅れた。
18時までに来なかったので、すぐさま業者に電話した。
作業が遅れている、何時になるか不明だという。
確認できるかどうかもわからない、と言って切るので、
担当者の携帯に、外出してもいいかだけでも教えてくれと伝言を残す。
30分後くらいに、22時ころになるという折り返し。
布団もなくなるので、ホテル泊の予定だった。ホテルまではバスで一本だが、徒歩だと二時間くらいかかる。
最終のバス停は22時30分頃に出る。
以前の経験からして、この辺りにはタクシーを呼んだって来てくれない。
その旨を担当者に伝えたら、検討してみます、と。タクシー手配してくれるの?
で、ジムへ行ってひと泳ぎして、お風呂にも入って、
また美味しくないコンビニのご飯。
もう待ちくたびれて、
やっと業者が来たのが23時15分ころ。
しかも本来来るはずだった作業員ではなく、急遽手配した別の人たちだったらしい。
作業完了が24時頃。
そこから、大荷物を持って、フラフラと道に出て、タクシーを呼んでみたが、やはり手配できないとの返事。
部屋に戻ったって、布団もエアコンもない。
歩いているほうが風邪は引かないだろう。
自棄になって歩いていると、向かい側から空車のタクシー!
逆方向だが、慌てて止めて、乗せてもらった。
ホテルに着いたのが25時。
もう朝練は無理なので、普通の時間に起きた。
これからまた自宅に戻って、最後の掃除、ゴミだし、鍵の返還。
そして午後からは仕事と職場から次の職場への荷物の送り出し。
今日の夜の、仲間とのお別れ練習会を楽しみに、もうひと踏ん張りしよう。
後半は、荷物受け取りの顛末を報告するつもりなので、また後日。