中海、尾鷲に続いてひめじ家島OWSに参加した。
天気はいまいちだったけど、海はきれいだし、送迎の船のアレンジもキチンとしていてよい大会だ。
が、5kの制限時間が1時間40分。
海は、状況が色々で、プールで1k20分ペースが余裕でも、ダメなときもある。
私も、普段は100m1分40秒サークルで50本回せるけど、
この制限時間は厳しいと思っていた。
幸い、海水プール状態のコンディションで、最初から最後までぶっ飛ばしたので、
無事1時間21分台でゴールした。
が、疑問に思う。
OWSを盛り上げるには、参加して楽しむ人が増える必要がある。もちろん、泳力が乏しいのに無理に挑戦するのは、事故が起きるのでやめてほしいけど。
私のように仕事しながら加齢に抗い頑張っている人は、
5k2時間なら大丈夫でも、1時間40分だと場合によっては難しいかもね、
と思う人が大多数ではないだろうか。
往復の交通費と時間を考えると、ただ失格と言われるために出場することはあり得ない。
普通に頑張っているおじさんおばさんが参加できない大会を開催することが、
OWSを盛り上げることになるとは、思えない。
身近に感じることができるからこそ、オリンピックなどを狙う選手を応援できる。
疎外されたと感じてしまう競技に興味を持ち続けていられようか。
トップ選手には頑張ってほしいが、私たちも楽しめるような大会が増えるといいと思う。
また、トップ選手が引退後にも活躍できるようにするためには、トップ選手から学びたいとか、OWS競技力を上げたいと思う一般選手の存在が不可欠なはずだ。
サーキットシリーズは、日本水泳連盟の肝煎りなのだから、裾野を広げるという視点で運営してほしいと思う。