ミカドＣＵＰ⑤・・・

“悔しい～”　
試合が終わって、子供たちの前で出た言葉でした・・・。

大会モードに入っても、なかなか気持ちの盛り上がりが見られない子供たちに、毎日のようにかけた言葉が、『適度な緊張感をもちながら、気持ちを高めていこう』でした。　今までのチームに比べると、表立って、自分たちで気合を高めることの出来るチームではありませんでした・・・。　なんとか、子供たちの気持ちを鼓舞させようと、あの手この手を使ったのですが・・・　
スポーツの良さは、喜怒哀楽を表現できることだと思います。　最近の子は、なかなか感情表現が無く、「子供たちの心をつかみにくい」と言うのが正直なところです・・・。　

そんな中で、大金星となった得点をあげた、“Ｏくん”　彼もなかなか、感情のつかみにくい子で・・・　最近は、ベンチを暖めることも多く・・・　感情はなかなか表に出さないものの、やはり練習は、嘘をつきませんでした　練習では、誰よりも理解が早く、まじめに取り組んでいました。　ここ１番の先発起用に答えてくれるところなど、お父さんそっくりで・・・　そんな子が、活躍して点を取ってくれるなんていうのは、私自身とてもうれしかったです　

次戦も勝っていれば、夜の忘年会には、“牛１頭”テーブルに上る予定だったのに・・・　
１週間前の、あるコーチからの気合の“でこピン”が彼を奮い立たせたのでしょうか・・・