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ただ今、松岡和子さん訳「お気に召すまま」(シェイクスピア作)を読んでいます。 何より気になるのは、ジェイクイズの台詞と出番なんだけど・・・
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それにしても、松岡さんの訳って、ほんとにすごい!
これまで読んだことのある、他の方の訳は、どうしても言葉が難しかったり、正直、日本語としてのつながりがどうなの???・・・
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でも、彼女の訳は違う。 言葉が生き生きとしていて、情景が頭の中に広がっていく。あのシェイクスピアがこんなに読みやすく、わかりやすいなんて! そして、彼女の注釈を読むのも楽しい。 シェイクスピアの時代の時代背景や、言葉の使い分けについても、丁寧に解説してくれているから。
高橋洋さん演じる、ジェイクイズの有名な台詞
「この世界すべてが一つの舞台、
人はみな男も女も役者にすぎない・・・」
訳者の松岡和子さんが、注釈で、
「シェイクスピアの全戯曲のなかで最も有名な台詞のひとつ。ほとんどどの作品にも、世界を劇場に、人間を役者になぞらえる台詞がある(たとえば『マクベス』第五幕第五場のいわゆる tomorrow-speech)が、これはその極み」 と書いている。
シェイクスピアがその台詞を預けたジェイクイズを、高橋洋さんが演じる。 それがまたとてつもなく嬉しかったりするんだ・・・
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今、ちょうど半分くらいまで読んだところ。
ジェイクイズの出番は少ない、と聞いていたので、どれくらい少ないのか正直、戦々恐々としていたのだけど・・・ 思っていたより、結構多い~!!
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もちろん「間違いの喜劇」のドローミオや「恋の骨折り損」のビローンに比べたらすごく少ないけど、「あわれ彼女は娼婦」のバーゲットや「タンゴ・冬の終わりに」の重夫ちゃんの姿を見るだけでも私はすごく幸せだったから、間違いなく、この「お気に召すまま」でもいっぱい幸せを感じることができると思う
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ここのところ、心が、夏の「お気に召すまま」と秋の「オセロー」を行ったり来たりしていて忙しい~!(笑) 幸せな忙しさなんだけど
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そして、もちろん戯曲を読みながら、それぞれの登場人物がそれぞれの役者さんの声で、姿で、響いてくるわけで・・・ それがまた最高に楽しい!
ロザリンド:成宮寛貴
オーランドー:小栗旬
前公爵:吉田鋼太郎
タッチストーン:田山涼成
ジェイクイズ:高橋洋
シーリア:月川悠貴
シルヴィアス:大石継太
正式に発表されている方たちは、以上の方々。
他の登場人物は、誰が演じるのかな・・・? 今度の再演が、初見になる私にはまだわかりませんが、すごく楽しみです
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