多い頃は月に20冊以上の4コマ誌を買っていたことを思うと、今は隔月販売の1誌を加えても月に5冊だから、ホント「激減」と言っていいくらいの休刊ラッシュではある。ただ、意外というか面白くないのは沢山買っていたころから気に入らなかった下ネタ系の4コマ誌が未だに存続していること(^^:)。あんな、絵も上手いとは言えないような作家連中が集まった、品性というより貧性しか感じられない雑誌が生き残っているのがどうにも猫には謎なのだが…いや、それはともかく。お気に入りの4コマ作品の単行本はなるべく紙媒体で買うようにしているが、正直書いて電子書籍の便利さにも納得しているため、ある程度の量を電子書籍で買ってしまってるから出版社には余計に申し訳ない気も(^^)。言い訳になるが、もう紙媒体では廃版になっているのも少なくないのよ…また、かつて紙媒体で持っててその後に売却したものの、最近になってつい〝懐かしくなって〟再び…という奴とかね(これも既に紙媒体は廃版になっているし)。それにさ、紙媒体だと…嵩張るのよ!おかげで部屋がね…(落涙)
人気雑誌も「休刊ラッシュ」の苦境 出版社の3割超が「赤字」 過去20年で最大、出版不況で低迷脱せず
倒産・廃業も増加傾向続く
全国で書店の減少に歯止めがかからないなか、雑誌や書籍の出版社でも厳しい経営環境が鮮明となっている。2023年度における出版社の業績は「赤字」が36.2%を占め、過去20年で最大となったほか、減益を含めた「業績悪化」の出版社は6割を超えた。出版不況の中で、多くの出版社が苦境に立たされている。 2024年は有名雑誌の休刊・廃刊が相次いだ。月刊芸能誌『ポポロ』をはじめ、女性ファッション誌『JELLY』やアニメ声優誌『声優アニメディア』などが休刊を発表。日本の伝統文化や芸能関係の話題を世界に紹介する国内唯一の英文月刊誌『Eye-Ai』を発刊していたリバーフィールド社は、今年4月に破産となった。購読者の高齢化に加え、若者層では電子書籍の普及やネット専業メディアが台頭し、紙の雑誌・書籍の売り上げは1996年をピークに減少が続いている。
また、「再版制度」で出版物の約4割が売れ残りとして返品されるなど出版社では在庫負担が重い。加えて、物価高の影響で紙代やインク代など印刷コスト、さらには物流コストも上昇が著しく、ますます収益が悪化する悪循環に陥っている。2024年1-8月に発生した出版社の倒産(負債1000万円以上、法的整理)と廃業も、4年ぶりに前年から増加した2023年(65件)と同等のペースで発生し、2024年通年では過去5年間で最多となる可能性がある。 足元では、業界大手書店が返本を減らす取り組みを進めるほか、特色あるテーマや編集スタイルで業績を伸ばす雑誌や出版社もある。一方でヒット本や雑誌の発刊は容易ではなく、出版コストの増加で経営体力が疲弊した中小出版社の休廃刊、倒産や廃業といった淘汰が進むとみられる。
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