スパイスコラム

陸の孤島から、せめて一振りのスパイスを!!

新聞

2024-06-26 06:33:03 | 情報
ファーマータナカの気になる数字「新聞発行部数」。

28,590,486部。

新聞の発行部数と世帯数の推移 】(日本新聞協会) 

御苦労なことである。
梅雨の日の早朝、もちろん雨の日も風の日も朝の4時になると暗闇からスクーターの音が聴こえる。
居候している実家のエリアには10軒程の建売住宅があって、その中で地元地方紙西日本新聞の宅配購読はおそらく2軒である。
一方母は用も無いのにひどい時は朝2~3時から起き出して新聞を待っている(テレビ欄以外どの程度読んでいるかは定かでない)。
玄関の新聞受けから新聞を取り出して居間のテーブルの上に置くのが私の1日の最初の務めである。

改めて新聞に関する情報をいくつか拾っておく。

新聞の1世帯当たり購読部数「半数割れ」の衝撃、AIの偽情報への対抗策が鍵
2000年の新聞の発行部数は約5371万部だったのが、現在は同約2860万部だ。2000年比53%まで激減、23年の1世帯当たりの新聞の発行部数は0.49部となり、初めて0.5部を下回った。(ダイアモンドオンライン)

2023年度「新聞販売店」倒産 過去最多の39件 発行部数の減少に、物価高・人手不足が追い打ち
2023年度(4‐3月)の「新聞販売店」の倒産は39件(前年度比56.0%増)で、1994年度以降の30年間で最多を記録した。(東京商工リサーチ)

新聞は冬の時代から氷河期へ それでも消えない役割と使命
日本ABC協会によると22年上半期の全国紙の発行部数は次の通り。朝日新聞は約430万部、読売新聞は約686万部、毎日新聞は約193万部、日本経済新聞は約175万部、産経新聞は約102万部である。新聞の総発行部数が1年で200万部以上も減っているということは、大きな新聞が1紙ずつ毎年消えていくようなものだ。冬の時代どころか氷河期である。(大阪日日新聞:休刊)

附録:笑えない話
じつは多い、定年後の人生で「大失敗する人」の意外な共通点 なぜ悲劇が起きるのか
図書館における小競り合いを見てみよう。図書館の新聞コーナーは、カブトムシに対するクヌギの樹液のごとく/真夜中の電柱のごとく、高齢者および私を惹きつける。日本中の図書館で観察されていることなのだが、新聞コーナーでは人がひしめき、うごめいて、新聞を奪い合っている。ときどき「おいっ、新聞に折り目をつけるなよっ」などと怒号が飛ぶ。日本の高度経済成長を支えた、図書館に響き渡るほどの日米貿易摩擦的怒号だ。Z世代(2024年現在青春期にある若年層の世代)なんぞとは根性の入り具合/腰の捻り方から違う。この怒号の前に現代の若者など一目散に逃げだしてしまうほどだ。こうして、あっという間にこの「高度経済成長貢献怒鳴り人」は、図書館職員から要チェック対象としてマークされることになる。(現代ビジネス)


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