逆転・・・②

『・・・・・・』
失点の後の静寂が数秒続き・・・
「ここまでか・・・」
と思ったことも事実ですが、時計を見てまだ１０分以上あることを確認したところで、冷静に次の一手を考えることが出来ました
０－０の状況では、攻めか守りかで迷いがあったのも事実ですが、得点されたら、「攻撃しかない」と、腹をくくり、新たに選手交代で攻撃の意志を示しました

それまでの私の迷いが子供達のプレーにも出ていたのですが、失点を境に、攻撃の内容がガラリと変わりました
練習でやってきたサイド攻撃を、思い出したかのように実践してくれました

今年のチームは、身体の割にはおとなしい子が多く・・・
これまでも、『オレが、オレが』という、積極性を求めていたのですが
なかなか、表には現れませんでした・・・

サイドにつなぎ、積極的にドリブルで仕掛け、センターリングから攻めることは、ここ数週間繰り返し練習していたところです
そんな練習の成果が、試合の中で出せたことは、チームとしても“　力　”がついてきた証拠だと思います
同点弾も、逆転弾も、かっこいいゴールではなかったかもしれませんが、みんなでつないだ、気持ちのこもったゴールだったと思います

試合後、他チームのあるコーチに・・・
『市江の子の、闘志むき出しのプレーは、今の子供達にはなかなか見られないこと』と、お褒めの言葉をいただきました

相手チームも、組織された強いチームでした
ジュニアユースもあるクラブチームで、型のあるチームでした。
そのような強豪チームに、逆転と言う形で勝ったわけですから、今後の自信にもなったことと思います
これからも、楽に勝てるゲームは１つも無いと思います・・・
一日でも長く、このチームで練習を続けていけたら・・・

スポ少チームの意地を見せたいと思います
誰ですか　『スポ少チームじゃないし・・・』と言っているのは・・・

逆転・・・①

『ピッピッ～～～　ハーフタイム』
アッという間に過ぎた、前半２０分・・・
時間が早く過ぎたように感じるときは、“好ゲーム”とよく言われますが・・・

本日は、ミカドＣＵＰ１・２回戦がおこなわれました
私の中では、海部地区選手権のときほどの緊張感も無く、あくまでもチャレンジャーの気持ちで臨みました
「負けて当たり前」ぐらいの気持ちではありましたが、子供達には、『自信を持って戦うように』と、送り出しました

前半の立ち上がりは、単純に相手の裏をとり、ＤＦの能力を観ようと考えていました、７分過ぎくらいからは、落ち着いてボールをつないでいく作戦だったのですが、相手のプレッシャーの中、思うようにサイドにつながらず、単調な攻撃が続いてしまいました
そこで、１トップ２ボランチ（守備的ＭＦ）だったものを２トップ１ボランチにして、もう少し攻撃に人数を増やすことを考えましたが・・・
それが、かえってバランスを崩してしまったようで・・・
我慢の前半でした・・・

後半の立ち上がりも、相手のプレッシャーが強く、サイドを活かしたスピードある攻撃がなかなか出来ませんでした・・・
そんな時間が淡々と過ぎ、相手コーナーキックが続いたとき、“嫌な時間”と感じていました・・・
いつもながら、「セットプレーが勝敗を分ける」と、言い続けていたのですが・・・　痛恨の失点・・・

『まだ、後半８分』