金木犀 2018-09-25 20:50:47 | フォト俳句 木犀の 香りのほうへ 襦袢干す 木犀の 香りのほうへ 肌着干す 襦袢は滅多に着ないが、響きも漢字も色っぽい。 お隣の金木犀の開花はまだだ。
彼岸花 2018-09-23 21:54:27 | フォト俳句 冥土へと 手招き照らす 曼珠沙華 子供は総じて彼岸花を怖がる。 夜目に浮かぶ彼岸花は、この世のものではないように見える。 風に揺れる様は妖しい。
はららご 2018-09-22 22:03:05 | フォト俳句 はららごを 食めば恋しい 浪江かな あの地震の前は、毎年文化の日に、浪江町にイクラを食べに行っていた。 取りたてのイクラは、生卵の風味がして、口の中でプチプチと弾けた。 イクラを見るたびに浪江町と請戸川の風景が浮かんでくる。
秋霖 2018-09-21 21:57:06 | フォト俳句 秋霖を 逃れた先にも 雲待てり 晴れなのに フロントガラスに 秋の雨 今年の9月の天気は目まぐるしく変わる。空模様も信用出来ない。 雨が降る前頭痛がする。これは当たる。