きらきら☆

いつも心に…俳優・髙橋洋さん♪
大好きで、ずっと応援しています!

本水

2020年02月17日 | 髙橋洋さん
「スーパー歌舞伎Ⅱ 新版オグリ」では、
「本水」といって、本物の水が大量に使われます。
しかも、新橋演舞場では下からだけだった水が、
博多座では上からも滝のように流れています。

最高にかっこよくて、最高に盛り上がって、
最高にわくわくする、大、大、大好きな場面です!!!
第二幕終了後の客席はまさにしばらく興奮冷めやらぬ…といった感じで、
まさに「歓喜」と「興奮」と「感動」に包まれています。

でも、演じる役者さんたちにとっては、とてもとても過酷なシーンだろうな…と。
ましてや、この冬の真っ只中… 
どうぞ怪我をしませんように…
どうぞ風邪をひきませんように… と祈るばかりの気持ちです。


中村隼人さんが地元ラジオに出演されたときに言われていたのですが…
(以下、記憶が曖昧なところも多々で、ことばはこの通り…ではありません。)
「この水、本当に冷たいんです!!」
ラジオパーソナリティーの方に「でも、それをおくびにも出さずに…?」
といったようなことを問われて、
「そうです! あ、でも、稽古の時に、猿之助さんに
『隼人!顔が引きつってるよ!』と言われたことが…(笑)」と。
(思わずかわいいなーと思ってしまいました。)
そして、「サウナの後の水風呂みたいな…?」と言われて、
「そうですね、舞台で体があったまっているところでの水風呂…
でも、自分のタイミングで出られないんです!(笑)」と。

でも、なるほど、そうなのかーと思ったのが、
「お湯の方が風邪をひく…と聞いたことがあります。」
と言われていたこと。
もしできるなら、お湯を出してくれたらいいのにな…と思っていたけれど、
水には水の、ちゃんと理由があるのだろうな…と。


でも、とにかく体に気をつけて、大切にしてほしいです!!
こんなにかっこよくて、こんなに過酷なシーンを、
洋さんや他の出演者の方々が頑張っている…
そう思うと、その一瞬たりとも、一回たりとも見逃したくない…
そのすべてを、全公演を見守りたい…とさえ思ってしまいます。

でも、それは現実的にどうしたって無理なので…
日々心からの祈りを馳せています…

すべての出演者、スタッフの方々、
そして、この舞台に関わってくださるすべての方たち…が、
怪我なく、病気なく、無事舞台を終えることができますように…
感謝と共に、心からの願いです。