シェイクスピア全集 「恋の骨折り損」
小田島雄志 訳 (白水uブックス) より
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そのときご一緒にいらしたもう一人のお仲間は、私の聞き違いでなければ、たしかビローンという名で呼ばれておいででした。
けっして品の悪い冗談は口になさらなかったのですが、それでもあのようにおもしろい人と一時間話をしたことはありません。
あの人の目が知恵に栄養を与えるとでも言いましょうか、なにしろ目が捉えたものはなんでも、それを 材料にして、知恵がおもしろおかしい冗談にしてしまい、さらにそれを観念の通訳である流暢な舌が、みごとなまでに適切で、優雅なことばにして伝えるのです。
そのために、お年寄りは仕事を忘れてあの人の話に耳を傾け、若い人は我を忘れて聞きほれてしまうほどです。
あの人の話しぶりは、それほど楽しく心を奪うものなのです。
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ビローンを演じる、高橋洋さんの姿が目に浮かぶようです。
その存在を心に浮かべたとき、私にとっては、
洋さんの存在そのものが、「楽しく心を奪うもの」
です。
はっ・・・ これって、愛の告白 って、違うか・・・
でも、洋さんのこと、もうほんとに、ものすごく好き。いつからかな・・・ こんなに好きだな~って自覚したの・・・。
「Look at STAR」も、「タンゴ・冬の終わりに」も、そして、まだまだ先だけど、「恋の骨折り損」も、楽しみ! (新宿駅の巨大看板も!)
小田島雄志 訳 (白水uブックス) より
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そのときご一緒にいらしたもう一人のお仲間は、私の聞き違いでなければ、たしかビローンという名で呼ばれておいででした。
けっして品の悪い冗談は口になさらなかったのですが、それでもあのようにおもしろい人と一時間話をしたことはありません。
あの人の目が知恵に栄養を与えるとでも言いましょうか、なにしろ目が捉えたものはなんでも、それを 材料にして、知恵がおもしろおかしい冗談にしてしまい、さらにそれを観念の通訳である流暢な舌が、みごとなまでに適切で、優雅なことばにして伝えるのです。
そのために、お年寄りは仕事を忘れてあの人の話に耳を傾け、若い人は我を忘れて聞きほれてしまうほどです。
あの人の話しぶりは、それほど楽しく心を奪うものなのです。
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ビローンを演じる、高橋洋さんの姿が目に浮かぶようです。
その存在を心に浮かべたとき、私にとっては、
洋さんの存在そのものが、「楽しく心を奪うもの」
です。
はっ・・・ これって、愛の告白 って、違うか・・・
でも、洋さんのこと、もうほんとに、ものすごく好き。いつからかな・・・ こんなに好きだな~って自覚したの・・・。
「Look at STAR」も、「タンゴ・冬の終わりに」も、そして、まだまだ先だけど、「恋の骨折り損」も、楽しみ! (新宿駅の巨大看板も!)