温泉にて…

　一昨日、昨日と連続休庵日にしてしまった庵主。熱心に来庵してくださる皆さんにはとても申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、昨日に限って言えば不意の休日出勤を命じられ、身も心も疲労してしまった結果、成り行きでそうなってしまいました。

　で、そんな昨日のウサを晴らすべく、今日はとことんまったり休もうと強い決意で臨んだ一日でした。
まず朝は私にしては珍しく８時半まで布団から出ませんでした。以前からご紹介しているように、どんなに疲れていても日曜日は８時前にはほぼ起床する私なので今日は「計画的寝坊」だったのであります。
　ま、その余波で本来あるべき朝食がありませんでしたが…　（※アボジとオモニはさっさと自分らの分を食べて、私の残さずきれいさっぱり状態でくつろいでいました）

　その後、遅めの朝食を自分で作って食べ、さっさと着替えて午前中は何箇所か平日にこなせなかったことをしに出かけ、帰宅後は読書やら冬物衣類の整理整頓とかで時間を過ごし、だいたい３時過ぎに本日のメインであるところの温泉に行ってきました。
　本当は親どもを連れて行ってやってもいいのですが、今朝の仕打ちがあったのであえて声を掛けず自分だけで楽しんできました。

　さて、温泉では日曜日ということもあり、普段ならその時間帯はあまり混雑しないはずなのに随分混んでおりました。
いつものように煩雑でゴミゴミとした空間を極力嫌う庵主にしてみれば、あまり理想的な入湯環境ではなかったのですが、仕方なく入りました。

　今日行ったところは鉄分の多い泉質で、湯上りも特別ホカホカ感が持続する効能があり、冷え性でお悩みの方にはお勧めしたい温泉です。ちなみに庵主や家族はそこがオープンした当初からちょくちょく通っております。

　ところで各温泉にはそれぞれの味があるものですが、それ以上に入浴客の姿などにもいろんな光景が見受けられます。

　例えば…

・（浴場は壁で仕切られている為）大声で会話している熟年以上の夫婦
・湯船の脇辺りでところかまわず寝ている老人
　（その際、枕代わりに備え付けの桶を使用。場合によってはもう一つを下半身を覆うべく使用）
・なぜか「うたせ湯」（滝のように落差のある湯）で合掌したり念仏を唱える人
・サウナ用の水風呂をプール代わりに使用するお子様たち
・明らかに十分熱い湯加減なのに、係りの人に「ぬるいからもっと熱くしろ！」と注文する老人
・湯に浸かる間ずっと数を数えるお子様
・逆にちっとも湯に入らず、バタバタとあちこち走り回るお子様
・ゴボゴボと湧き出るお湯で泡立っている部分に入って「おなら」をわざわざするお子様
・勢いよくシャワーをしてしまい、周りの人にも掛けてしまい迷惑がられる客
・入ってきたかと思ったらあっという間に上がって帰る「カラスの行水」客
・どんなに混雑していてもなぜかそこだけ空いている、体にタトゥーが入っている客の両隣
・いまだにケースに保管され売られている瓶入り飲料（各種牛乳やサイダーなど）

　ざっとこんな感じです。だいたいどこの温泉（銭湯含む）でもありうる光景だと思いますが…

追記：ログテーマからすれば温泉の様子を画像にするとよかったのですが、場所が場所なので撮影自粛しました。替わりに名残惜しい我が地元の紅葉をご覧いただきました。