昨日、日比谷公園に行ってきました。
上野公園と、日比谷公園で実施されている東京パークスギャラリーの説明会に出席するためです。これは、「緑の普及啓発の一助となるようなテーマ作品の発表の場」として設けられているものです。1週間ないし2週間単位で、様々な団体にギャラリーとして使わせてくれるというものです。僕も知人から紹介され、このログでも紹介した「どんぐり工房」としてネイチャークラフトの作品で応募させていただきました。
今回はどんぐり工房として、「公園の拾いもの―動物に生まれ変わった木の実たち」というテーマで実施させていただく予定です。展示は、平面の作品という規定になっているため、標本箱のような形態や額縁の中に作品をレイアウトして変わるつもりです。ぜひ遊びに来てください!
ありがたいことに、第一希望通り、8月25日~9月6日に展示させていただけることになりました。日程が迫りましたら、このブログでも改めて紹介させていただきます。
さて、せっかく日比谷まで行くのだからと、カメラを担いで、皇居の桜田濠に立ち寄り、この冬3度目のカモ撮影をしました。その後日比谷公園に行くと…。
大きなレンズを付けたカメラを持った年配の方々が、ぞろぞろと歩いてくるのです。僕はピンときました。どうやらカワセミフリークの方々のようです。カワセミの移動に合わせて、ぞろぞろと付いて歩いているようです。
僕は、その集団に一緒に加わる勇気はありません。それよりも、目の前の石の上にたたずむアオサギにちょっと引かれました。
半逆光の中で、透けた嘴が凛々しく、妙な立体感が感じられます。それでも、誰にもカメラを向けてもらえないので僻んでいるのか、それとも落ち込んでいるのか…、時々頭を振るのを見ると、ため息が出ているのではないかと思えました。
「それなら僕が獲ってやるよ」とひとりごちて、僕はザックからカメラを出し、アオサギをファインダーに捉えました。
石の上にたたずむアオサギ 2014-02-22 日比谷公園
また頭を振り、わずかに嘴を動かしました。本当に何を考えているのでしょう。
僕は、撮った画像を再生して、写り具合を確認しました。
アオサギ:嘴を動かしたのだが…。 2014-02-22 日比谷公園
「おや…。」よく見ると、嘴を動かしていたのは、自分の冠羽(飾り羽)を咥えていたからだったのです。アオサギの冠羽というのは、頭の後ろにある2本の細長い飾り羽のことです。
アオサギの冠羽(上) 2012-02-28 砧公園 冠羽を加えていた(下) 2014-02-22 日比谷公園
なかなか写真を撮ってもらえないので、一生懸命おめかしをしているのでしょうか? それにしても、こういった行動を見るのは、僕は初めてでした。
そろそろ時間だなと思い、移動してゆくと、春を告げる花マンサクが咲いていました。マンサクの名の由来は、春、まず咲く花から、まずさく→マンサクとなったと聞いています。
なんだか嬉しくなり、こちらも「カシャリ!」 目立たない花ですが、この黄色は、確かに春の花のイメージ!
※春はなぜか、黄色い花が多く咲くのです。
よく、「この花、どれが花びら? 一体どうなってるの」と聞かれますが、実は、黄色い細長いのが花びらなのです…。おや! こちらも細長い飾り!
春の訪れを感じさせてくれたマンサク 2014-02-22 日比谷公園
アップで見ると、あずき色の愕片の中に、細長い4枚(本)の花びらが出ているのがわかります。
冬の間、鳥・鳥・鳥とほとんど鳥ばかり見ていたのですが、細長い飾りが、そろそろ班ですよと、鳥から花への切り替わりのサインを送ってくれたような気がしました。
毎年繰り返されるサイクルなのですが、これからは、春の花が中心の散歩が楽しめそうです。ということは、僕にとっては、花粉に苦しむ時期ということになるのですが…。
次にお会いする時は、マスクを掛けてということになっていることでしょう。こちらも毎年繰り返されるサイクルの一環なので!
上野公園と、日比谷公園で実施されている東京パークスギャラリーの説明会に出席するためです。これは、「緑の普及啓発の一助となるようなテーマ作品の発表の場」として設けられているものです。1週間ないし2週間単位で、様々な団体にギャラリーとして使わせてくれるというものです。僕も知人から紹介され、このログでも紹介した「どんぐり工房」としてネイチャークラフトの作品で応募させていただきました。
今回はどんぐり工房として、「公園の拾いもの―動物に生まれ変わった木の実たち」というテーマで実施させていただく予定です。展示は、平面の作品という規定になっているため、標本箱のような形態や額縁の中に作品をレイアウトして変わるつもりです。ぜひ遊びに来てください!
ありがたいことに、第一希望通り、8月25日~9月6日に展示させていただけることになりました。日程が迫りましたら、このブログでも改めて紹介させていただきます。
さて、せっかく日比谷まで行くのだからと、カメラを担いで、皇居の桜田濠に立ち寄り、この冬3度目のカモ撮影をしました。その後日比谷公園に行くと…。
大きなレンズを付けたカメラを持った年配の方々が、ぞろぞろと歩いてくるのです。僕はピンときました。どうやらカワセミフリークの方々のようです。カワセミの移動に合わせて、ぞろぞろと付いて歩いているようです。
僕は、その集団に一緒に加わる勇気はありません。それよりも、目の前の石の上にたたずむアオサギにちょっと引かれました。
半逆光の中で、透けた嘴が凛々しく、妙な立体感が感じられます。それでも、誰にもカメラを向けてもらえないので僻んでいるのか、それとも落ち込んでいるのか…、時々頭を振るのを見ると、ため息が出ているのではないかと思えました。
「それなら僕が獲ってやるよ」とひとりごちて、僕はザックからカメラを出し、アオサギをファインダーに捉えました。
石の上にたたずむアオサギ 2014-02-22 日比谷公園
また頭を振り、わずかに嘴を動かしました。本当に何を考えているのでしょう。
僕は、撮った画像を再生して、写り具合を確認しました。
アオサギ:嘴を動かしたのだが…。 2014-02-22 日比谷公園
「おや…。」よく見ると、嘴を動かしていたのは、自分の冠羽(飾り羽)を咥えていたからだったのです。アオサギの冠羽というのは、頭の後ろにある2本の細長い飾り羽のことです。
アオサギの冠羽(上) 2012-02-28 砧公園 冠羽を加えていた(下) 2014-02-22 日比谷公園
なかなか写真を撮ってもらえないので、一生懸命おめかしをしているのでしょうか? それにしても、こういった行動を見るのは、僕は初めてでした。
そろそろ時間だなと思い、移動してゆくと、春を告げる花マンサクが咲いていました。マンサクの名の由来は、春、まず咲く花から、まずさく→マンサクとなったと聞いています。
なんだか嬉しくなり、こちらも「カシャリ!」 目立たない花ですが、この黄色は、確かに春の花のイメージ!
※春はなぜか、黄色い花が多く咲くのです。
よく、「この花、どれが花びら? 一体どうなってるの」と聞かれますが、実は、黄色い細長いのが花びらなのです…。おや! こちらも細長い飾り!
春の訪れを感じさせてくれたマンサク 2014-02-22 日比谷公園
アップで見ると、あずき色の愕片の中に、細長い4枚(本)の花びらが出ているのがわかります。
冬の間、鳥・鳥・鳥とほとんど鳥ばかり見ていたのですが、細長い飾りが、そろそろ班ですよと、鳥から花への切り替わりのサインを送ってくれたような気がしました。
毎年繰り返されるサイクルなのですが、これからは、春の花が中心の散歩が楽しめそうです。ということは、僕にとっては、花粉に苦しむ時期ということになるのですが…。
次にお会いする時は、マスクを掛けてということになっていることでしょう。こちらも毎年繰り返されるサイクルの一環なので!