ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

インドネシアのシエラ・ソーテジョは人に教えたくないけど、書かずにいられないボーカリストだ

2015-03-08 20:00:00 | Clube da Esquina
Cravo E Canela performed by Sierra Soetedjo with Toninho Horta

シエラ・ソーテジョ/Sierra Soetedjoは、インドネシアのジャズ歌手で、オーストラリア・パースにあるWAAPA (Western Australia Academy of Performing Arts)で音楽を専攻し、2005年にAdvance Diplomaを取得、2007年にはJazz Performanceの学士号を卒業、2008年からはジャカルタで音楽活動をスタートしている。


母国インドネシアでは有名なジャズ・フェスティバルに参加して着実にジャズ・ボーカリストとしてのキャリアを積み重ねていくのだが、2010年にステージを共にした伝説のピアニストBubi Chenとの邂逅で一躍名前が知られ、トップクラスのミュージシャンと共演の機会が増えていった。

2012年のJAZZ TRAFFIC FESTIVALでは、なんとトニーニョ・オルタ/Toninho Hortaと共にステージに立っている。トニーニョ・オルタ(1948年~)は、ブラジル ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ出身ギタリストで、長年ミルトン・ナシメント/Milton Nascimentoのグループで活躍、近年は日本を始めアジアでも盛んにライブ活動を行っているようだ。世界的に人気の高いギタリスト、パット・メセニーが彼の影響を受けたことは広く知られている。

そのトニーニョ・オルタと共演したJAZZ TRAFFIC FESTIVALで観客を大いに盛り上げた曲のひとつがCravo E Canela (Clove And Cinnamon)だ。私もこの場で盛り上がりたかったなぁ。

コメント
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