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山口 洋子

2014-09-26 20:30:19 | DONKIの本棚
 
  (若い頃の)
 
   山口 洋子って誰? と訝る人も「歌謡曲 噂の女(クールフアイブ)」の作詞者でつい先日77歳の若さで亡くなられた美人の女流作家であるとは耳にされたことがあろう。
 
   当代演歌作曲家の大御所である平尾昌晃氏と組んで数々のヒット曲を飛ばし、1960~1970年代に歌謡曲の黄金時代を築いた。昨今の演歌界のトップをゆく五木寛之が「よこはま たそがれ」でデビュウーしたのもこのご両人のコンビの作品であった。「いちどだけなら」 「千曲川」 など今も歌われる多くの名曲がある。
 
   彼女ははじめ映画女優になるべく東京へ出たが、あまり売れないので転身して、東京銀座にクラブ「姫」を開いた。最盛期にはミスユニバースも抱えるホステス500人という大所帯の銀座でトップのママとなった。芸能人をはじめ文壇、政財界などの知名人の集う著名なサロンである。
 
   一方で文学的才能もあり、1985年度の直木賞も獲っている。題してお得意の「演歌の虫」 「老梅」。筆者もこれ以外の二三の著書を読んだが、文章が平易で読みやすくそれでいて「艶」があり やはり輝ける「女」の文章だなあと思った。
 
   なお最近には昭和初期の日支〔中国)を股にかけた歌姫、風雲児でもあった李紅蘭〔山口 淑子)が亡くなり、その悲しみの消えぬうちの「姫ママ」の若すぎる訃報には胸が痛む、、、、、、、

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