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カツオドリ

2014-10-04 | その他探訪記
現在仕事で、小笠原の母島に来て居ます。
9月30日10時の便で東京港。25時間半をかけて10月1日に父島に到着、そのまますぐに通称ハハ丸と呼ばれる母島丸で母島へ。母島に着いたのは、1日の15時45分。30時間近くかかるというわけです。

ハハ丸の楽しいところは、夏から秋にかけてはカツオドリが間近で見られること。そして、冬から春はクジラがみられることなのです。定期船ではありますが、さながら観光船のようです。

今回は、カツオドリの真っ盛りというわけです。


カツオドリ 14‐10‐01 小笠原(母島丸)

なぜカツオドリがよく見られるかというと、今年巣立った若鳥が、船と並翔するからなのです。船が進むと、びっくりして、トビウオが空中を飛んで逃げるのがみられます。そこで、まだ未熟で、エサ取りがうまくない若鳥は、それを狙ってくるということなのです。
撮影するのも、簡単です。
カツオドリはトビウオを追いかけて、空中で、あるいは着水すぐをダイブしてとらえます。うまくいっても、行かなくてもたいがいは、水面上におり、それから、再び船を追ってきます。そして、船の先頭まで達して帆翔するのです。この船に追いつくときは、船とさほど速さが変わらないため、簡単に撮れるというわけです。


カツオドリ 脱糞 14‐10‐01 小笠原(母島丸)

食べれば、自然と脱…。というわけです。時々こんな光景も目にします。気に入らない方は無視してください。

 
カツオドリ 14‐10‐01 小笠原(母島丸)

さてこちらの2枚は…。
カツオドリは、簡単に撮影できるのですが、いつも青い空をバックというだけでは面白くありません。
この2枚は、ちょっと背景を工夫して撮ってみましたが、思ったほどうまくはいきませんでした。
左は、父島のハートロックという、ハート形の岩をバックに、そしてもう一枚は、青空に浮かぶ半月をバックに。
なかなかうまくいきませんね。

台風の影響で、仕事がうまく進みません。余裕があれば、また報告します。