お母ちゃんのことは、しばらく書かないでおこうと思っていたけど、今、まさちゃんのまわりで、一番に頑張ってる人かもしれないので、ちょっと書くことにした・・・
おとどしの一月、口内にガンが見つかり、今まで、健康そのものだったお母ちゃんが、初めて手術を受けたんよ~
その時の術後は、あまりに調子も良くて、本人も頑張ったから、先生方も、ビックリするくらいの回復ぶりで、元気に退院した
それが、去年の九月にまた、新たに、ガンが、小さいけれど、また口内に見つかって、手術を勧められ
「先生のおっしゃるようにするわ・・・」と元気よく、病院に入院したんよ
先生も前の手術が、あまりにも順調にいったので、今度もそうなると、家族のみんなも思ってた
ところが、術後肺炎を併発して、ちょっと心配なことろまでいき、なかなか炎症反応もよくならなかった
でも、お母ちゃん、辛い毎日をなんとか、頑張って、じゃ、退院は、○○日に~って先生に言ってもらってたのに、今度は胆嚢が、腫れてしまっていることが分かった
やっと、術後のリハビリも始まったころだっただけに、周りの者の方がショックだったよ
その後も、お母ちゃんは、グチも時々は言ってたみたいだけど、ようく頑張って、胆嚢の手術を受けた
そして、やっとこさ、リハビリも再開され
今回、退院を先生に告げられたとき、お母ちゃんは、とっても嬉しそうに「家に帰れる!」って喜んだらしいよ~
そして、クリスマスを過ぎたころ、久々にお母ちゃんは、待ち望んでた自分の家に帰ることが出来た
まさちゃん、家に電話して、お母ちゃんが電話に出てくれたとき、とっても、とっても嬉しかったよ
「やっぱり、自分の家はえぇわ~」お母ちゃんは、しみじみ電話の向こうで、かみしめるように言っていた
ところが、、、その二日後、兄貴から、携帯に着信暦があって、何かな、、、って思ってたらね
「お母ちゃんがな、、、自分でトイレ行くとき、廊下で転んで歩けんようになったんや・・・自動車で連れて行こうかと思ったけど、救急車で病院に連れていったわ」
まさちゃん、これ聞いたとき、ビックリというか、ショックというか、「え~!!なんで、また??」と、救急車で運ばれたお母ちゃんのことが、心配だったし、可哀想で可哀想でならなかったよ
「あんなに、たくさん頑張ったのに、神様って、おいでんのかなぁ~」ってね
その晩は、なかなか眠れなかった
でも、悲しんでても、なんにもならないな、、、お母ちゃんも、頑張ってるんやし・・・と思うと、また頑張ろう!と思えてきたよ
入院して、明くる日、大腿骨骨折の手術やった~
なんと、年に三回目の手術だった、、、
でも、その後も、お母ちゃんは、お陰様で、順調らしい
受験が近づいて、ちょっとあちらには行けない、まさちゃんを気遣って電話でお母ちゃんは、きまって
「心配せんで、えぇよ~お母ちゃんは大丈夫やからな・・・」と言ってくれてる
昨日、お姉さんから手紙が来た
『お母さんは、私達に生きていく上での強さをみせてくれました。自分だったら、こんな辛さや痛みに耐えられないだろうと思うことを乗り越え、時には笑いを回りに与えながら頑張る姿を見せてくれました。本当に偉大ですね。』
どうして、三回も辛い手術を受けて、辛い目に合わなくちゃいけないんだろうと、家族が思う以上に、お母ちゃんも、そう思ってるだろうに、そんなそぶりも見せず、まだ、リハビリに頑張ってる母が、まさちゃんは自慢だよ
お母ちゃん、そうやって、まさちゃん達にいろんなことを教えてくれてるんだよね、ありがとう、お母ちゃん、また頑張るからね~
さぁ、みんなも、お母ちゃんに負けないようにガンバだよ
今日も来てくれたあなた、ありがとうね