せとうちOWS

女子三人の楽しい夕食にすっかり満足して、ぐっすり眠って、爽やかに朝を迎えた。

朝食もまた女子三人で、楽しく、しかしよく噛んでたくさん食べて、よし、完璧。

今回は、五キロ、三キロ、一キロのトリプルエントリー。
もう湘南も終わったのになぜ？癖になっているというか、貧乏性というか。

まずは、五キロ。
一キロの、５周回。
例年、状況が徐々に厳しくなってくるから、早くゴールしたいけど、
そうは言ってもねえ。

ああ、チンクイが。痛いよう。
湘南で、傷めた右肩が完治していないのか、単に弱いのか、
頑張ると痛み始める。
ま、いいか。そんなに頑張らなくても。

五キロは日本選手権トライアルも混じっていて、周回抜かれるし、
二キロも一緒に泳いでいるから、ゆっくりスイマーを抜いたりもする。
二キロの同じ選手を二回追い越したりも。
楽しみかたは、人それぞれ。

五周は長い。
四周で飽きた。
そして、五周めは、わずかな距離の一ブイとニブイの間が永遠に感じられるくらい、厳しくなった。

Mちゃんは、もうゴールしてるんだろうな～、この厳しさも知らず。
のろまなオバサンは、この海の酸いも甘いも噛み分けて。

やっと、ゴールしたら、一時間半くるいだった。
いつもといっしょ。長く感じたのは
堪え性がなくなったせい？

今日はまだ、一キロと三キロがあるね。

岡山入り

しばらくOWSの大会から遠ざかっていたけれど、
明日はせとうちOWS。

ということで、朝スイムのあと、岡山へ。

実は、児島でお買い物をするのをとても楽しみにしていた。
昨年、台風で中止になったときも、泳げないよりジーンズを買えないことのほうが精神的打撃が大きかった。

で、児島へ。

数年前に買ったシャツがとても気に入っているので、
同じ型のものをもう一着。
それから、ジーンズは、
ビンガラ染めにしようか、柿渋染めにしようか、それとも天領のカラーレボリューション、
さんざん迷ったあげく、
普通のブルーのダメージ加工のもので、サイズぴったりのがあったので、それにした。

大満足でホテルについたら、お風呂でガチャピン先生(ニックネーム多分合っていると思う)といつも会う高速スイマーのMさんと夕飯をご一緒する約束をした。

もう行かなきゃ。

ジャパンマスターズ一日目

なぜエントリーしたのか不思議なくらいモチベーションに欠けていたが、
時はやってきてしまった。

無事休暇を取得し、飲み会の後に閉店間際のスポーツクラブに駆け込んでIDも受け取った。

昨日の夜は、9時45分までいつもの長距離系練習会だった。
コーチが私に配慮してくれたようで、
第１のメインは、800×2。
13分10秒と12分55秒。まずまず。
そして、私の泳ぎは珍しいくらい脚が浮いていてキックは空打ちになるので、
プルをメインにしていくように、とアドバイスをもらった。

さて、本番。

スタート練習をしたかったので、
7時30分の開場と同時に入る。
スロースターターなので、
たくさんアップして、
公式スタート練習も、30分全部使った。
で、結局、飛び込むとゴーグルにかなりの確率で水が入って、
とても800m耐えられそうになかったので、
飛び込みはせず、下からスタートすることにした。

そして、私は勘違いしていたことに気付いた。
女子800m自由形は、プログラム一番だ。
だから、女子を全部やってから、男子をやると思い込んでいた。
そうすると、私は8組だけど、余裕で午前中に終わると思い、
小腹をみたす程度の食糧しか持たなかった。

が、実際は、女子の一組、男子の１組、女子の２組、男子の２組と交互に行っていく。
で、女子の８組は15組目‥

小腹満たしの食糧を全部食べて、
大丈夫、私のお腹の燃料タンク、10kでも補給なしでいけるくらいだから、
800mくらいなんてことないさ、と自分に言い聞かせる。

そして、いよいよ。

出たくなかったとはいえ、緊張する。
そういえば、昨日コーチと、12分30秒でいければいいね、と話していたけど、コーチの目は信じていなかった。そりゃあ私は普段の練習ではぱっとしないけど、本番一発タイプなんだから、

いろいろ考えながら、下からまったりスタート。
つい焦ってハイピッチで100m。
まずい、これじゃあ400mのペースだ、と、ターンしてからガクンとピッチを落として、大きなストロークで。
そうそう、キックも頑張らないんだった。

２つ隣のコースの人とほぼ同じペースだ。
私は端のコースだから、彼女のほうがエントリータイムは速い。ついていけば、いいかも。

全部タッチターンで、最後の鐘が鳴ってから、ラストスパート！
もう一度ピッチを上げて、キックをしっかり入れる。
最後の10mは、ノーブレで腕をブンブン振り回して、ゴール！

12分36秒！

12分30秒とまではいかなかったけど、
これでコーチも私が大風呂敷を広げていたわけではないと信じてくれるだろう。
ん？いつもサボっているな、と、サークルがきつくなるだろうか～

燃え尽きた？

２年来の目標であった湘南OWSが何とか完泳で終わり、
練習にやる気が出ない今日この頃。

そもそも、湘南で肩を傷めた。
帰りの新幹線では、シートのひじ掛けに右腕を載せるのに、
少し唸りながらよっこらしょ、というくらい痛みで動かせなかった。
これはまずいのでは？とびびったが、
バンテリンで３日くらいでほぼ復活した。

マラソンのときの経験から、
本命の長距離レースの後は、内臓から疲れていて、１ヶ月くらい何となく調子が出ないだろう、と、
無理に練習しないで、十分に睡眠をとるようにした。
心配していた体重増加もない。

で、燃え尽きたような状態のまま、
気が付いたら、明後日はジャパンマスターズ‥

ああ、なんでそんなのエントリーしたんだろう？？？
競泳なんか嫌いなのに。
私の出る種目などチームで誰も出ないから、一人で行かなきゃいけないのに。
ご褒美の宴会もないのに。
わざわざ休暇までとって。

心身ともに休養とリハビリがまだまだ続きそうだ。

湘南OWS

屈辱の五キロ関門アウトから二年。
長かった。

一年で一番緊張した。
朝から持ち物を何度も確認し、
トイレに何度も行き、
何度も深呼吸した。

会場で、いつものメンバーに出会って、緊張は少しやわらいたが、
スタートするまで、もう目眩がしそうなくらい。

守谷さんは、今日は良いコンディションだと言っていたが、
二年前もそんなことを言っていた。
でも、本当なら、三時間くらいでゴールできるかなあ。

いよいよ、スタート！
人数が多いので、押し合いへし合い。
最初の一キロくらいはバトルで体力を奪われる。
でも、関門につかまるわけにいかないしね。

今回は時計を、持ってもいいので、
500mごとにペースを確認。

三キロ通過は51分くらい。
五キロ通過は一時間35分くらい。

ん？
今日の私、遅い？
でも、五キロでもう右肩が怪しくなってきている。
頑張っていないわけではない。
海のコンディションはそんなによくないのでは。

そこから、500m当たりの所要時間が10分くらいになってきた。
あんまりのんびりしていると、ゴールが間に合わない。
が、肩の痛みからしてここから上げると最後までもたないかも。

練習不足を悔やみながら、
船はまだかな～
ブイはまだかな～

周りに人がいるので、コースアウトの心配はない。

肩は痛いけど、ここまできたら何とかゴールしたいよな、
でもホント痛いな、左も怪しくなってきたよ、
と、ゴーグルの中の目がウルウルしてきたとき。

船、見えた！　
数字は？
「1」！！！

よし、ラストスパート！
樽ブイはどこだ？

アドレナリンで鎮痛？して、
肩を振り回す。つもりが、やはり重い。そんなにペースは上がっていない。
でも、できるだけ、やるよ！

樽ブイをターンして、浜を目指す。
遠いよ。陸に着くのはいつ？

今年は陸で前の人を追い抜いてもいいというので、
やや砂浜ダッシュ。

結果は、3時間19分台。
立派なタイムとはいえないが、
無事にゴールできて、ホッとした。

明日のりんくう、この肩では無理でした。
開催してても棄権してたね、きっと。

帰ったらお風呂にゆっくり浸かって、塗り薬でも、つけておこう。