【享楽的な世相と災難】
【司会者】:中國古人對人有一個判斷,尤其是對年輕人,凡是那些貪圖享受的紈褲子弟,一定是沒有志氣、沒有骨氣的。我印象很深,朱鎔基總理曾經有一次給官員題詞,那些官員酒宴、應酬很多,朱總理就寫著「少吃肉,多長骨頭」,我對這個題詞印象很深,也說的是這麼個道理。現在很多人就有理由擔心,這個世界是一個倡導消費、倡導享樂、及時行樂的這麼一個時代,年輕人都是貪圖享受,一代一代年輕人都是這樣。我們國家,咱們說家庭、民族、社會和國家,將來在他們的手裡,他們沒有志氣、沒有骨氣,那這個國家將來要是碰到大的問題、碰到大的災難,誰來支撐這個家庭?誰來支撐這個民族和國家?
中国の古人は人に対する一つの判断があります。特に若者に対して、およそ享楽を貪る世間知らずのどら息子には、決まって気概がなく、気骨がないというものです。私が深く印象に残っているのは、朱鎔基総理がかつて役人に題字を贈ったことです。それらの役人は酒宴や接待が多かったので、朱総理は、「少吃肉,多長骨頭」(肉を少なく食すれば、気骨が養われる)と書きました。私はこの題字が深く印象に残っています。これもまたこの道理です。今の多くの人が貪欲なのには理由があります。この世界は消費を提唱し、享楽を提唱し、時機に投じて享受するという時代です。若者は皆貪欲に享受して、代々若者は皆このようになっています。私たちの国、私たちの家庭、民族、社会と国家は、将来彼らの手の中にあります。彼らに気概がなく、気骨がなければ、その国家が将来大きな問題、大きな災難に遭遇したら、誰がその家庭を支えるのでしょうか?誰がその民族と国家を支えるのでしょうか?
【浄空法師】:這個狀況就跟科學家給我們報告的亞特蘭提斯這個情形非常接近,亞特蘭提斯沉入大海之前,那個地方的居民就是狂妄到極處,狂歡,除這個之外他什麼都不懂。
この状況は科学者が発表しているアトランティスの情況と非常に似通っています。アトランティスが海に沈む前、その土地の住人はこの上なく傲慢で、お祭り騒ぎをすることしか知りませんでした。
【司会者】:狂歡,就是享樂。
お祭り騒ぎ、つまり享楽ということです。
【浄空法師】:對,就是享樂。他什麼都不相信,他不相信老祖宗,他也不相信上帝。所以他的果報,這個道理,佛家講的什麼?業力的感應。那個業力,我們中國人講「惡貫滿盈」,整個大地沉淪下去。我過去在美國就看到未來世界的地圖。
そうです。正に享楽です。その人は何も信じません。ご先祖様を信じません。神様も信じません。ですからその人の果報、この道理を仏家では何というでしょう?業力の感応です。その業力は、私たち中国人は「悪貫満盈」(悪の限りを尽くす)と言います。大地がすべて沈みます。私は昔アメリカで、未来の世界地図を見たことがあります。
【司会者】:美國預言的。
アメリカで予言されたものですね。
【浄空法師】:美國預言的那個地圖,我就買了好幾張,那個地圖要跟現在比,完全不一樣。中國沿海這些省分全都沒有了,日本、台灣、菲律賓,下面的馬來西亞、印尼,幾乎全都沒有了。
アメリカで予言されたあの地図を、私は何枚も購入しました。あの地図は現在と比べて、完全に異なります。中国の沿岸の省は全部なくなっています。日本、台湾、フィリピン、その下のマレーシア、インドネシアは、すべてありません。
【司会者】:用佛法所講的規律來解釋,就是人的貪心太重了。
仏法に説かれる法則を用いて解釈するなら、つまり人の貪欲が重過ぎるということです。
【浄空法師】:沒錯。
その通りです。
【司会者】:貪愛享受,感召來的是水災,能這樣解釋嗎?
享受を貪って、引き寄せられるのは水災であると、このように解釈できるでしょうか?
【浄空法師】:能解釋。你貪瞋痴慢統統都全,所以水災、火山爆發、海嘯、地震、颶風,統統都來了,還帶著瘟疫,你怎麼能受得了!現在飲食成問題了,什麼東西裡頭都有毒,將來飲的水裡頭有毒、空氣裡頭有毒,你怎麼辦,你怎麼活得下去?
解釈できます。あなたに貪瞋痴慢【注】がすべてあるので、水災、火山の爆発、津波、地震、竜巻が起こり、更には疫病をもたらします。どうして耐えられるでしょうか!今の飲食には問題があり、どんな物にも毒があります。将来は飲み水にも、空気中にも毒があるなら、どうすれば良いのでしょうか?どうやって生きていくのでしょうか?
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【注】 貪瞋痴慢(とんじんちまん)・・・・貪は貪欲、瞋は瞋恚(怒り)、痴は愚痴(愚かさ)、慢は傲慢さのこと。貪瞋痴は三毒と言われる。
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【清浄心と慈悲心で健康を保つ】
【司会者】:我們看到佛經上寫,釋迦牟尼佛在三千多年前,就知道今天的人們一定是,四個字,「飲苦食毒」,說的就是現在。
私たちは仏経に見ることができます。釈迦牟尼仏は三千年前、今日の人々が「飲苦食毒」(苦を飲み毒を食らう)ことになると知っていました。正に今のことを言っています。
【浄空法師】:不錯,說的是現在。
その通りです。今のことを言っています。
【司会者】:真是有觀眾看到,比如說新出來的書,叫《民以何食為天》,有人真的是就想請教您老人家,現在吃點什麼能夠安全呢?
本当に視聴者は見ています。例えば新しく出た本は、『民は何の食をもって天と為さん』【注】と言います。ある人は老法師にお教え頂きたいと思っています。今は何を食べれば安全なのでしょうか?
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【注】 『民以何食為天』(民は何の食をもって天と為さん=民は何の食料を拠り所とするのか)・・・・書名。周勍・著。2004年9月、中国の権威ある文学雑誌『報告文学』にトップ記事で掲載された後、中共中央政策研究室の『書刊摘報』に引用され、中国の食品安全環境の改善に積極的な作用をもたらしたという。(「百度百科」より抜粋して翻訳)
題目は、「民以食為天」(民は食をもって天となす=民は食を最も大切なものとする)という『漢書』の言葉をもじっている。
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【浄空法師】:自己種。
自分で植えます。
【司会者】:在城市裡很難。
都会では難しいです。
【浄空法師】:想辦法搬到鄉下去。
何とかして田舎に引っ越します。
【司会者】:佛法很慈悲,老教授您也很慈悲,他確實沒這個條件,有沒有什麼方法能夠化解?
仏法は慈悲深く、老教授もまたとても慈悲深くあられます。その人に本当にその生活条件がないなら、解消する方法は何かないのでしょうか?
【浄空法師】:修清淨心,那是功夫了,清淨心能免疫,慈悲能解毒。
清浄心を修めることです。それは実質的な技量です。清浄心は免疫となり、慈悲心は解毒することができます。
【司会者】:雖然這些食品、蔬菜有化肥、有毒,但是自己不受傷害。
それらの食品、野菜に化学肥料が使われていても、自分は傷つかない。
【浄空法師】:不錯。
その通りです。
【司会者】:前提是清淨和慈悲。
前提は清浄と慈悲。
【浄空法師】:所以阿羅漢以上的,真正有修行的人,一些毒東西到他那裡就變了,好像方程式的排列。
ですから阿羅漢以上の、本当の修行者のところに毒を持って行くと変わってしまいます。方程式の排列のようなものです。
【司会者】:分子排列。
分子の排列。
【浄空法師】:重新改過了,它就重新排列了。
もう一度改めて、新しく排列し直します。
【司会者】:我們看到《高僧傳》裡確實有古大,給他毒酒、給他毒藥,他吃了之後沒事。
私たちは『高僧伝』【注】の中の古(いにしえ)の大徳に見ることができます。高僧に毒酒、毒薬を与えると、飲んでも何ともありません。
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【注】 『高僧伝』(こうそうでん)・・・・高僧の伝記、あるいは列伝を指して言う場合もあるが、固有名詞としては、中国の梁の慧皎(497年-554年)の撰した中国伝来以来、梁代までの高僧の伝記を集めたものを指す。全14巻、519年(天監18年)成立。また「梁高僧伝(梁伝)」ともいう。(ウィキペディアより)
日本における最新の訳本は岩波文庫の青版で、2009年~2010年に全四巻で出版されている。
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【浄空法師】:沒事。
大丈夫です。
【司会者】:就是那個分子結構改變了。
つまりその分子の構成が変わってしまった。
【浄空法師】:不錯,他就解開了。
その通りです。解いてしまいます。
【司会者】:他心的力量可以改變這個。
心の力はこれを変えることができる。
【浄空法師】:不錯,意念,這要真功夫。
その通りです。意念です。これは本当の実質的な技量が要ります。
【司会者】:能量改變物質。
エネルギーは物質を変える。
【浄空法師】:對,不錯,能改變。
そうです。その通りです。変えることができます。
【司会者】:功夫淺的就是可以稍稍的消毒。
実質的な技量が浅ければ、少しだけ消毒できる。
【浄空法師】:對,要真功夫。
そうです。本当の実質的な技量が要ります。
【司会者】:真功夫的前提是要真相信。
本当の実質的な技量の前提は、本当に信じることですね。
【浄空法師】:要真相信,要真修,就是要真放下。
本当に信じ、本当に修めること。つまり本当に放下しなければなりません。
【司会者】:貪瞋痴慢要把它放下。
貪瞋痴慢を放下しなければなりません。
【浄空法師】:不錯,要真放下。
その通りです。本当に放下しなければなりません。
>>>我々の子孫は如何にして心の拠り所を得るのか05/10につづく・・・。
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